アメリカの大学の入学オリエンテーション・・Vol.1 |

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2018年 09月 06日
高校と大学の間の幸せな時間~ギャップイヤー カルフォルニアのボーディングスクールを昨年6月の卒業した息子は同じくカルフォルニアのクレアモントにある工科系リベラルアーツの大学に合格していたものの、今流行りのギャップイヤーを1年間とり今年の9月から大学生になりました。 ギャップイヤーとは因みに大学に合格した後、休学するシステムでアメリカでは多くの学生が利用します。1学期間だけ取る子やうちのように1年間取る子も多数。入学前にとるのも一般的ですが、2年生でとるこなどまちまち。入学前にとるメリットとしては、翌年入る学校が決まっているので、大学が始まるまでの間好きなことや興味があることをできるというのでアメリカの学生の間では人気です。(ヨーロッパはどうなのかな?わからない。) ![]() アメリカのトップの大学に入学率は10%前後、さらに競争の激しいアジア人男子だと5%~程度、それも競争は世界中から人が押し寄せています。大学は様々なバックグラウンドの子供と万遍なくとりたいので、裕福な白人女子、アジア系男子は成績もよく親も受験に熱心だったりするために競争は激烈です。 中国・韓国の受験戦争はそのままアメリカにも持ち込まれています。うちの子供もアジア男子枠ですので競争は激烈。そして工科大学の特徴はどこでもインド人男子、中国人男子がとっても多い!数学の天才!みたいな子たちがしのぎを削っています。ちなみにうちのはもちろんそのタイプではなく陽気なカルフォルニアボーイ, カルフォルニアの高校から進学したので友達もいるしまるで高校の延長のようにリラックスムード💧 工科大学なのにリベラルアーツ大学 日本でも最近少し聞くようになってきたでしょうか、リベラルアーツカレッジはアメリカの大学において専門に特化するまえにジェネラルに様々な分野をまんべんなく一通り勉強するということで、学校規模が小さいところも特徴の一つとして上げられ一人一人の生徒に対してきめ細かいケアがされるとうことで人気があります。余談ですが私はICUの出身ですが、30年以上前(💦)日本でリベラルアーツ大学はICUと東大のみだったと当時聞きました。入学は全員教養学部ということですね、いまではずいぶんリベラルアーツの大学日本でも増えたようです。 イギリスの教育制度とは対照的ですが日本やアメリカはいまどちらかというと全人格的教育という方向性がどちらかというと強い気がします。どちらも良い点がありますがどちらに向いているかはその子の個性によると強く感じる今日この頃で、ここは見極めが必要かも。 ICUの時も思いましたが全人格教育を重視するととかく専門分野がボヤけがち、わたしが大学時代は専門は大学院に行って深めると言われましたが、そんな悠長な事いってられるのかと思ったり。一つに突き抜ける、もしくはいっそ職人的に極めるのも一つの道の時もあると思うから。 うちの息子にはリベラルアーツ大学で尚且つ工科大学であるHMCはとてもあっているとおもう。もともとあまり理系・文系どちらかに突出しているというより万遍なく興味もあるタイプで、反対にいきなり専門に特化した工科大学でオタク的に突き抜けた大学だと性格的に厳しいかもしれない。大学選びはほとんど親ははいっていなくて、本人が高校のカウンセラーと相談しながら自分できめたのだが、そのあたりは本人も良く分かっていたような気がする Claremont Colledgesとは? ここHarvey Mudd Collegeは南カルフォルニアのクレアモントにありClaremont Colleges, つまり5つの特色あるリベラルアーツカレッジが徒歩15分程度のところに集まり大学群を形成していまおす。ハーバードなどを抑え2015年フォーブス全米大学ランキング1位にもなった文系・アートに強いPomona大学、政治.経済学で有名なCMC、卒業後の生涯賃金が世界一となった工科大学のHarvey Mudd , そのほか社会学のPiza ,Scriptと5つの大学と2つの大学院で構成されている大学連合のような感じです。1つ1つの大学の規模は小さいが5う総合すると生徒数が約6000人くらい?クレアモント大学間での授業は他学校の生徒も受けられたり、緩く連携することで小規模校の手厚いケアと総合大学の科目数や施設の良さを両方享受できる仕組みになっている。 Harvey Mudd Collegeはその中でも1学年たった200人、教授と生徒の割合は1;15くらいのよう、ポモナにいたっては1対8つまり、1700人の学生に対して教授が200人以上いる計算になります。大学同士がどこも徒歩10分程度の場所にあるのですが、それぞれの大学でまったく雰囲気が違うのが印象的でした。 Harvey Mudd College 芝生のセンターロードを挟んで左右に校舎や寮がある。センターロードどこからでも学校が一望できてしまう。工科大学だしそんなに色気はないが、気持ちがいい空間今年も全米でエンジニアリングの大学No1に選出されています。 因みにこちらは学内にあり学長のお宅?で新入生とその父兄のためのガーデンパーティーがありました。 学長は新学期が始まる前1週間かけて新入生全員の顔写真と名前を覚えるそうで、ここで初顔合わせだったのに息子の顔を見るなりニックネームと日本からきたのね!と話しかけてくれてびっくりした。息子の卒業した高校の校長もそうだったけど、小さいとはいえ800人の生徒の名前を覚えているというのは凄い事だとおもう。 スクールツアーの時から私の憧れの大学。本当に夢のような環境。もし自分が選択でくる環境ならこの大学に入りたいものだ。まるで広々とした公園の中にあるようなキャンパス。建物もクラシックで美しい。息子はこちらで中国語のクラスを1年目にとるらしい、羨ましい。 こちらはとってもモダン、水のなかにガラス張りのラウンジが象徴的に建っているのですが、こちら生徒が寛いだり勉強したりしています。他の建物もモダンでスタイリッシュです。経済学と政治が強く経済学の授業はやはりとても人気で他大学からのエントリーは競争率がとても高いらしい。。そして世界の著名なリーダーが週に4日も講演にきてそのあと生徒と食事をするサロンが開催されているそうです~ビルクリントン元大統領などもゲストに来ている模様。。。もちろん他のクレアモントカレッジの生徒達も参加できる。今年の夏うちに1か月半滞在して東京の会社で息子と一緒にインターンをしていたThacher高校の同級生がこの大学にいます。実はThacherからは全学年あわせるとクレアモントカレッジに今20人程度いてみんなとても仲がよくて楽しくやっているよう Scrips こちらは女子大!そして本当に可愛いキャンパス。実は間違ってはじめHMCの通りを挟んだ対面にあるこちらの学校にいってしまった。まるでスペインとかそういったヨーロッパの街に迷い込んでしまったかのような雰囲気に、リゾートホテルのような天蓋のついたソファーが屋外にあったりしてちょっとびっくり。。そしている生徒の雰囲気も当然といえば当然なのだが工科大学とはまったく違う。なんか華やか! Pizza 社会学が得意な大学らしいです。ISAKの娘の仲良しの男子が100%奨学金をもらってこちらの大学に入学!いってみるとまた他校とは全く雰囲気の違う大学で、サボテンに砂漠というようなコンセプトで作られたキャンパス。なんだか別のリゾート地にきてしまった気分。。今回娘の友達にもあえるとおもっていたのだけれどあまりに予定がびっしりで会えなくて残念! もう十分長くなってしまいましたので続きはVol.2で。 #
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| 2018-09-06 11:00
| 海外大学初心者親のカレッジツアー
2018年 02月 01日
不思議なヨガのご縁でチベットへ・・ ![]() こんにちは、昨年の11月になってしまうのですが、チベットにヨガと呼吸法の旅をしてきましたのでこちらでご報告を。縁あって望月先生という普段はロンドンに住まわれてヨガの指導をされている先生に昨年お目にかかり、日本に帰国されているときにヨガのクラスに参加させていただいていました。一年に一回生徒さんたちと世界各国に行かれていて今年はチベット・ネパールでした。私は前半のチベットだけ参加。 もしかしてチベットには簡単にはいけない? ![]() はい、当初甘くみていました。でも中国の関係もあり許可書の取得なども色々大変でやはり現地に詳しい旅行会社を通して色々な準備が必要でした。首都ラサの標高は約3700mという高地。寒さは無論、空気がとても薄いので高山病の予防薬の処方もしてもらい、珍しく持ち物も3日ほど前からパッキングをして、モンベルに出向きダウンなども買ってみるという私にしては相当に入念に準備で臨みました。 ![]() 空港についたら手足が痺れだす ![]() これか・・!広州で一泊してほぼ2日間かけてついたラサの空港に降り立った途端に手足が痺れだし、ツアーの人達の中には足が重くて早く歩けない!という人もいて、添乗員さんも‘ゆっくり、ゆっくり動いてください!空気普段の2/3ですからちょっと動いただけでも心臓がバクバクしますから深呼吸しながら’といわれていました。ラサでの2^3日寝込んでしまう方もいらっしゃいましたし、半数ぐらいの方が頭痛や気持ち悪さ、特に呼吸の浅くなる寝てる時に起きてしまったりしたようでしたが、何故か私はほとんどなんともなく体内酸素量や心拍数も平地にいるのとほぼ変わらずという感じでびっくり。これは年齢も関係なく体質によるものみたいです。
仏教徒の巡礼の聖地、ラサ ![]() 少し前に半ドキュメンタリー映画「ラサへの道」という映画がありました。チベットの田舎のおじいちゃんが一生のうち1度でいいからラサに巡礼に行きたいという願をかなえるために家族総出で五体投地という体を地面に投げ出しまた立ち上がるというお祈り法をしながら何十キロの道のりをラサまで巡礼するという映画でした ![]() チベットの寺院では本当に巡礼者や地元の人が大勢五体投地でお祈りしてる!それも毎日100回以上お祈りされているお年寄りがいたり、松葉杖をついたり、手をとってもらいながらゆっくりゆっくり巡礼している地方の人とおぼしきお年寄りも大勢います。一族郎党で来ているような人達もたくさんいて色鮮やかな民族衣装を身にまとった子供連れの人達もたくさんいます。 ![]() チベット仏教総本山ジョカン寺 ![]() なんとブッダのお父さんが自ら造ったとされる12歳のブッダ像が奉られるジョカン寺。ブッダ本人も手にしたと伝えられる世界唯一の仏像で全世界仏教徒の聖地、チベット仏教の総本山だそうです。中国政府に抗議して火達磨になったチベット僧の事件もここで起こったということで、荷物チェック、パスポートチェック、時には予約しての名前と身分証明書の照合と公安警察も目を光らせて銃をもって立っているという物々しい雰囲気です。 ![]() ただ広場の中に入ってしまえば、広場から寺院を巡る道を大勢の人が時計回りに巡礼をしていてその道沿いにたくさんのお土産屋さんが立ち並んでいるといういわゆる観光地的な風情もあります。みなさん大体手には「マニ車」という昔の日本のおもちゃの「デンデン太鼓」のようなものをくるくると回しながら進みます。一回転マニ車を回すと1回お経を読んだ功徳があるとか。。。人々が願うのは自分の事ではないそうです。ただひたすら生きとし生けるものの幸せと世界の平和だそうです。そして人々はこの輪廻転生の輪から抜け出して解脱するために必死です。それほどチベットの自然や現状が厳しいということでもありそれを聞くとまた胸が痛くなります ![]() 実ははじめに予定したいた日が大きな会議の前のためだったのかジョカン寺に入れませんでした。しかし旅行者の方が次に日の夕方の閉館後になんとか入れてもらえる手配をしてくれて、一般入場者がまったくいないなか入らせてもらうことができました。巡礼者の方はいるのですが、それでもいつもはぎっしり人がいるという入口広場も私たちだけ。今回こういった事がとっても多かったのです。 ポタラ宮殿は999部屋? ![]() 1959年にダライ・ラマ14世はインドに亡命されて以来当主を失ったポタラ宮殿と夏の宮殿であるノルブリンカ。ノルブリンカの時計はダライラマ14世がチベットを脱出された12時で止まったままだという説明が。中国との関係が緊迫し、多くの国民が安否を気遣う中、逃げる時間を稼ぐために多くの人達が盾となり命を落としたという話もあった。無事脱出されて兎に角ほっとしたそう。 ご存知の通りダライ・ラマは転生による継承を行うので4歳の時に転生を認定されて14世となり、その後徹底したダライ・ラマとしての教育を受け、なんと19歳で、政治、軍事、宗教すべてに最高権力者として君主の座につかれたという。政治と宗教両方の中心であったポタラ宮は今は私達のような観光客やチベット仏教の総本山として信者の方もたくさん訪れます。ダライ・ラマ14世がいらしたらどうだったんだろう。複雑な気持ちになりますね。そしてここには歴代のダライ・ラマの霊塔もあり、その偉業によって大きさが露骨に違います!ダライ・ラマ政権の祖である5世の霊塔が飛びぬけて大きく今でもそのご威光が燦然と輝きます!かと思うと6世は今の歌謡曲の中にもその詩がでてくるほど詩人としては人気があるかたなのですが、恋愛の興じて外に愛人もいたとかで廃位されてしまい霊塔もなかったよう。。 ![]() ![]() とにかく広大な宮殿で空気が薄いなかなるべく息をみださないようにゆっくりゆっくり上まで上がっていくのだけれど、部屋の数は999あるとかで、ダライ・ラマ14世もその数はわからないとおっしゃっていたそう。ポタラ宮からの眺めはそれは美しく、空にはポタラ宮殿の下に流れる河に住むという龍の姿のような雲がみえてとても神秘的な場所でもありました ヤムドク湖の瞑想は一生の宝物 ![]() 今回はカンパラ峠4700m越えをしてターコイズブルーのヤムドク湖3200mでの瞑想を行いました。今回の旅ではホテルでも朝6時からと夕食前の1時間プラーナヨガと瞑想を1時間して、その間は観光にでかけました。そして行く先々でまた寺院の広間やこうした湖で瞑想をしました。ユニクロのダウンなんてとんでもない!とモンベルで脅かされ、山用の重装備ででかけましたが、それでもやはり高度があるし風が冷たくてとても寒いのですが、この湖では陽ざしがあたたかく覚悟していったわりには上着が脱げるほど。 ![]() 瞑想の前には私たちより1時間早くきてくれた現地のスタッフの方がテントを立ててくれてランチを作ってくれました。ネパール料理は実はとっても食べやすく日本人にもなじみがいい味なのですが、ここで食べたネパール料理がこの旅行一番のごちそうでした。 ![]() ![]() 日本に帰ってきて瞑想するときに時々この風景を心の金庫から取り出して眺めることがあるのですが、不思議な事に瞑想時にはとてもありありと湖の色やその時の水辺の石の形や一緒に座っていたみんなの事がとてもリアルに思い出されるのです。そしてなぜかそれを思い出しているとただただ涙がでてきてしまうという本当に美しい場所でした。空気が薄くて太陽が近く、光がまっすぐ刺すように届くこの場所は人々の祈りに満ちた聖地です。やはり理屈ではない特別な地なのだとおもいました。 ![]() 半年前に申し込んだときには本当にいけるのか予定がわからなかったのですが、いざその地に降り立ってみると今回こうしていくことができて本当によかったと改めておもいました。実は広州で乗り継ぎのため行きも帰りも1泊しています。10月にいったマイアミよりずっと近いはずなのに時間はもっとずっとかかりました。そして入国許可書をはじめ、観光場所1つとってもとても個人で気軽に行ける場所でもなく、またもう一度いける機会があるかどうか。。。 ![]() 聖地巡礼・・・・3000m超の高山で、政治的にとても複雑な背景があり、個人でいくには難しい場所に縁あってヨガを通じて知り合った人達とともにこの経験ができた事を今更ながらとても不思議で有難かったなあ・・と今更ながらにしみじみおもっています
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by suiteinstyle
| 2018-02-01 14:23
2017年 11月 22日
月曜日にISAKのParents Associationで’ショクイク’のイベントをやりました!ISAKは全員が寮生活で3食がカフェテリアという子供達の食生活はずっと気になっていました。特に寒い軽井沢では冬は外に出れず運動もなかなか難しくなってくるのでストレスも溜まりがち。栄養バランスをしっかり考えないと心身のバランスも崩れがち。自分でチョイスするビュッフェ形式なので自分自身で意識的に栄養バランスを考える必要があります。 今回はそういった限られた状況の中でもベターなチョイスができる知識と現在の私たちが置かれている食環境について学んでもらおうとこの3か月ほどPAで準備してきました。PAのメンバーでも昨年度からずっとどうしたらいいかと折にふれ話あってきて、とりあえず普段は3食カフェテリアのメニューなのでなにか美味しいものを食べさせてあげたい!という方向で進んできました。 ゲストスピーカーは乳酸菌を飼料に入れる事で安全安心な牛肉とその堆肥から安心安全な野菜作りという循環型の食に取り組む内藤さんと、腸内フローラを整える事で美と健康にというスマートフードに取り組む酒井さん。内藤さんのレストランは乳酸菌ですっかり腸内環境が整い健康になり、抗生物質を一度もうたずに大きくなった牛肉やその健康な牛の栄養たっぷりの堆肥を近所の農家が使って作ったお野菜をつかった料理を提供していますが、今回そのシェフがビーフシチューとパンプキンスープを250名分!作って東京から持ってきてくれました。ちなみにこちらのシェフチームは以前のレストランではわずか半年でミシェランの星をとったという実力の方達。。それをほぼほぼボランティアで参加してくださいました。パンプキンスープはかぼちゃの甘味が強いので塩コショウとオリーブオイルだけで。ビーフシチューは健康に育った牛の美味しい赤身とフォーから全部もちろん手作り。 ’まかない’チーム素晴らしい同時通訳 ISAKのCASプロジェクト’まかない’チームもこの1か月ほど生徒の代表が東京にきてゲストスピーカと内容いついてミーティングしたりスライドを英語に翻訳、また当日の通訳まで大奮闘。ゲストスピーカーがこれが高校生?大学生みたいですね。とみんなびっくり。 ’まかない’チームもCASの一環としてこちらのイベントに取り組んでくれて、酒井さんからはうちにインターンで来てほしい!と言われるくらいの優秀さ。時間がない中素晴らしい働きでキッチンとの交渉もお任せしました。 PAとして今年どうしてもやりたかった事 私もなんの因果か今年はPA会長でこのショクイクのイベントは今年どうしてもやりたいと心に決めていた事だったのですが、初めは生徒から’どうして必要かわからない’とか’’2時間もテスト前なのに時間が取れない’、’PAから生徒への働きかけがなかった’などの声が上がってるとまかないチームから言われこれは一度きちんと説明しなければ、と思い冒頭になぜこのイベントを開いたかを説明させてもらいました。 今回のショクイクの一番の目的は美味しいビーフシチューとベジタリアンの子には美味しんパンプキンスープを食べてもらうということ。Parents AssociationはISAKでは親は自動的に全員加入しているのですが、親が一番嬉しいのは子供達がハッピーでいてくれること。だから美味しい食事を食べてまずハッピーになって欲しい。 そしてせっかくならそれが安心安全な食事でその食事を食べることによって改めて自分自身の健康を考え直す機会になって欲しい。正しい食の知識は一生もの。 そして遠く離れていてもお母さんたちがいつもうるさいと思っていると思うけれど、忙しいとは思うけれど365日のうちの2時間は参加してみてください。 365日24時間親たちはいつも子供達の事を心配しているのだから、という話をしてみました。2時間といったときに’Oh~’という溜息がでましたが・・ そしてディナータイムに夕食の1品として出してもらったビーフシチューとパンプキンスープ。シェフの方々も心配そうに見守っていましたが、みんな大満足!3回も4回も大盛りお変わりしていくこもいて、みんあ美味しい!!と喜んでくれました。ああ。。良かった!ちょっと確かにレクチャーは長かったけど参加してよかったと思ってくれたらいいな。 ショクイクは当然1回で全てがカバーされるわけでもないし、ましてや食生活が急に劇的に改善されるわけではないと思う。そして色々本当に興味をもってもらうためには、少人数でのディスカッションや、実際に手を動かすような参加型にする、またクイズ形式にする?などといった事がイベントの後のまかないチームとの反省会でもあがりました。反省点は数あれど、もうちょっと包括的に年間計画などを立ててやっていく必要があるなあ・・とも。 でも何はともあれPAができて2年目、去年からの目標がとりあえずクリアできてほっとしました。 #
by suiteinstyle
| 2017-11-22 11:42
| インターナショナルスクール概論
2017年 10月 30日
30th東京国際映画際2017オープニングスペシャル’空海’
![]() ![]() 今年30周年となる東京国際映画際が10月25日~11月3日まで開催されています。今回25日に夜行われた華やかな主要キャストのレッドカーペットと翌日26日に行われた日中国交正常化45周年記念事業の目玉作品である「空海 Ku-Kai 」の記者会見に行ってきました! ![]() 今回の東京国際映画際オープニングスペシャルが、仏教界のスーパースター、聖徳太子と並ぶ日本が誇る大天才’空海’が主人公の映画、それも監督は巨匠チェンカイコー氏と聞き、個人的にとても楽しみにしてでいました。 空海には染谷将太、白楽天にはホアン・シュアン ![]() ![]() トップの写真はレッドカーペットの染谷さん、ホアンさん、阿倍仲麻呂役の阿部寛さんに松坂慶子さん。 私は中国大河ドラマが大好きで、中国で大ヒットした’女医明妃伝 雪の日の誓い’の明の7代皇帝をホアンさんが演じていらしゃったので、今回お近くで拝見できて嬉しかったww。中国でも好感度男優No.1にも選ばれているらしいです。 夢枕獏さん原作、構想から17年 空海の役は染谷将太さんが遣唐使として唐に渡った若き大天才の僧侶として、そしてあの楊貴妃の詩長恨歌の作者白楽天を中国の人気俳優のホアン・シュアンさんが演じる。この2人が相棒となり黒猫の奇怪な事件の謎を追うという歴史サスペンスww。獏さんの若い時の作品で中国に取材にゆき構想17年の大作。日本のみならず中国でもベストセラーだそう。 英語のタイトルが’Legend of the Demon Cat' ![]() ![]() 長安の都が蘇る! ![]() ![]() 150億という巨額な総作費用をかけて常時350人のスタッフ、日中の豪華キャストで完全中国ロケという贅沢な映画なわけです。 日中国交正常化45周年記念事業って? ![]() 「さらば、わが愛」や「キリング・ミー・ソフトリー」の中国の巨匠チェンカイコー氏が監督、日本が誇るエンターテイメント作家の夢枕獏氏原作、日中豪華俳優陣出演、おまけに空海のお話で総製作費150億!確かにこれだけでも十分な広告宣伝文句です。 ただ私は初めの思い込みが強すぎて10分間の特別フッテージの上映を見た後映画館に足を運ぶか一瞬迷ったのですが、記者会見に伺ってこれは絶対伺おう!と決意しました。 記者会見には内閣官房副長官の西村康稔さんや中国大使館の方のほかに角川の会長の角川さん、夢枕獏さん、松坂慶子さんなどがいらっしゃいました。 「交流映画上映会」開催まで 今年は日中国交正常化45周年、そして来年が日中平和友好条約締結40周年。随分前からこの空海の映画製作の話はあって角川さんによれが構想10年、製作決定から7年立っているそうです。というのも映画製作における日中間の様々な政治的な問題があったということでここまで時間がかかってしまった。 今回この記念すべき45周年に向けて日中両政府と国際交流基金、また日中両国の映画人が一丸となって文化交流のために、日本と中国の各3都市で交流映画上映会を行うことが決まり、映画「空海」もその象徴的な映画として製作され今年の年末に北京で公開、そして日本では来年2月に公開されることになったそうです。 それぞれの国でお互いの国の映画を上映! 時に難しい問題を抱える日中関係ですが、このようにきちんと真摯に日中両国の文化的交流を通じての相互理解を深めていく努力を、映画事業に関して行われてる事を初めて知り、本当に嬉しく思いました。 映画は現代の遣唐使船! 「空海 Ku-Kai」は まさにそんな日中のハイブリッドな文化交流の象徴的な映画として製作された事を知り、これはそういった意味でも是非映画館に見に行かなくては!と思った次第です。 夢枕獏さんが空海の言葉として 「空しく行きて満ちて帰る」 (日本を立つときは何も持たなかったけれど帰国するときには密教の奥義を持ち帰った) という言葉を紹介されれて「映画は現代の遣唐使船です。それも双方向の。。。」とおっしゃっていましたが本当にそうなればいいなと思います。 中国の映画産業は日本の3倍! 今年の12月には中国3都で日本映画9本が上映される大規模な日本映画際が、来年3月には東京、大阪、名古屋で新たな中国映画が10本公開される中国映画際が開催される予定。そして中国の映画産業は日本の3倍、経済的にもとっても魅力的な市場。 昨年中国にもっていった日本でも大ヒットした「君の名は」はなんと100億円近い興行収益に角川さんも驚いたとか。そして今度日本に来るという中国版ランボーともいわれる大ヒット映画「戦狼2」はなんと興行収益1000億円!!まさに桁違い。。 原作は西村寿行による長編小説『君よ憤怒の河を渉れ』で高倉健さん主演の映画のリメイク『追補 MANHUNT』は44億円を投じて中国で製作されているとのことですがダブル主演で日本からは福山雅治さんが出演。 確かに興行収益を考えれば日本よりずっと製作費もかけられるし、そういった映画に日本人の俳優さんが出演するというのも国際的な活躍の場という意味でも日中の映画を通じた文化交流という意味でもとっても素敵なことだと思います。 日中協力して世界へ ![]() 今回中国人のディレクターの方とお話する機会があり、彼が言っていたのは日本の小説で中国でもベストセラーになっているものがありそういった作品を世界的な中国人俳優に出演依頼をして、日本と中国で撮影しハリウッドに持って行くという企画もあるそう。以前より国際的に活躍する中国人の俳優さんが少なくなっているという危惧もあるそう。ジャッキーチェーンさんやトニーレオンさんとかに続く俳優があまり排出されていないとか。。確かにそういわれてみれば。。 こういった企画で日中双方にとってWin-Winでとってもわくわくするようなお話がどんどん現実化していったら取り巻く世界もどんどん変わっていきそうでとても楽しみ! というわけでその第一歩として是非映画館で「空海 Ku-Kai」観てみましょう! 日本は来年2月公開予定です!
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by suiteinstyle
| 2017-10-30 00:05
| 青井的芸術鑑賞
2017年 10月 21日
ウェルネス+テクノロジー⇒Happy? ![]() 日本に帰ってきたら忙しくてまたアップが遅れてしまった~~備忘録として会期中に書いたことをちょっとだけシェアさせてください。 さて2日目は私もいまとっても関心があるウェルネスとテクノロジー!夜は華やかなガラパーティーだったので写真ちょっといれました~前半ちょっと固い話題ですけど。お付き合い下さい 心の健康も全てデーターで!? 私にとっての心の健康は東洋的瞑想やヨガから入っているので、実践主義です。現代の科学では解決や説明ができない領域も多分に含んでいるのがこの分野です。 でも今回のサミットの切り口はウェルネス産業ですから、当然こういった事柄もいかに科学的エビデンスで効果を証明していくか、またそれをテクノロジーと合わせて事業化するのかという観点が多かったですね。 ホリスティックなアプローチは、数値化できない数字と数字の行間にこそ意味があると考えるというのもあるとおもうのですが、事業化となるとそうもいっていられない訳で東洋的なものを西洋的・科学的尺度で測るというのも必要な事です。 もともとこの「科学的データーがないものは効果が疑わしい」という考え方に抵抗があったのですが、今回のサミットでこれについては、現実社会では東洋的なものであればあるほど、それが全てではないとわかっていつつも、「科学的エビデンスはマスト」だと腹をくくりました Technology of Happiness どの業界もそうなんでしょうけれど、今回のサミットの殆どのセッションでテクノロジーが絡まない話はなかったといえるくらい。 SNSやスマホもどんどんと進化していて、メンタルな面でそれは絆を深めているのか?はたまた孤独を深めているのか?などのディスカッションや、バーチャルリアリティーを使ってのカウンセリングや治療の話、ビットコイン、まったく痛くない安価な採血キット、部屋の空気を清浄してくれるロボットまでもう好きか嫌いかは全く関係なく私達の生活がどんどんと変化するのは間違いなく、それも想像よりずっと早いのも実感。 でもそれが幸せにつながてなければまったく意味はないし、これはなかなか決着もつかなので常に自問自答を繰り返しながら、進むしかなさそう。 私も自分のマインドフルネスのワークショップの時にはスマホのマインドフルネスアプリを紹介したり使ったりします。物足りないけど導入には手軽にみんながいつでもどこでもできるから。 今回自分の仕事の事を考えるとちょっと閃いた事があって、早速東京に帰ったらやってみようとアイデアをメモメモ。 夜はガラパーティー もともとは富裕層向けのSPAサミットから始まっただけあってパーティーはとても華やかでした。 ![]() 実はマイアミに2週間前にロンドンにいたのですがその時も着用したドレスを持参。。というのはロンドンでは忙しすぎてまったく写真を撮る間がなくて、今回も念のため部屋でも自撮り笑
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by suiteinstyle
| 2017-10-21 23:32
| 健康・ウェルネス
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