11月の終わりに・・ |

サンクスギビングがないから10月のハロウィンが終わるといきなり町中がクリスマスになってしまうけれどもそんな狭間のお花をいれてみました。ブラックペッパーとか枯れた蓮とかとの冬色に常緑なゲイラックスのグリーンをあわせて。蓮は葉も花も枯れた実も好きです。泥沼の中から夏の早朝にポン、ポン、と音を立てながら咲く美しい花も葉っぱの上でコロコロと転がっている水も枯れた後の風情もとても神秘的ですよね。本当はテーブル用にもメープルなどの落ち葉の形をしたナプキンリングをアメリカで買ってきたのでセットしようとおもっているうちに昨日が大きなモミの木の販売日。今年は去年よりも枝ぶりも大きさもとってもいいみたいでぐっとハンサムなツリーを選べました!とってもいい香り。いよいよ本格的クリスマスの季節到来しますね~
岡崎ゆみさんのピアノコンサートのリハーサルにお邪魔

25日に今年1番大きいピアノリサイタルということで子供の学校のママ友の岡崎ゆみさんのリハーサルに生かせてもらった。あまりに無防備に行き過ぎてしまった。最近ちょっとクラシックも聞くけれど基本的に門外漢、初めのモーツアルトは普通に聞けたのだけれどもショパンのピアノソナタOp58で不覚にも魂をさらわれてしまった。30年間あたためてあった大好きな曲だということだったのですが、いきなり何処に連れて行かれてしまうのかと。本とかはその世界に行くという自覚もあるし自分で帰ってこれるからいいけれど音楽っていきなり違う世界につれさらわれてしまうしたまに中々帰ってこれなくなったりするから危険ですよね・・・。
本番のリサイタルのお知らせをいれるのを忘れてしまっていた

This is itでも帰ってこれず・・
MJのThis is it・・。ほんとマイケルって改めて天才だったのね・・・と。ブルックシールズが語った言葉として何かで読んだけれど彼女に何度もプロポーズしていたというマイケルに断ったときに「私は普通に結婚して子供も生んで生活していくけれどどこで何をしていようと永遠に私はあなたのものよ」とか(大体こんな趣旨だったと曖昧に記憶してるけど)言ったというのがあったけれど本当にそれがよくわかる。普通に生きてるこの混沌とした時に結構辛い現実世界のすぐ隣にもしかしてあるかもしれないもう一つの世界に一瞬にして彼のステージをみた人全員を連れていってしまう真のアーティスト。彼がいないときは半信半疑だったその世界がステージにでてきた途端全員でそこにいるというマジック。ほんとネバーランドに突然これたようなものだ。そこではマイケルはやっぱりもうPrinceでしかないわけでPrince MJが地球を救おうといっているならみんなで救いましょう!みたいななるもの。そしてちょっと思ったのが歌舞伎の女形にも似てる。中性的でほんとうに観客の視線を熟知していてどの角度からも完璧に作りこまれている、多分小さいころからの色々な蓄積で。隣にどんな共演者が来てもその人が’人間’に見えてしまうほどMJの浮世離れした完璧性に感嘆してしまう。もっと若くてダンスにキレがあるバックダンサー達にも絶対まねできないカリスマ性。あれほどの才能が一人の人間に集結してしまったというのが奇跡だったんだろう。MJの損失はほんとベルサイユ宮殿とかそういった世界遺産一つなくなったぐらい大きかったきがする。色々な才能あるアーティストが今後もでてくるだろうけれどもやっぱりMJの前にも後にもMJはいないんだろうなあ。。。
とちょっといろいろと気持ちをさらわれてしまった11月の終わりでした。
明日からこの間もちょっとご紹介した東京でも1~2を争う本当~に素敵な輸入ファブリックの会社MANAS TRADINGのショールームで久々スイートインスタイルらしい(?)ゴージャスなベッドルーム’極上プライベート空間’を3週間特別展示です~。橘田のインテリアセミナーなどもありますのでまたご案内いたしますね!