Suite in Style
2019-07-23T18:56:19+09:00
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Suite in Style について
Excite Blog
梅垣の美しい帯、伝統と革新@こもものや玖
http://sisblog.exblog.jp/30686336/
2019-06-14T15:40:00+09:00
2019-07-23T18:56:19+09:00
2019-07-09T20:20:26+09:00
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青井的芸術鑑賞
渡辺さんにお誘いいただいて少人数でのお話を伺う貴重な機会でしたが、梅垣社長の真剣な物作りに対する姿勢と、絶えず変化しているからこそ何百年と人々を魅了する伝統のデザインのお話に感銘をうけました。
西陣は500年程の歴史があるそうで応仁の乱で焼け野原になった京都で、ゆるい職人さんの連合だそうで、その技術やアイデアはみんなでシェアしていて誰かが独占的に囲っていたものではないそう。糸を作る、織機、染め、箔、そしてそれぞれの工程ごとに、別々の職人さんがかかわり複合的な産業になってゆき、昭和40年ころには西陣産業は1兆円規模もあったそうで、それは当時のトヨタと同じ規模だったそうです。
プロとプロ、帯屋さんと職人さん
梅垣の社長さんは職人さんではなく、職人さんにデザインや色などの指示をだす所謂今でいうところのコーディネーター。職人さんにはもちろんAランク、Bランク、Cランク・・・と熟練度に応じてあるそうで仕事の仕上がりも違うのは当然で、同じ下絵を見せてもその感性で仕上がりがまったく違うそう。江戸時代の木版画の原画を元にしたお二方の下絵の写しを見せていただきましたが、これが全く違う!もちらん形はプロなので同じなのですが、紐の1本1本の繊維の立体感や陰影の付けかた、まるで別物の絵に見えます。写真だとその違いが分かりにくいので残念なのですが、実物はもう版画と印刷ぐらいちがいます。
たしかにインテリアでもシーツのデザインですら同じ事はよくあって、同じデザイン画を渡しているのに、思った通りの製品を作ってくれる方とどうしてこうなっちゃうの?という出来映えになってしまう方や工場があるので、私も実感としてレベルは違えどよくわかります。
「3%」が分ける傑作と残念な作品
また同じ職人さんでも慣れてきたり気分が載っていなかったりしたら悪気なく、気が抜けることがあるそう。先代の社長は80歳過ぎで今でもお店にでるそうですが、社長を譲らてすぐの時のエピソードで朝送られてきた織りあがった帯をみて、「なんか違う、なんかおかしいわ、職人さんに電話して」といわれたそうで、何がちがうのかな?と、思いながらも職人さんに電話されたそう。
職人さんもそこはプロ、手を抜いたんじゃないか、的なことをいわれて「いつもと同じ通りでれす、手を抜いたとかいわれるのは心外ですわ」ということだったらしいのですが、しばらくして電話がかかってきて「あの後よく考えて思い出したんだけれども、その日は孫が来るっていうので確かにちょっとそれに気をとられていたかもしれない、申し訳ない」とご連絡があったそうです。職人さんといってもこの方は機械で織っているいるもので、若かった梅垣さんがみても違いが分からないレベル、それをやはり何十年もの経験がある先代は、手に取った瞬間にどこがどうというのではないけれど「これは違う」とわかったというこのエピソード。帯をおる職人さんもプロならば、それを扱う帯屋の社長もやはりぷろ。プロとプロの職人魂がぶつかるようなお話ですごいなあ。。。と感じいりました。
そして職人さんと帯屋の社長の関係のお話がもう一つ。手を抜く、抜かないというのは意識しているかしていないかは別にして手が慣れてくるとどうしても起きてしまいがちというのは職人さんの世界にもあるそうです。いかに100%以上の仕事をしてもらうかが自分の仕事だとおっしゃっていました。期日や金額が決まっている以上芸術品を作るように無限には時間も技も投資できないのは当然のこと、でもそれをどうにかいろいろ職人さんと話して交渉しながら最高のものを作ってもらう。傑作といってもそれは職人さんの120%の出来ではなく103%だそうです。すこし手が慣れてしまったかな、というものでも97%の出来。97点でもダメなんですね、でも最高でも103点。本当になんてハイレベルのお話なんでしょう。
伝統の柄の一部を拡大して新たなデザインに。。
この大胆な菊の文様、これは元々は文楽の装束だったそうです。元々は上質な着物は貴族や皇室がきるもので細かい模様のものばかりで一日に数センチしかおれないような高級品、それがだんだんに下の階級におりてきて室町時代?に(この辺が時間がたってちょっと曖昧に。。。)それではやっていられないので、昔の装束の柄を半身に大胆に大きくしたデザインが大流行したそう。そうやって昔の文様が時代によって新しい意匠として受け継がれてきているということです。
西洋でも行われる伝統から革新という手法
ロイヤルコペンハーゲンのこの柄もそうですよね~昔からあるデザインの一部を大きくして大胆にアレンジすることでとってもモダンで伝統に新たな息吹を吹き込む手法ですね。とっても新鮮なのにどこか目にも馴染み懐かしさもあります。
アールヌーボーの原画は日本の意匠?
ご存じアールヌーボーは19世紀末から20世紀初頭に大流行した美術運動ですけれど、今回梅垣社長がお持ちくださった資料にはアールヌーボーの図柄とその元になったと思われる日本の伝統的な文様が資料となっていました。パリ万博などをきっかけにジャポニズムがとても流行り、西洋は今まで見たこともなかった日本の大胆な図柄やまったく異なる遠近法などに夢中になり浮世絵の手法も盛んに取り入れられたのは有名ですけれど、アールヌーボーの草花のデザインが日本の文様を多くモチーフにしていたことを初めて知りました。
目指しているのは100年200年残っていくもの
梅垣社長自身「私ははまったく自分で手を動かして物を作ることはできないし、自分で新しいデザインをつくってそれが100年200年残るなんてことはとてもできないし、そんな才能もありません。でもここにもう何百年と残ってきたデザインがあるんですわ。やっぱりずっと残ってきたものには力がある。それをそのまま使うのではなくそれを今の時代に合わせてアレンジしていくことが大事。ここまで残ってきたデザイン、意匠だからあと100年や200年はやっぱり残るんちゃうかな、とおもいますわ。それが自分が目指すもの」ちょっとところどころ、梅垣社長のはんなりした京ことばの口調を思い出して書いてしまいましたが、東京語と混じって不自然かもです(汗)が京都ってやっぱりすごいな、と再認識しました。
「京」=「比類なきもの」という意味
「京」という言葉はもともと比類なき、最上級のもの、という意味だったそうです。それぐらいの伝統と洗練があってプライドもあるんですね。ずっと変わり続けることで最高級であろうとする伝統だからこそ、こんなにも人々を魅了し、何百年単位で物事を考えられるのでしょうね。今の時代はなかなか伝統産業に厳しい時代ですけれど、この美の蓄積は形を変えて受け継がれていくものと確信しました。
こちらは京都の亀末廣の茶室に見立て杉の箱にはいった「四畳半」というお菓子だそう。問屋さんの方がお土産にこの日もってきてくださったもの。なんという愛らしさ!お本当につくづく感心してしまいました四畳半に見立てた箱に季節の可憐なお花がぎっしり。私はアジサイを真っ先にいただいてしまいました。本当に小さなこれは東京には売っていないような気がします。「比類なき」京の冠に偽りなしですね
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The Upper House in 香港
http://sisblog.exblog.jp/30632567/
2019-06-06T20:55:00+09:00
2019-06-06T20:55:35+09:00
2019-06-06T20:55:35+09:00
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ホテル・素敵なお家
かねがね噂には聞いていた香港で人気のこちらのホテル。前回レストランにだけよったのですが素敵だったので今回は宿泊。一言でいうと近頃のラグジュアリーの気分をギュッと凝縮させたホテルでした。これ見よがしではなくてナチュラルな上質さ。必要なもの必要じゃない物を独自の基準できっちりとメリハリつけて取捨選択している感じ。サービスは徹底的にアットホーム、部屋はまさに自分の家にいるかのように落ち着ける。実は今回はお仕事で2泊の予定でいったのですが、とっても気に入ってしまって、もう1泊土曜日プライベートに1泊延長しました。
香港生まれのインテリアデザイナーのアンドレーフーさんの徹底的な細部にわたっての完成度が高いです。香港島サイドにありセントラルにもすぐでとっても便利な場所にあり、レセプションは1Fの車寄せにある小さなデスク1つだけ。ベルデスクと共用になっているぐらいここはシンプル。
上層階のほうがお部屋とレストランになっていますがエレベーターホールでエレベーターが来たことを知らせる音が瞑想などに使うシンキングボールの音になっていてしょっぱなから妙にテンションが上がってしまいました(笑)
バスルームがとっても良い!
1段上がったバスルームが明るくて広いのは気持ちがいいですね。あとこのタオルハンバーにかかったタオルがふかふかなのもバスマットが大きくて真っ白なのもポイント高い
扉のないシャワールーム
扉があるの面倒なのでないのはわかっていらっしゃる。頭上からのシャワーと床のスリットがはいって水が流れる仕組みが美しい。お掃除大変そう
モダンクラシックなお部屋は立体的
部屋は80平米からですので広々しています。ベッドサイドのテーブルやデスク回りのインテリアも本当に細部まで行き届いています。
最近日本にはないサイドテーブル
特に気に入ったのがこちらベッドサイドテーブル。作り付け家具としてつくられていますが、日本はみんな最近華奢なデザインのものしか見当たらないのでこういったシンプルである程度ボリュームがあるものが好きな私としては嬉しい。
もデスクに組み込まれているデザイン。
コーヒーセットにカトラリーも美しい
ワインセラーもある
クローゼットの配置がいい!
クローゼットとメイクデスクがお部屋になってるのが、これまた使いやすい動線ですよね。こちらにスーツケースも置けるのでベッドルームが乱雑にならないのもいいですね。ちゃんと、シューキーパーが女性用男性用と置いてありました。
パウダールームは・・
バスルームとシャワールームが明るく窓際に位置していて、それを仕切るようなダブルシンクがありますが、完全が壁ではなくミラーの脇からはバスルームがみえるようになっているので明るいし、パウダールームの配置にも間取りの上手さがうかがえます。
因みにこちらのアメニティは・・
ジムの様子
ジムのほかにも朝ヨガをやっている曜日もあって私も参加しました。ただちょっと外なので香港は朝でも暑いです
レストランでジュリアロバーツに遭遇!
朝食をとっているとなんとジュリアロバーツがいました!!!これはプルティーウーマン世代の私はすごくうれしかったです。ほぼすっぴんでしたがナチュラルな美しさはスクリーンのまま!回りの方が見ていたので気が付きました。
というわけで香港のThe Upper House Hotel、すっかり気に入ってしまいまして写真ばかりになってしまいました。お勧めです!
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1日1組限定、軽井沢のこだわりイタリアンに。。
http://sisblog.exblog.jp/30582402/
2019-05-06T14:38:00+09:00
2019-05-07T14:34:43+09:00
2019-05-07T14:24:31+09:00
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健康・ウェルネス
軽井沢駅についたらタクシーに’小林シェフのレストラン’といえば着くから。。’と言われて伺った春浅い軽井沢。いつも予約の取り難いレストランの予約をしてくれて、お誘いくださるとっても有り難い友人はISAKのママ友。ママ友数名でこうやって時々時間を合わせて食事に行きますが、今回は軽井沢のFoglonlina della Porta Fortuna≪フォリオリーナデッラ・ポルタ・フォルトゥーナ≫という食べログでの評価が日本一のイタリアンだそう。
お誘いいただいたときには、いま仕事が少々忙しくてさすがに夕食のためだけに軽井沢までいくのは無理だわ、残念だけど今回はお休みということで一度あきらめたのですが、一緒に行く友人の1人が「理香さん、本当にここは美味しいから一度来てみて、全然ちがうから・・」というので珍しくものすごく悩んだ末お伺いさせていただうたのが2か月前の予約のおはなし
昨今のレストラン予約狂想曲
本当に最近の人気レストランの予約ができないぶりはすさまじい。。都内のレストランも人気店は年に1回の予約受付で予約できる日付はさらに1年後というお店もあるし、常連さんが行ったときに次の予約を取られるだけどほぼほぼ埋まってしまうので新規の予約がほとんど入らないとか、2か月に1度月初に次の2か月の予約ができるというので朝から電話をかけまくりやっと予約を取った、それレストラン予約専用のPCを買った、など回りでの白熱ぶりもすごい。そして必ずそういったレストランに最近外国人の方が一人で来ている、というのにもお目にかかる。日本のレストランはそれほど人気で、その方たちは海外からこのややクレージーに白熱したレースに参戦されているらしい。コンシェルジュなどそういった予約をとるシステムもあるのかもしれないけれど。。
友人のお父様が目黒にあったときから大好きでもう何十年と小林シェフのイタリアンに通っているということで今回はそのご縁で。
基本的にそれほど前に予定が決められないのと、食べたいとおもったときに気持よいレストランで美味しく食べられたらそれぐらいでいいや、とのんびり思っている私はこの凄まじい状況にただただ驚いてしまうが、たまにこうやってそういうレストランを次々と開拓し、難関のの予約を勝ち取ってくれる友人からお誘いいただいた時にうまく予定があえば有り難く参加させていただいている。
閑話休題、そしてこちらのレストラン、なにせ一日一組だから開始する時間はこちらで自由に決めていいらしい。
この日は5時からスタート。小林シェフと奥様ともう一人の3人でやっていらっしゃってお出迎えからとってもにこやか。4月の軽井沢にしてはとっても暖かい一日でした。
お部屋には暖炉があってこの暖炉がついているときはマックス4人(暖炉のそばがあついから)、これくらいになって暖炉をつけないとマックス6人までいけるそうです。
あまり私は飲めないのですが、お友達たち合わせてワインのマッチングをお願いしました。しかしここからのレポートはすごくあやふや。。
お料理の説明がなめらかすぎて紙の上で再現できない。。
小林シェフからのご説明が一品一品のお料理から合わせたワインまで戸板に水のようになめらかで、心地よいクラシックの音楽を聴いているよう。朝から、もしかしたら時には何日も前から1組のために食材をフランスから取り寄せ、吟味して1つのお料理になるまでに蒸したり、焼いたり、こしたりともうそれは手間暇と愛情をかけて作られたお料理。
今思い出して書いてみようとおもったのですが、時間がたってしまっていてどれもはっきりしないので珍しく動画を。。
予約をしてくれた友人はお父様が目黒にレストランがあったときからのファンだそうで、丸の内にも一時お店があったようです。今は軽井沢にすべて移されてこちらでい日に一組限定のレストランを奥様とやっていらっしゃるというお話でした。
夏の時期のビュッフェはお庭にテーブルをいくつか出されてそちらは1組ではなくテーブルの席数の人数の方が昼から夕方までワインやシャンパンを片手にみなさんでわいわいと緑のお庭で楽しく食事をされるとのこと。夏の軽井沢で外で美味しい食事をみんなでワイワイ、それは正しい夏の休日ですね。
非日常を体験するための1時間
「どうして軽井沢に移られたのですか」と小林シェフに伺ってみました。「東京だと異空間での食してもらおうとおもっても、どうしても窓1枚隔てたむこう側に車が通っていたりするとそれが難しい。それと東京だと1年が30人のお客様で埋まってしまうから。。。」とおっしゃっていました。なるほど。。常連さんだけで1年間予約が埋まってしまうのですね!軽井沢だと新幹線で1時間ちょっと、タクシーにのって15分程度で非日常の空間に来れてしまいます。緑の中にたたずむレストランの入り口にシェフが立ってお出迎えしてくれるだけで、まさにさっきまでとは切り離された空間で特別な時間を楽しめますね。
それにしても年間30人の顧客で回ってしまうレストラン。。。本当に最近予約がなかなか取れないレストランが多いのはこういうことですね。人気レストランの予約をするためには、2~3か月後の次回の予約を食事をしたそのあとにとっていくという感じ
息子さんのスキーの大会の時には週末の営業をお休みされて大会についていくんだ、と楽しそうにお話されていました。
軽井沢に移ってもまだまだ回りでは予約の狂想曲が続いているようですが、ご本人は豊かな自然の中本当に作りたいものをじっくり1人1人のお客様の顔の見えるところで思う存分つくってのおもてなし。お料理も見た目の華やかさとかとは全く違うかんじなんですね。品数もこれでもかってでてくることもない。小林シェフの豊かな人生が反映されているんですね。そんな特別な食をいただけ今回私もとっても幸せでした。
夕食だけ食べに東京から1時間で非日常の空間、そしてまた1時間で東京。作る方も食べる方も真剣な、幻のような一夜でした。
ご興味のあるかたのために今回のメニュー
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香港のオススメのホテル!ザ ランガム ホテル
http://sisblog.exblog.jp/30060827/
2018-09-17T00:16:00+09:00
2018-09-21T16:07:20+09:00
2018-09-21T16:03:22+09:00
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ホテル・素敵なお家
必要十分なものがコンパクトにある心地よさ
こんにちは、先週香港に数日行っていたのですが、今回泊まってみたザ ランガム ホテルがとってもバランスが良くて感心してしまったのでご紹介。
今回条件として九龍サイドで便が良く、大学のオリエンテーションに参加する目的でしたので、実質的で金額的にもほどほどの所にしようと思いトリップアドバイザーに条件をいれて検索したところこちらが目に留まりました。口コミが満遍なく良かったのと写真でピンと来るものがあり3泊してみたのですが大正解!
ここ1-2年のあいだににペニンシュラ、マンダリン、フォーシーズンズなどに泊まってみたのですがもちろんどちら良いし、特にペニンシュラは大好きですが、なにか必要十分なバランスのよいホテルで日常的にとなるとこちらが便利。一応5つ星ですが主張が控え目でエレガント。
私はあまり大きすぎないホテルで部屋の動線やインテリアなどバランスが良いなあ!わかってるな!と感じるホテルが時々あってそれに当たると凄く嬉しくなってしまうのです。インテリアはモダンでもクラシックでも良くて、規模も小さめから大きいのまであるのですが、この方(作ったかた?)とは分かり合える!と自分が共感できてツボを押さえてるホテルは超豪華とか奇をてらってるとかでなくても、心地よく過ごせてファンになります。
お部屋は普通だけど動線が良い!
見た通り部屋は極めて普通なのですがトランクを置ける台の位置や少し斜めに置かれたデスク、バスタブとシャワールームの位置関係やバスルームなどの使い勝手や充電できるコンセントの位置とかも使い勝手がいいんですね。少し難をあげるとすればタオルの位置。フェイスタオルが低すぎるのとなぜかハンドタオルがバスタブの右奥棚に置かれていて、これをもうちょっとどうにかしていただけるといいのになあ。と思いました。Rのデザインの洗面台やバスタブなので幅の関係で場所が確保できなかったんでしょうけれど。
スタッフのサービスも良かったですし、このすこし控えめな必要な分だけ十分ある、過剰感がない上品さがとても気に入りました。このミニバーやドロワーの上品な皮の色合いや取っ手の感じの使い勝手もいいし、がばっと手前に大きく開き扉になっているクローゼットもよかったです。このタイプだとクローゼットは絶対引き戸にしそうなものだけれど、動線てきに開けられるものなら手前に大きく開いたほうが片方の扉を寄せたりする引き戸よりストレスがない。
ピンクの隠れアクセントが可愛い!
この通り部屋もホテルのクラシックは色あいなんですけれど、いい色合いのピンクがホテル全体のアクセントカラーになっていてそれもとっても好感がもてました。部屋のミネラルウォーターのラベル、部屋の文房具関係だったり、綺麗なブックエンド風に収まったルームサービスや施設案内のバインダー、ピンクのモザイク風ボールペン、裏紙だけピンクになっている封筒、クローゼットの中の女性用ハンガー、朝食ビュッフェの横におもち帰りできるコーヒーがあるのですがそのカップばピンクだけはピンクだったり、ちょっとしたところがこのピンクなんですね。やろうと思えばもっとピンクにできるとおもうのですが、このちょっとしたピンク使いが可愛いなと。。
1階ロビー横のお土産コーナーもあまり主張せず控えめなコーナーなのですが、中を覗くとピンクに統一したディスプレイ
ピローの香りが選べます!
シーツや寝心地は私は職業柄うるさいです笑。特に今回よかったのがさり気なくピローの香りが選べるところ。ラベンダーや、レモングラス、グリーンティーなどがありました。私はレモングラスをお願するとすぐに持ってきていただけました。この香りあまり強すぎても眠りを妨げそうですが、ほのかに香る具合がとってもグッド!
ジムとプールが明るくて良い!
朝ヨガをやりたかったのでジムに行きましたが、良いホテルでもジムが地下にあって窓がなかったりすると冷房をガンガンきかせ、空気の通りも悪くてがっかりしてしまうのですが、こちらはそれほど広くないのですが屋上階に2F構成になっているジムでマシーンやストレッチエリアもプールが見える窓際にあってとっても気持ちがよかったです。24時間あいていて有人なのも◎。なんとなく早朝や夜中にジムにいってだれもいないのも不安なもの。気持ちよくヨガをやったあとは珍しくプールに。。
プールも早朝だったので人がまったくいなかったので独り占め状態。ホテル宿泊客だけの大人のプール。マンダリンのホテルが季節もあったのでしょうが騒がしく、あまり清潔な感じもしなくてがっかりしたので、こちらの清潔な感じも好感がもてました。プールはちょっと冷たかったのですがジャグジーに気持ちよくつかりリラックス
スパ併設でロッカールームはこじんまり
スパは試しませんでしたが、ロッカールームはスパと共用でした。小ぶりなのでシャワールームやトイレは2つしかないのですが私はコンパクトにまとまっているところにむしろ好感をもちました。ここも必要十分なものがコンパクトに動線を抑えきちんと清潔にある。これはなかなか難しいこと。豪華におかねをかければもっといろいろできますが必要十分なものだけをきちんとコンパクトに納まっているってなかなかないですもの。
レストランのラインアップも◎!
中華はいっていないのですが三ツ星らしいです。朝食は2か所ですがメインのレストランは船のキャビン風。中華風西洋風、万遍なくおいしかったです。個人的にアロエベラの取り放題が嬉しかった笑。中々日本ではアロエ単体でないので。アロエはアーユルヴェーダでも女性にとても良いので庭で育てていますが、食べ放題するもすぐなくなっちゃう!
最後時間があったのでお茶とケーキだけ食べましたが1Fロビー脇のラウンジのアフタヌーンティーは予約でいっぱいのようでした。ケーキは普通でしたが雰囲気はハープの演奏などもありなかなか落ち着く感じ。
サービスもよく便利。。。
今回九龍サイドの大学でのイベントに何回も行くのでほとんどウーバーかタクシーでしたけれども、地下鉄のTsim Sha Tsui駅からすぐだし、マッサージが沢山あるエリアだったのでそれもとっても便利でした。1日2回のベッドメイキング、丁寧なスタッフの応対もよかったです。隣接するDFSで最後お土産を買ったのでエントランスのベルに預けておいたトランクにさっと入れようとしたところ、ここでは入れないで、とベルの方が荷物をもって奥につれていかれました。小さいお土産だったのでトランクを全開する必要もなく横からいれられるのでいいかとおもったのですが、こういった所でホテルの格として、トランクの出し入れをさせないというのもスタッフの教育がきちんと行き届いている感じがしました。
ロンドンがもともとのようですが、世界中にいくつかあるようですね、ザランガムホテル。まったく今まで知らなかったですが。
というわけで必要十分なものだけがコンパクトに収まっている便利なホテル、ということでザ ランガム ホテル香港お薦めです!
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アメリカの大学の入学オリエンテーション・・Vol.2
http://sisblog.exblog.jp/30052261/
2018-09-16T08:00:00+09:00
2018-09-17T00:16:03+09:00
2018-09-17T00:16:03+09:00
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海外大学初心者親のカレッジツアー
新入生の父兄向けオリエンテーションでは2日間にわたっていろいろなイベントが用意されていたのですが、驚いたのは親たちの熱心さ。。
日本の大学では入学式はあるとおもうけれども家族向けのオリエンテーションとかは今時はあるのだろうか? 自分が大学生だったころを思い出すと入学式・卒業式はともかく大学が親や家族に対して授業の構成や、寮の説明、インターンシップ、海外留学、ヘルスケアについてなどと説明するということはなかったようにおもう。
アメリカの高校でも年に2回はFamily Weekendのようなものがあり随分と楽しませてもらったけれど、まさか大学でもこれほど親や家族向けのイベントがあるとは思っていなかったので驚くとともに、やはりこしてコミュニティーに一員として迎えられるというのはとても嬉しい。
ざっとオリエンテーションのスケジュールをご紹介してみますと。。
8月29日 8-11:30 チェックイン 事前に誰が来るかを登録しているので、名札や予定表などをもらってバッジやシールなどアメニティなどももらう。うちは祖父母も連れていったがGrandpa やGrandmaやSissのバッジも。
11:30~12:30親とファミリーのウェルカムランチ (学長のスピーチ等)12:45~14:00Academic Overview アカデミックコースの説明
14:15~15:15 Making the Transition 健康とウェルネスプログラム等について
15:15-15:45 Ability -related Service16:00 ~17:30 学長の家でのウェルカムレセプション
17:30~18:30 Session for First Generation Families (出なかった。。。)17:30~子供達と学内のカフェテリアでディナーまたは外に行くのも自由 (外にいきました=)
8月30日9:00-10:00 Parent to Parent なんとParents Leadership CouncilというPTAのようなものがありその方達が新入生の親向けにパネルディスカッションとQ&A10:00-11:00 An introduction to Students Affairs Diversityや国際生徒の面倒をみるスタッフなど学内にいる生徒を助ける様々な分野のスタッフの紹介11:00-12:00 HMC Resources Open House ーAccademic Affairrs ーDining Service ーFacilities and Maintenance ーOffice of Career Service - Office of Community Engagement - Office of Study Abroad ー Office of Institutional Diversity ー Student Account - Financial Aid and more12:00-13:30 Lunch and Parent Leadership Council Closing
娘の高校は正直本当に新設校でオペレーションがまったく回っていなくて親としては本当に苦労したし、PTAまで立ち上げる羽目になり学校の良し悪しは実はオペレーションによるところがとっても大きいと身をもって学んだ。
そういう意味ではきちんとオーガナイズされているオペレーションにはとっても感動した。そしてParents Leadership Council(PLC)ってPTAみたいのが大学にあるなんて!!!
Family Orientationの親の参加率はとても高いし、海外からもみんなほとんど参加して説明会ではばんばんと親が質問するし、学校側もPLCもみんな一体になって学校を支えるという気概に満ちていて、’FAMILY’という意識がとても高い。
アカデミックでは勉強は相当チャレンジングだという説明があった。ただお子さん達はそれをやりきる事ができるし沢山のサポートがあり、我々はそのためにここにいるしここで働くことが大好きです。とまっとうな説明。優秀な学生でも1つや2つの学科が上手くいかないのはよくあること。
そして笑ってしまったのは‘Below the average ' at HMC is still extraordinary.どんな酷い成績が送られてくるのだろう、これだけ脅かされると。
ここまでオフィシャルな学校の説明会で学校があらかじめ親にHMCでの成績が平均以下でもがっかりしないで、と念を押してくるのにはわけがある。
HMCの卒業生でお嬢さんが二年生のお父さんがパネルディスカッションで、かつて自分が入学したとき1000人の高校でずっと一番だったのに大学にきたら下から三分の一になってしまってショックだったけど、大丈夫!というような話をしていた。因みに彼のTシャツにはCal Tech! とプリントされていた。ご存知カルフォルニア工科大のことだが下に小さくDivision Harvey Mudd と書かれているというネタに会場が沸いた。同じカルフォルニアにあってMITよりはやはりCalTechを意識するんでしょうね。。
ウェルネスセンターそしてアメリカの大学はメンタルケアに非常に熱心、裏を返せばそれだけとても問題が多いということ。こちらの大学でも学内のカウンセラーやその他様々なワークショップや瞑想、ヨガクラスがあるし、専門病院でのカウンセリングが受けられる無料チケットが一人8枚年間もらえるという。
以前スタンフォードでマインドフルネスの授業を教える教授の講演会に伺った際に、あの素晴らしい環境をほこるスタンフォードでも生徒の鬱や自傷行為、悪くすると自殺といった問題は深刻で、無料チケットが年に10枚だかやはりあるのだが、まったく足りないので、瞑想、ヨガといった事を取り入れたマインドフルネスのクラスも人気だという。
構内にウェルネスセンターを設置する大学も多い。厳しい競争をくぐり抜けて大学に入学するも、また今度はその中でさらに激しい競争にさらされ特に高校まで学年一で来ていて、大学でまさかの下から三分の一というような事態に陥った時のサポート体制が絶対的に必要というわけだ。
というわけで、講堂にあつまっての学科、ウェルネスでは細かいところまで熱心に質問する父兄が多数。
SNS のコミュニケーションも盛ん
会員制の父兄向けFBもParents Leadership Council が主導で毎日数回色々な投稿がなされている。
‘I can’t find this online: Does anyone know the average gpa 2018 at HMC and the point differential in 2018 described in the letter sent with transcripts between grading at HMC and other insititutions wiIth grade inflation?’
とか
Did you know HMC has a homework hotline for grades 4-12? It’s free and apparently they get calls from across the nation.
More info here:
とかもっとカジュアルに学校の近くに美味しいイタリアンある?みたいなものまで様々。
私はつらつらとやり取りを見ているだけだが、来年のFamily Weekend の日付も誰かの投稿でわかったり、いまならすぐ近くのホテルのディスカウントの予約ができる、とかお役立ち情報から、学校の様子などわかって楽しい。
なんせ子供からはほとんど学校の様子などとうの昔から報告などないのだから。
Empty Nest
子供達が進学でいなくなり家が寂しくなる親の虚無感をよくEmpty Nest と表現されているけれど、子離れ、親離れしつつもサポート体制を作るというのも大学側も父兄サイドもとても熱心というのをまざまざと感じたオリエンテーションでした。
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アメリカの大学の入学オリエンテーション・・Vol.1
http://sisblog.exblog.jp/30045707/
2018-09-06T11:00:00+09:00
2018-09-16T11:06:34+09:00
2018-09-13T11:02:10+09:00
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海外大学初心者親のカレッジツアー
カルフォルニアのボーディングスクールを昨年6月の卒業した息子は同じくカルフォルニアのクレアモントにある工科系リベラルアーツの大学に合格していたものの、今流行りのギャップイヤーを1年間とり今年の9月から大学生になりました。
ギャップイヤーとは因みに大学に合格した後、休学するシステムでアメリカでは多くの学生が利用します。1学期間だけ取る子やうちのように1年間取る子も多数。入学前にとるのも一般的ですが、2年生でとるこなどまちまち。入学前にとるメリットとしては、翌年入る学校が決まっているので、大学が始まるまでの間好きなことや興味があることをできるというのでアメリカの学生の間では人気です。(ヨーロッパはどうなのかな?わからない。)
他の大学に入学することなどは禁止や簡単なレポートを大学に提出するなどといったルールはありますが、ボランティアをしたり、テニスにすごく興味があるのでテニスクールにはいった、世界一周してきた、高校時代勉強が本当に大変だったので少し休憩、などギャップイヤーの過ごし方は様々。ちなみにうちの息子はインドのムンバイのベンチャーで4か月、上海のブロックチェーンの会社のインターンを半年しました。いまやエンジニアリングはすべての分野にかかわってきているので、大学に入る前にいったいどういった分野に興味があるのか、現場で体験することによって何を専門にするかを考える機会をえる目的もありました。じっさいインドはかなり厳しい生活環境だったのでとても苦労したようですが、その後いった上海は中国語もブラッシュアップされて楽しかった模様。
アメリカのトップの大学に入学率は10%前後、さらに競争の激しいアジア人男子だと5%~程度、それも競争は世界中から人が押し寄せています。大学は様々なバックグラウンドの子供と万遍なくとりたいので、裕福な白人女子、アジア系男子は成績もよく親も受験に熱心だったりするために競争は激烈です。
中国・韓国の受験戦争はそのままアメリカにも持ち込まれています。うちの子供もアジア男子枠ですので競争は激烈。そして工科大学の特徴はどこでもインド人男子、中国人男子がとっても多い!数学の天才!みたいな子たちがしのぎを削っています。ちなみにうちのはもちろんそのタイプではなく陽気なカルフォルニアボーイ, カルフォルニアの高校から進学したので友達もいるしまるで高校の延長のようにリラックスムード💧
工科大学なのにリベラルアーツ大学
日本でも最近少し聞くようになってきたでしょうか、リベラルアーツカレッジはアメリカの大学において専門に特化するまえにジェネラルに様々な分野をまんべんなく一通り勉強するということで、学校規模が小さいところも特徴の一つとして上げられ一人一人の生徒に対してきめ細かいケアがされるとうことで人気があります。余談ですが私はICUの出身ですが、30年以上前(💦)日本でリベラルアーツ大学はICUと東大のみだったと当時聞きました。入学は全員教養学部ということですね、いまではずいぶんリベラルアーツの大学日本でも増えたようです。
イギリスの教育制度とは対照的ですが日本やアメリカはいまどちらかというと全人格的教育という方向性がどちらかというと強い気がします。どちらも良い点がありますがどちらに向いているかはその子の個性によると強く感じる今日この頃で、ここは見極めが必要かも。
ICUの時も思いましたが全人格教育を重視するととかく専門分野がボヤけがち、わたしが大学時代は専門は大学院に行って深めると言われましたが、そんな悠長な事いってられるのかと思ったり。一つに突き抜ける、もしくはいっそ職人的に極めるのも一つの道の時もあると思うから。
うちの息子にはリベラルアーツ大学で尚且つ工科大学であるHMCはとてもあっているとおもう。もともとあまり理系・文系どちらかに突出しているというより万遍なく興味もあるタイプで、反対にいきなり専門に特化した工科大学でオタク的に突き抜けた大学だと性格的に厳しいかもしれない。大学選びはほとんど親ははいっていなくて、本人が高校のカウンセラーと相談しながら自分できめたのだが、そのあたりは本人も良く分かっていたような気がする
Claremont Colledgesとは?
ここHarvey Mudd Collegeは南カルフォルニアのクレアモントにありClaremont Colleges, つまり5つの特色あるリベラルアーツカレッジが徒歩15分程度のところに集まり大学群を形成していまおす。ハーバードなどを抑え2015年フォーブス全米大学ランキング1位にもなった文系・アートに強いPomona大学、政治.経済学で有名なCMC、卒業後の生涯賃金が世界一となった工科大学のHarvey Mudd , そのほか社会学のPiza ,Scriptと5つの大学と2つの大学院で構成されている大学連合のような感じです。1つ1つの大学の規模は小さいが5う総合すると生徒数が約6000人くらい?クレアモント大学間での授業は他学校の生徒も受けられたり、緩く連携することで小規模校の手厚いケアと総合大学の科目数や施設の良さを両方享受できる仕組みになっている。
Harvey Mudd Collegeはその中でも1学年たった200人、教授と生徒の割合は1;15くらいのよう、ポモナにいたっては1対8つまり、1700人の学生に対して教授が200人以上いる計算になります。大学同士がどこも徒歩10分程度の場所にあるのですが、それぞれの大学でまったく雰囲気が違うのが印象的でした。
Harvey Mudd College
芝生のセンターロードを挟んで左右に校舎や寮がある。センターロードどこからでも学校が一望できてしまう。工科大学だしそんなに色気はないが、気持ちがいい空間今年も全米でエンジニアリングの大学No1に選出されています。
因みにこちらは学内にあり学長のお宅?で新入生とその父兄のためのガーデンパーティーがありました。
学長は新学期が始まる前1週間かけて新入生全員の顔写真と名前を覚えるそうで、ここで初顔合わせだったのに息子の顔を見るなりニックネームと日本からきたのね!と話しかけてくれてびっくりした。息子の卒業した高校の校長もそうだったけど、小さいとはいえ800人の生徒の名前を覚えているというのは凄い事だとおもう。
Pomona
スクールツアーの時から私の憧れの大学。本当に夢のような環境。もし自分が選択でくる環境ならこの大学に入りたいものだ。まるで広々とした公園の中にあるようなキャンパス。建物もクラシックで美しい。息子はこちらで中国語のクラスを1年目にとるらしい、羨ましい。
CMC(Claremont Mckenna College)
こちらはとってもモダン、水のなかにガラス張りのラウンジが象徴的に建っているのですが、こちら生徒が寛いだり勉強したりしています。他の建物もモダンでスタイリッシュです。経済学と政治が強く経済学の授業はやはりとても人気で他大学からのエントリーは競争率がとても高いらしい。。そして世界の著名なリーダーが週に4日も講演にきてそのあと生徒と食事をするサロンが開催されているそうです~ビルクリントン元大統領などもゲストに来ている模様。。。もちろん他のクレアモントカレッジの生徒達も参加できる。今年の夏うちに1か月半滞在して東京の会社で息子と一緒にインターンをしていたThacher高校の同級生がこの大学にいます。実はThacherからは全学年あわせるとクレアモントカレッジに今20人程度いてみんなとても仲がよくて楽しくやっているよう
Scrips
こちらは女子大!そして本当に可愛いキャンパス。実は間違ってはじめHMCの通りを挟んだ対面にあるこちらの学校にいってしまった。まるでスペインとかそういったヨーロッパの街に迷い込んでしまったかのような雰囲気に、リゾートホテルのような天蓋のついたソファーが屋外にあったりしてちょっとびっくり。。そしている生徒の雰囲気も当然といえば当然なのだが工科大学とはまったく違う。なんか華やか!
Pizza
社会学が得意な大学らしいです。ISAKの娘の仲良しの男子が100%奨学金をもらってこちらの大学に入学!いってみるとまた他校とは全く雰囲気の違う大学で、サボテンに砂漠というようなコンセプトで作られたキャンパス。なんだか別のリゾート地にきてしまった気分。。今回娘の友達にもあえるとおもっていたのだけれどあまりに予定がびっしりで会えなくて残念!
もう十分長くなってしまいましたので続きはVol.2で。
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チベットへの旅
http://sisblog.exblog.jp/29453517/
2018-02-01T14:23:00+09:00
2018-02-01T14:23:10+09:00
2018-02-01T14:17:30+09:00
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未分類
こんにちは、昨年の11月になってしまうのですが、チベットにヨガと呼吸法の旅をしてきましたのでこちらでご報告を。縁あって望月先生という普段はロンドンに住まわれてヨガの指導をされている先生に昨年お目にかかり、日本に帰国されているときにヨガのクラスに参加させていただいていました。一年に一回生徒さんたちと世界各国に行かれていて今年はチベット・ネパールでした。私は前半のチベットだけ参加。
もしかしてチベットには簡単にはいけない? はい、当初甘くみていました。でも中国の関係もあり許可書の取得なども色々大変でやはり現地に詳しい旅行会社を通して色々な準備が必要でした。首都ラサの標高は約3700mという高地。寒さは無論、空気がとても薄いので高山病の予防薬の処方もしてもらい、珍しく持ち物も3日ほど前からパッキングをして、モンベルに出向きダウンなども買ってみるという私にしては相当に入念に準備で臨みました。 なんせ旅行会社の方から‘高山病で死なないために’などというパンフレットもいただいていたし、万万が一日本に搬送されるような場合飛行機のチャーター代が過去に1500万だったとも聞いたので珍しくカードの保険以外に旅行保険にも加入し、毎日の呼吸法も欠かさず。とは言うもののよほどの事がない限り、慣れるまで2~3日間の頭痛や吐き気、めまいなどですむだろうという話でした。
空港についたら手足が痺れだす これか・・!広州で一泊してほぼ2日間かけてついたラサの空港に降り立った途端に手足が痺れだし、ツアーの人達の中には足が重くて早く歩けない!という人もいて、添乗員さんも‘ゆっくり、ゆっくり動いてください!空気普段の2/3ですからちょっと動いただけでも心臓がバクバクしますから深呼吸しながら’といわれていました。ラサでの2^3日寝込んでしまう方もいらっしゃいましたし、半数ぐらいの方が頭痛や気持ち悪さ、特に呼吸の浅くなる寝てる時に起きてしまったりしたようでしたが、何故か私はほとんどなんともなく体内酸素量や心拍数も平地にいるのとほぼ変わらずという感じでびっくり。これは年齢も関係なく体質によるものみたいです。
仏教徒の巡礼の聖地、ラサ 少し前に半ドキュメンタリー映画「ラサへの道」という映画がありました。チベットの田舎のおじいちゃんが一生のうち1度でいいからラサに巡礼に行きたいという願をかなえるために家族総出で五体投地という体を地面に投げ出しまた立ち上がるというお祈り法をしながら何十キロの道のりをラサまで巡礼するという映画でした
チベットの寺院では本当に巡礼者や地元の人が大勢五体投地でお祈りしてる!それも毎日100回以上お祈りされているお年寄りがいたり、松葉杖をついたり、手をとってもらいながらゆっくりゆっくり巡礼している地方の人とおぼしきお年寄りも大勢います。一族郎党で来ているような人達もたくさんいて色鮮やかな民族衣装を身にまとった子供連れの人達もたくさんいます。
チベット仏教総本山ジョカン寺 なんとブッダのお父さんが自ら造ったとされる12歳のブッダ像が奉られるジョカン寺。ブッダ本人も手にしたと伝えられる世界唯一の仏像で全世界仏教徒の聖地、チベット仏教の総本山だそうです。中国政府に抗議して火達磨になったチベット僧の事件もここで起こったということで、荷物チェック、パスポートチェック、時には予約しての名前と身分証明書の照合と公安警察も目を光らせて銃をもって立っているという物々しい雰囲気です。 ただ広場の中に入ってしまえば、広場から寺院を巡る道を大勢の人が時計回りに巡礼をしていてその道沿いにたくさんのお土産屋さんが立ち並んでいるといういわゆる観光地的な風情もあります。みなさん大体手には「マニ車」という昔の日本のおもちゃの「デンデン太鼓」のようなものをくるくると回しながら進みます。一回転マニ車を回すと1回お経を読んだ功徳があるとか。。。人々が願うのは自分の事ではないそうです。ただひたすら生きとし生けるものの幸せと世界の平和だそうです。そして人々はこの輪廻転生の輪から抜け出して解脱するために必死です。それほどチベットの自然や現状が厳しいということでもありそれを聞くとまた胸が痛くなります
実ははじめに予定したいた日が大きな会議の前のためだったのかジョカン寺に入れませんでした。しかし旅行者の方が次に日の夕方の閉館後になんとか入れてもらえる手配をしてくれて、一般入場者がまったくいないなか入らせてもらうことができました。巡礼者の方はいるのですが、それでもいつもはぎっしり人がいるという入口広場も私たちだけ。今回こういった事がとっても多かったのです。
ポタラ宮殿は999部屋?
1959年にダライ・ラマ14世はインドに亡命されて以来当主を失ったポタラ宮殿と夏の宮殿であるノルブリンカ。ノルブリンカの時計はダライラマ14世がチベットを脱出された12時で止まったままだという説明が。中国との関係が緊迫し、多くの国民が安否を気遣う中、逃げる時間を稼ぐために多くの人達が盾となり命を落としたという話もあった。無事脱出されて兎に角ほっとしたそう。 ご存知の通りダライ・ラマは転生による継承を行うので4歳の時に転生を認定されて14世となり、その後徹底したダライ・ラマとしての教育を受け、なんと19歳で、政治、軍事、宗教すべてに最高権力者として君主の座につかれたという。政治と宗教両方の中心であったポタラ宮は今は私達のような観光客やチベット仏教の総本山として信者の方もたくさん訪れます。ダライ・ラマ14世がいらしたらどうだったんだろう。複雑な気持ちになりますね。そしてここには歴代のダライ・ラマの霊塔もあり、その偉業によって大きさが露骨に違います!ダライ・ラマ政権の祖である5世の霊塔が飛びぬけて大きく今でもそのご威光が燦然と輝きます!かと思うと6世は今の歌謡曲の中にもその詩がでてくるほど詩人としては人気があるかたなのですが、恋愛の興じて外に愛人もいたとかで廃位されてしまい霊塔もなかったよう。。 とにかく広大な宮殿で空気が薄いなかなるべく息をみださないようにゆっくりゆっくり上まで上がっていくのだけれど、部屋の数は999あるとかで、ダライ・ラマ14世もその数はわからないとおっしゃっていたそう。ポタラ宮からの眺めはそれは美しく、空にはポタラ宮殿の下に流れる河に住むという龍の姿のような雲がみえてとても神秘的な場所でもありました
ヤムドク湖の瞑想は一生の宝物
今回はカンパラ峠4700m越えをしてターコイズブルーのヤムドク湖3200mでの瞑想を行いました。今回の旅ではホテルでも朝6時からと夕食前の1時間プラーナヨガと瞑想を1時間して、その間は観光にでかけました。そして行く先々でまた寺院の広間やこうした湖で瞑想をしました。ユニクロのダウンなんてとんでもない!とモンベルで脅かされ、山用の重装備ででかけましたが、それでもやはり高度があるし風が冷たくてとても寒いのですが、この湖では陽ざしがあたたかく覚悟していったわりには上着が脱げるほど。
瞑想の前には私たちより1時間早くきてくれた現地のスタッフの方がテントを立ててくれてランチを作ってくれました。ネパール料理は実はとっても食べやすく日本人にもなじみがいい味なのですが、ここで食べたネパール料理がこの旅行一番のごちそうでした。 日本に帰ってきて瞑想するときに時々この風景を心の金庫から取り出して眺めることがあるのですが、不思議な事に瞑想時にはとてもありありと湖の色やその時の水辺の石の形や一緒に座っていたみんなの事がとてもリアルに思い出されるのです。そしてなぜかそれを思い出しているとただただ涙がでてきてしまうという本当に美しい場所でした。空気が薄くて太陽が近く、光がまっすぐ刺すように届くこの場所は人々の祈りに満ちた聖地です。やはり理屈ではない特別な地なのだとおもいました。
半年前に申し込んだときには本当にいけるのか予定がわからなかったのですが、いざその地に降り立ってみると今回こうしていくことができて本当によかったと改めておもいました。実は広州で乗り継ぎのため行きも帰りも1泊しています。10月にいったマイアミよりずっと近いはずなのに時間はもっとずっとかかりました。そして入国許可書をはじめ、観光場所1つとってもとても個人で気軽に行ける場所でもなく、またもう一度いける機会があるかどうか。。。 聖地巡礼・・・・3000m超の高山で、政治的にとても複雑な背景があり、個人でいくには難しい場所に縁あってヨガを通じて知り合った人達とともにこの経験ができた事を今更ながらとても不思議で有難かったなあ・・と今更ながらにしみじみおもっています
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ISAKでの’ショクイク´イベント by PA
http://sisblog.exblog.jp/28677116/
2017-11-22T11:42:00+09:00
2017-11-22T14:26:13+09:00
2017-11-22T11:42:10+09:00
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インターナショナルスクール概論
月曜日にISAKのParents Associationで’ショクイク’のイベントをやりました!ISAKは全員が寮生活で3食がカフェテリアという子供達の食生活はずっと気になっていました。特に寒い軽井沢では冬は外に出れず運動もなかなか難しくなってくるのでストレスも溜まりがち。栄養バランスをしっかり考えないと心身のバランスも崩れがち。自分でチョイスするビュッフェ形式なので自分自身で意識的に栄養バランスを考える必要があります。
今回はそういった限られた状況の中でもベターなチョイスができる知識と現在の私たちが置かれている食環境について学んでもらおうとこの3か月ほどPAで準備してきました。PAのメンバーでも昨年度からずっとどうしたらいいかと折にふれ話あってきて、とりあえず普段は3食カフェテリアのメニューなのでなにか美味しいものを食べさせてあげたい!という方向で進んできました。
ほぼボランティアで参加してくれたシェフチーム
ゲストスピーカーは乳酸菌を飼料に入れる事で安全安心な牛肉とその堆肥から安心安全な野菜作りという循環型の食に取り組む内藤さんと、腸内フローラを整える事で美と健康にというスマートフードに取り組む酒井さん。内藤さんのレストランは乳酸菌ですっかり腸内環境が整い健康になり、抗生物質を一度もうたずに大きくなった牛肉やその健康な牛の栄養たっぷりの堆肥を近所の農家が使って作ったお野菜をつかった料理を提供していますが、今回そのシェフがビーフシチューとパンプキンスープを250名分!作って東京から持ってきてくれました。ちなみにこちらのシェフチームは以前のレストランではわずか半年でミシェランの星をとったという実力の方達。。それをほぼほぼボランティアで参加してくださいました。パンプキンスープはかぼちゃの甘味が強いので塩コショウとオリーブオイルだけで。ビーフシチューは健康に育った牛の美味しい赤身とフォーから全部もちろん手作り。
’まかない’チーム素晴らしい同時通訳
ISAKのCASプロジェクト’まかない’チームもこの1か月ほど生徒の代表が東京にきてゲストスピーカと内容いついてミーティングしたりスライドを英語に翻訳、また当日の通訳まで大奮闘。ゲストスピーカーがこれが高校生?大学生みたいですね。とみんなびっくり。
’まかない’チームもCASの一環としてこちらのイベントに取り組んでくれて、酒井さんからはうちにインターンで来てほしい!と言われるくらいの優秀さ。時間がない中素晴らしい働きでキッチンとの交渉もお任せしました。
PAとして今年どうしてもやりたかった事
私もなんの因果か今年はPA会長でこのショクイクのイベントは今年どうしてもやりたいと心に決めていた事だったのですが、初めは生徒から’どうして必要かわからない’とか’’2時間もテスト前なのに時間が取れない’、’PAから生徒への働きかけがなかった’などの声が上がってるとまかないチームから言われこれは一度きちんと説明しなければ、と思い冒頭になぜこのイベントを開いたかを説明させてもらいました。
今回のショクイクの一番の目的は美味しいビーフシチューとベジタリアンの子には美味しんパンプキンスープを食べてもらうということ。Parents AssociationはISAKでは親は自動的に全員加入しているのですが、親が一番嬉しいのは子供達がハッピーでいてくれること。だから美味しい食事を食べてまずハッピーになって欲しい。
そしてせっかくならそれが安心安全な食事でその食事を食べることによって改めて自分自身の健康を考え直す機会になって欲しい。正しい食の知識は一生もの。
そして遠く離れていてもお母さんたちがいつもうるさいと思っていると思うけれど、忙しいとは思うけれど365日のうちの2時間は参加してみてください。
365日24時間親たちはいつも子供達の事を心配しているのだから、という話をしてみました。2時間といったときに’Oh~’という溜息がでましたが・・
健康な牛の便の堆肥な匂いがゼロで栄養いっぱい!
そしてディナータイムに夕食の1品として出してもらったビーフシチューとパンプキンスープ。シェフの方々も心配そうに見守っていましたが、みんな大満足!3回も4回も大盛りお変わりしていくこもいて、みんあ美味しい!!と喜んでくれました。ああ。。良かった!ちょっと確かにレクチャーは長かったけど参加してよかったと思ってくれたらいいな。
ショクイクは当然1回で全てがカバーされるわけでもないし、ましてや食生活が急に劇的に改善されるわけではないと思う。そして色々本当に興味をもってもらうためには、少人数でのディスカッションや、実際に手を動かすような参加型にする、またクイズ形式にする?などといった事がイベントの後のまかないチームとの反省会でもあがりました。反省点は数あれど、もうちょっと包括的に年間計画などを立ててやっていく必要があるなあ・・とも。
でも何はともあれPAができて2年目、去年からの目標がとりあえずクリアできてほっとしました。
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日中共同制作 空海-Ku-Kai-を見なくてはいけない理由
http://sisblog.exblog.jp/28342643/
2017-10-30T00:05:00+09:00
2017-10-30T07:30:45+09:00
2017-10-30T00:05:42+09:00
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青井的芸術鑑賞
今年30周年となる東京国際映画際が10月25日~11月3日まで開催されています。今回25日に夜行われた華やかな主要キャストのレッドカーペットと翌日26日に行われた日中国交正常化45周年記念事業の目玉作品である「空海 Ku-Kai 」の記者会見に行ってきました!
今回の東京国際映画際オープニングスペシャルが、仏教界のスーパースター、聖徳太子と並ぶ日本が誇る大天才’空海’が主人公の映画、それも監督は巨匠チェンカイコー氏と聞き、個人的にとても楽しみにしてでいました。
空海には染谷将太、白楽天にはホアン・シュアン
トップの写真はレッドカーペットの染谷さん、ホアンさん、阿倍仲麻呂役の阿部寛さんに松坂慶子さん。
私は中国大河ドラマが大好きで、中国で大ヒットした’女医明妃伝 雪の日の誓い’の明の7代皇帝をホアンさんが演じていらしゃったので、今回お近くで拝見できて嬉しかったww。中国でも好感度男優No.1にも選ばれているらしいです。
夢枕獏さん原作、構想から17年
(c)2017 TIFF
しかし私、相当早合点して空海の伝記物かと思いこみ25日の世界に先駆けて行われた特別フッテージ映像の上映に先駆けて空海が若かりし日に書いたという「三教指帰」などの空海本何冊か読んで臨んでたんです。しかし映像みて完全に勘違いしていたことが分かりました、こちらは夢枕獏さんのファンタジー映画だった!
空海の役は染谷将太さんが遣唐使として唐に渡った若き大天才の僧侶として、そしてあの楊貴妃の詩長恨歌の作者白楽天を中国の人気俳優のホアン・シュアンさんが演じる。この2人が相棒となり黒猫の奇怪な事件の謎を追うという歴史サスペンスww。獏さんの若い時の作品で中国に取材にゆき構想17年の大作。日本のみならず中国でもベストセラーだそう。
英語のタイトルが’Legend of the Demon Cat'
あまりに私の想像と映画の内容が違っていて、始め映像をみてちょっと面食らってしまったのですが英語のタイトル’妖猫伝説’を見てちょっと納得。。そうか。。ポスターも天才空海と白楽天の超スペクタル史上空前の極上エンターテイメントだった💦。
ちなみに染谷さん、もう堂々の中国語での演技です!それもそのはずベネチア国際映画祭で新人賞、日本アカデミー賞でも受賞と若手注目株の俳優さんですね。そして楊貴妃役の方も流石傾国の美女お美しい・・台湾のチャン・ロンロンさん。
長安の都が蘇る!
それと6年かけてまったくの更地に建設してしまったという東京ドーム8個分にもなるという長安の都。。。
150億という巨額な総作費用をかけて常時350人のスタッフ、日中の豪華キャストで完全中国ロケという贅沢な映画なわけです。
日中国交正常化45周年記念事業って?
「さらば、わが愛」や「キリング・ミー・ソフトリー」の中国の巨匠チェンカイコー氏が監督、日本が誇るエンターテイメント作家の夢枕獏氏原作、日中豪華俳優陣出演、おまけに空海のお話で総製作費150億!確かにこれだけでも十分な広告宣伝文句です。
ただ私は初めの思い込みが強すぎて10分間の特別フッテージの上映を見た後映画館に足を運ぶか一瞬迷ったのですが、記者会見に伺ってこれは絶対伺おう!と決意しました。
記者会見には内閣官房副長官の西村康稔さんや中国大使館の方のほかに角川の会長の角川さん、夢枕獏さん、松坂慶子さんなどがいらっしゃいました。
「交流映画上映会」開催まで
今年は日中国交正常化45周年、そして来年が日中平和友好条約締結40周年。随分前からこの空海の映画製作の話はあって角川さんによれが構想10年、製作決定から7年立っているそうです。というのも映画製作における日中間の様々な政治的な問題があったということでここまで時間がかかってしまった。
今回この記念すべき45周年に向けて日中両政府と国際交流基金、また日中両国の映画人が一丸となって文化交流のために、日本と中国の各3都市で交流映画上映会を行うことが決まり、映画「空海」もその象徴的な映画として製作され今年の年末に北京で公開、そして日本では来年2月に公開されることになったそうです。
それぞれの国でお互いの国の映画を上映!
時に難しい問題を抱える日中関係ですが、このようにきちんと真摯に日中両国の文化的交流を通じての相互理解を深めていく努力を、映画事業に関して行われてる事を初めて知り、本当に嬉しく思いました。
映画は現代の遣唐使船!
「空海 Ku-Kai」は まさにそんな日中のハイブリッドな文化交流の象徴的な映画として製作された事を知り、これはそういった意味でも是非映画館に見に行かなくては!と思った次第です。
夢枕獏さんが空海の言葉として
「空しく行きて満ちて帰る」
(日本を立つときは何も持たなかったけれど帰国するときには密教の奥義を持ち帰った)
という言葉を紹介されれて「映画は現代の遣唐使船です。それも双方向の。。。」とおっしゃっていましたが本当にそうなればいいなと思います。
中国の映画産業は日本の3倍!
今年の12月には中国3都で日本映画9本が上映される大規模な日本映画際が、来年3月には東京、大阪、名古屋で新たな中国映画が10本公開される中国映画際が開催される予定。そして中国の映画産業は日本の3倍、経済的にもとっても魅力的な市場。
昨年中国にもっていった日本でも大ヒットした「君の名は」はなんと100億円近い興行収益に角川さんも驚いたとか。そして今度日本に来るという中国版ランボーともいわれる大ヒット映画「戦狼2」はなんと興行収益1000億円!!まさに桁違い。。
原作は西村寿行による長編小説『君よ憤怒の河を渉れ』で高倉健さん主演の映画のリメイク『追補 MANHUNT』は44億円を投じて中国で製作されているとのことですがダブル主演で日本からは福山雅治さんが出演。
確かに興行収益を考えれば日本よりずっと製作費もかけられるし、そういった映画に日本人の俳優さんが出演するというのも国際的な活躍の場という意味でも日中の映画を通じた文化交流という意味でもとっても素敵なことだと思います。
日中協力して世界へ
今回中国人のディレクターの方とお話する機会があり、彼が言っていたのは日本の小説で中国でもベストセラーになっているものがありそういった作品を世界的な中国人俳優に出演依頼をして、日本と中国で撮影しハリウッドに持って行くという企画もあるそう。以前より国際的に活躍する中国人の俳優さんが少なくなっているという危惧もあるそう。ジャッキーチェーンさんやトニーレオンさんとかに続く俳優があまり排出されていないとか。。確かにそういわれてみれば。。
こういった企画で日中双方にとってWin-Winでとってもわくわくするようなお話がどんどん現実化していったら取り巻く世界もどんどん変わっていきそうでとても楽しみ!
というわけでその第一歩として是非映画館で「空海 Ku-Kai」観てみましょう!
日本は来年2月公開予定です!
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Global Wellness Summit 2日目
http://sisblog.exblog.jp/28251010/
2017-10-21T23:32:00+09:00
2017-10-21T23:32:32+09:00
2017-10-21T23:32:32+09:00
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健康・ウェルネス
日本に帰ってきたら忙しくてまたアップが遅れてしまった~~備忘録として会期中に書いたことをちょっとだけシェアさせてください。
さて2日目は私もいまとっても関心があるウェルネスとテクノロジー!夜は華やかなガラパーティーだったので写真ちょっといれました~前半ちょっと固い話題ですけど。お付き合い下さい
心の健康も全てデーターで!?
私にとっての心の健康は東洋的瞑想やヨガから入っているので、実践主義です。現代の科学では解決や説明ができない領域も多分に含んでいるのがこの分野です。
でも今回のサミットの切り口はウェルネス産業ですから、当然こういった事柄もいかに科学的エビデンスで効果を証明していくか、またそれをテクノロジーと合わせて事業化するのかという観点が多かったですね。
ホリスティックなアプローチは、数値化できない数字と数字の行間にこそ意味があると考えるというのもあるとおもうのですが、事業化となるとそうもいっていられない訳で東洋的なものを西洋的・科学的尺度で測るというのも必要な事です。
もともとこの「科学的データーがないものは効果が疑わしい」という考え方に抵抗があったのですが、今回のサミットでこれについては、現実社会では東洋的なものであればあるほど、それが全てではないとわかっていつつも、「科学的エビデンスはマスト」だと腹をくくりました
Technology of Happiness
どの業界もそうなんでしょうけれど、今回のサミットの殆どのセッションでテクノロジーが絡まない話はなかったといえるくらい。
SNSやスマホもどんどんと進化していて、メンタルな面でそれは絆を深めているのか?はたまた孤独を深めているのか?などのディスカッションや、バーチャルリアリティーを使ってのカウンセリングや治療の話、ビットコイン、まったく痛くない安価な採血キット、部屋の空気を清浄してくれるロボットまでもう好きか嫌いかは全く関係なく私達の生活がどんどんと変化するのは間違いなく、それも想像よりずっと早いのも実感。
でもそれが幸せにつながてなければまったく意味はないし、これはなかなか決着もつかなので常に自問自答を繰り返しながら、進むしかなさそう。
私も自分のマインドフルネスのワークショップの時にはスマホのマインドフルネスアプリを紹介したり使ったりします。物足りないけど導入には手軽にみんながいつでもどこでもできるから。
今回自分の仕事の事を考えるとちょっと閃いた事があって、早速東京に帰ったらやってみようとアイデアをメモメモ。
夜はガラパーティー
もともとは富裕層向けのSPAサミットから始まっただけあってパーティーはとても華やかでした。
実はマイアミに2週間前にロンドンにいたのですがその時も着用したドレスを持参。。というのはロンドンでは忙しすぎてまったく写真を撮る間がなくて、今回も念のため部屋でも自撮り笑
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Global Wenlness Summit 2017 1日目
http://sisblog.exblog.jp/28212550/
2017-10-11T22:15:00+09:00
2017-10-11T22:16:53+09:00
2017-10-11T22:16:53+09:00
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健康・ウェルネス
6:15に集合してみるとまだ夜空の星が瞬いてく完全な夜。水平線に向かって先生のインストラクションに合わせ大地からエネルギーを吸いいれてまたその氣を水の流れに身を任せるようにゆっくりと海に向かって押し出しまた吸い入れる。
動きに合わせたゆっくりとした呼吸。海と空の境界線が生まれてどんどん空の色も変わり太陽が海から昇る。飛行機で疲れた体にエネルギーが満ちる感じがとても気持ちがいい!
健康産業の2015年の総額はなんと。。。!
その数字にやや驚いたのですが全世界の健康産業のエコノミの数字は$3.7Trilion つまり日本円で400兆円超え。日本の国家予算ぐらいあるんですね~健康産業っていっても幅広いのですがスパは例えば10兆円規模。アンチエイジング&ビューティーが一番大きくて100兆円以上あるそう。
一昨年ぐらいまでSpaサミットだったのらしいのですが、健康産業サミットになってぐっと参加者の幅も人数も増えて今年はキャンセル待ちの長い名簿もあるのもうなづけます
’Living a Well Life' の重要性に皆が気が付きだした
基本的には20分間登壇者がスピーチをする形式でどんどんと色々な分野の方がWellenssに関してお話されますが、やはりキーになっているのは「健康でいることがその人のライフスタイルをより豊かに、そして幸せにする」という考え方。
市場規模が大きいということでこれだけ活況なのもありますが、でも本質的にはこの行き過ぎた資本主義の中で高価な車や洋服などの物質的な物の満足に限界を感じて多くの人達が立ち止まり本当に自分が自分らしく幸せになるためには何が必要かを考えだしている結果だとおもいます。
ボディ(体)、マインド(心)、スピリット(魂)が健康であって初めて自分が自分らしく幸せな人生を生きることの重要性にスポットライトがあたります。
75%の医療費は削減できる!
心身の健康は病気になってからケアするのではなく、食事や運動などに気をつけたライフスタイルによって。
全米で人気のカリスマ外科医のDr.RichardはTVでのセレブの対談などでも有名な方のようですが食事などによって健康になれば当然膨大な医療費の削減にも通じるわけですね。
Me からWeへ
Ophelia Yeung
人と人の繋がり、絆、コミュニティーに人が心身共に健康であるためにとても重要な要素として注目
個人主義的な発想が強いアメリカにあっても、一人で健康になるのではなくみんなで支えあっていくという発想になってきていてコミュニーティーが大事というのはとっても最近実感しています。
例えば豪華な設備のジムより、設備投資は押さえてむしろ運動もみんなでゆるいグループの中で
おこなうクロスフィットネス的なものやカリスマインストラクターのもと行われるブートキャンプ的
フィットネスが人気でコミュニティー型にシフトしていくような傾向へ。
各言う私もこの夏からすっかりTRXといyouうブートキャンプ的ジムにはまっていて毎朝6時から
ブートキャンプ的なジムに参加しています
お洒落に楽しく!
Dr. Dean Ornishのレクチャーでは一番大事なのはXXXしたら病気になる!というような恐怖や脅しでは逆効果ということ。楽しく心地よいから続けられるというようにポジティブな動機付けが大事!これもすごく私は実感があります。
私も毎朝5時に早起きして、あまり得意ではない運動をハードに毎日やるのは結構つらいのですが、インストラクターやそこにいる仲間とのちょっとした会話や励ましが楽しくて続いてしまっています。あとピタッとしたウェアをお腹を出してきているカッコいいモデルの人達の写真に憧れて。。。
休憩時間には飲み物やフルーツのサーブが。
ランチはテーマごとのグループランチ
90以上のウェルネスに関するテーマごとにテーブルがわかれて興味のある所に各々でかけランチをします。私は北欧一のスパの経営者のテーブルに参加。盛り上がりました。
2日目はマインドフルネス、ウェルネスとテクノロジーに注目したセッションに多く参加したのでまたご報告します!
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Global Wellness Summit 2017 パームビーチ in マイアミ
http://sisblog.exblog.jp/28209204/
2017-10-10T15:38:00+09:00
2017-10-11T01:15:08+09:00
2017-10-10T15:37:31+09:00
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健康・ウェルネス
こんにちは、今マイアミで行われているグローバル・ウェルネスサミット2017に出席しています。
Living a well Life を学ぶ
Living a well Life を学ぶ世界的サミットが今年はThe Beakers Parlm Beach ホテルで10月9日から11日までの3日間行われてます。今回サミット参加者は600名超で、世界70か国以上から全員招待制で集まる会議です。
前日のプレオープニングのパーティで華やかに幕あけ
ちょっとレトロでヤシの樹が揺れる、マイアミバイスなパームスプリング。昔ながらのゴージャスなホテルの冷房をガンガンにかけプールは4つもあり真っ赤なルージュの女子たちの笑顔が華やかのフロント。
南部ぽいサザンベルな女子やラグジュアリーなクラシックカーもとってもここなら似会います。
しかし実はBakersはSpaが流行るずっと前からSpaメニュー付のプランを売り出し、はじめこそはなんでそんな?という嘲笑も、今ではすっかりそれが定着してマイアミ空港から2時間弱かかる不便な場所ながら1室$1000ドルをとっても人気という先見性のあるホテルなのでした。
もちろん今回参加者は特別プライスなのでそんな値段ではありません!
プレオープニングパーティー
日本からだいぶ遠くて到着2時間後にはいきなりパーティー。。今回日本人初でこのサミットのボードメンバーになったSpa クイーンの壮馬順子さんのお誘いでの参加。国内のスパコンサルを一手に引き受け海外でも活躍する順子さんを探すといたいた!今年は日本からは私をいれて5名参加だそう
「来た来た!他のみなさんは連絡がきてるけど、りかさん全然連絡ないからどうしたかとおもったわよ!」
といわれてしまった。だって現地集合だからいいかとおもったのだけれど。
皆さん流石ウェルネスサミットだけあってヌードルはベジヌードルだし、カクテルはデトックスからいうと☓だそうで、シャンパンかワインが良いそう。豆知識ゲット。そもそももの母体がSPSサミットだったのでスパ関係者も多いのですが今年はドクターの参加が目立つらしい。名前は?どこからきたの?とみんなとてもフレンドリー。
健康産業はライフスタイル、というそのままに、ディベロッパーや、ホテル、医療関係者、化粧品関係謝、大学の教授、作家、ダンサーとみなさんさまざさなバックグラウンド。
なんといっても世界で4兆円産業ということもあり経済的なインパクトもさることながら、本当に人が幸福に、楽しくクオリティーライフをどうやって追及していくかを真剣に討論する3日間。
私のライフスタイルはヨガ・呼吸法・瞑想が1つの大きな柱になっていてここ数年アーユルヴェーダの学校にも通いより健康的で幸せなライフスタイルの追及というのが大きなテーマになっています!
3年前から温めていた新しいビジネスがいよいよ煮詰まってきたのを機に、このサミットに参加させていただけてとても感謝。
明日からとても楽しみ!
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久々に心震えるインテリア「ゲストハウス藤の花」
http://sisblog.exblog.jp/27717679/
2017-04-11T23:33:00+09:00
2017-04-12T15:32:13+09:00
2017-04-11T23:03:55+09:00
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ホテル・素敵なお家
こんにちは~ふと今年の桜には翻弄されましたが今日は桜散らしの雨ですね~
そして行ってまいりました、名古屋駅からさらに私鉄で40分、
尾張旭にあるゲストハウス藤の花。
こちらで4月1日~6日まで村瀬治兵衛X嘉門工藝展が開催されていました。
実はわたくし最近名古屋の文化レベルの高さに驚かされっぱなし。
最近お知り合いになったフランス料理のお教室「ラ.ココット」をもう40年も
名古屋で主催される岡本啓子先生と知り合って先生が主催するお茶席や食事会に
参加させていただいて豊かな名古屋文化に驚愕している今日この頃。。。
私は村瀬治兵衛さんの作品のほとんどを東京で見せていただいているので名古屋に
行く予定にはしていなかったのですが、「藤の花のインテリアは絶対必見!」という
岡本先生の強~いご推薦で是非ともうかがわなければと急遽駆けつけました。
ちょっと遠かったけれど行って良かった!!本当に素敵。だいたい立地が大きな
大きな池の前なのですが池がなんだかメコン川?藤の花のオーナーの藤田禮子さんは
市内でフラワーギャラリー フジノハナを主催されています。
こちらのゲストハウスは普段は公開されていないのだそう。
本業のお花とお庭はナチュラルで和風なテイストとアジアンなテイストがミックス
しています。
さらに高低差をとっても上手に生かされていて石やアイアン、ガラス、
タイルなどの重厚感がモダンになりすぎない落ち着いた空間に・・
アンティークの素材を生かして・・
待合がある玄関を抜けるとすぐ目につくのがこの重厚なアイアンとガラスがマッチ
したルーフガーデンのような明るい大きなお部屋。
もともと私もアイアンとガラスという組み合わせが大好きですがアンティークの
家具の重厚感もこういった明るい空間に置かれていると重すぎずモダンな家具との
合わせ方も力の抜け具合といい落ち着きます。。
和とアジア、メキシコ・・様々にミックスしても統一感
家具はメキシコのクルスの家具を輸入販売されていてそれを主に使用されています。
アイアンの曲線やハンドメイドらしい温かみ、アルファベットの大胆な装飾、
そういったものが全部まぜこぜになっているのにそれが「スタイル」になっている
とう超ハイレベルなインテリアセンス!
村瀬さんの和の美しい漆器がこれまた映える!!!
この空間でお手前いただく贅沢~
何時間でもいられるから、といわれてはいたのですが本当にあっといまに時間が。。
こちらで会期中は村瀬治兵衛さんがいらしてこうやってお点前をされていました
お茶もこういった空間にシンプルでアートのように美しい取り合わせでおかれて
いると、畳の上でいただくお茶とはこれまた違ってなんとも楽しい・・
前日に実はとても偉大な日本美術、お茶界の革命児でもあられた林屋先生が
亡くなられて、それが残念で残念で。。
お点前頂戴しながらその話で時折涙を浮かべてこれからの制作の意欲などをお話し
されていて寂しいけれど前に進まれてゆく決意をはなされてました
そう、こういったお道具は日本では古いしきたりのなかではいろいろいわれてしまう
時もあるのだけれどNYでの個展では確かな手ごたえを感じられたとのこと。
本当、海外からみたらお道具というよりアート!
住み手の個性と家の融合・・
しかしインテリアコーディネーターと名乗る方の作品でもこれほどのコーディネート
はなかなかお目にかかれないです。学校で勉強してできるものではない感じ・・
ただ知識だけで生活の裏付けのないコーディネートは個性がなくてつまらないし。
よく聞く有名どころの家具を取り揃えてモダンでおしゃれな空間にするのはちょっと
センスのある人ならある意味誰でもできます。
だからマンションのモデルルームはまあ綺麗だけれどみんな似たりよったりで
ちっとも印象に残らない。もちろんモデルルームはそれ以上求められてないから
それでOKなんですけど。
モデルルームが美しくてもたいていはさして魅力がないのはそこに住み手の
個性がないからだけれど、この住み手の個性と美意識をここまで徹底的に投影するの
は並大抵の事ではないわけです。。
なんと藤田さんは古い取り壊されるような建築の扉やステンドガラスがはいったもの
を沢山保管されていてその寸法に合わせて家を作られたそう。。
大工泣かせ・・・だってこのステンドガラスの窓だって枠が経年の重みで歪んでたり
する。普通の規格のステンレスの窓やドアだったら一律で設計できちゃうけれど1つ
1つの扉を図って全部違うサイズで施工するって。。
現場でのお仕事相当大変でしょうね。。でもだからこそ素敵。。
お花も独特の美意識・・
またずっと住んでいるうちに出てくる住み手の個性とおうちがだんだん馴染んでいっ
ているような風合いも素敵でした。
アート選びや額装も隅々まで美意識がいきわたる
この本当に好きで好きで仕方ないという感じとその手をかけてる丁寧な暮らしに圧倒
されるのですがアートもまたぬかりなし!
結婚式の会場として使われることもあるようですがゲストハウスの名前のように
お客様用のお部屋がまた素敵で。。
村瀬さんの漆器もなんだかもともとあったように馴染んでしまってる(汗)
遊び心もいっぱい
部屋という部屋には暖炉が、そしていったいいくつBBQをされるスペースが
あるのでしょうか??
繊細なアイアン使いと暖炉のどっしりとしたアイアンもいいですね~
個性的なクルスの家具・・・この家には似あってる!
というわけで・・ついとっても興奮してしまいました。名古屋市内のお花屋さんにも
うかがってみたいなあ。もう村瀬さんの漆器類沢山もっているのですがあまりに
こちらの空間でみると素敵でとっても小さい沢栗の豆皿をかってしまいました
下は根来の酒杯・・・アンティークな銀器とぴったりあって美しですね。
何かこうやって豊に暮らしていらっしゃる方にお目にかかると地方の文化って
すごいなあ・・と改めて感心してしまいました。そして暮らしってやっぱり本当に
その人とその人の人生そのもの。だから大切だし面白い。
改めてその空間のもつパワーや癒しに気が付かされました・・
まだまだ名古屋文化レベル高い!のレポートありますのでそれはまたの機会に・・
村瀬治兵衛さんももともとは名古屋ご出身でしたね~そういえば。。
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Happy New Year 2017!
http://sisblog.exblog.jp/27410317/
2017-01-02T18:29:00+09:00
2017-01-02T22:28:06+09:00
2017-01-02T18:29:31+09:00
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インテリアレッスン
今年は十数年ぶりにフル紅白をみてそのまま1時間運転していつもの神社に初詣にご祈祷も
していただき朝4時過ぎに帰宅。暖かいお正月を家族そろって迎えられたことに有難い感謝
の気持ちでいっぱいです
洋にも合うお正月のあつらえ
先日クリスマスのリースでご紹介しましたがマグノリアの大きなリースは1年中重宝する
のでお正月バージョンつくってみました。
といってもとっても簡単。この時期お花屋さんでたくさん出回っている南天の枝を
ぐるぐると針金で縛ってリースの根本につけるだけ。アマリリスの赤と白を用意しました
アマリリスは洋のイメージが強いですけれど茎がすっと長く上のお花が重いので和のモチーフにもとっても合うとおもいます。水引をきゅっと結んで。
白バージョンのアマリリス。水引はもうちょっと豪華なものもを使うとよりお正月
らしいですね。紅白になるし白いお花が好きなのでこちらのほうがおお気に入り
実際に置く場所に合わせて茎の長さは調整するといいですね。一番上の写真では
ダイニングでつかいましたがダイニングに合わせて15cmほどカットしました
マグノリアリースはこちらから
南天のお正月飾り
南天はそれだけでお正月の気分満載なのであえてアレンジしなくてもきゅきゅっと
針金で縛って紅縁紙で縛ったところをかくして水引を結ぶだけで簡単お正月氣分が
出せるのでお勧めです。
お年玉のポチ袋も紅縁紙で
紅縁紙はとっても便利で普段から私はいくつかサイズを用意しています。
大きな和の雑貨を扱う文具店などで購入できます
わざわざポチ袋やお礼の袋を買わなくてもささっと包むだけでいろいろな用途に
つかえますし水引がなくても赤のラインがきいているのでOKなのも便利。
字が上手いとさらに良い(汗)
今年はお節料理もちょっと頑張ってみました!
受験生がいるのでまったく予定のはいっていなかったお正月だったのでお節も
ちょっとだけ頑張ってみました。
器やお盆は少しづつそろえた村瀬治兵衛さんのところのもの。
紅い蓋のものは「根来塗食籠」椀は魯山人のためにもともとは
初代の村瀬治兵衛さんが作られたという「日月椀」。お盆は沢栗のハツリです。
お茶の懐石研究会も早5年目ということで、馬飼野先生直伝の山利の白みそを
つかった京風お雑煮は最近の定番!赤味噌がちょっとうまく溶けなくて濁ってしまった!
レシピは私の担当別ブログで公開してます!こちら
盛込は「とこぶしの松笠煮」のはずが・・
とこぶしが売ってなくてアワビになってしまいました。
とこぶしなら食籠にはいったのですがおおきかったので別盛りになってしまった!
こちらのお盆も村瀬さんの根来ですね~とこぶしの松笠煮のは今年ならったもの。
レシピはこちら
アスパラと竹輪で門松を。。一番難しかった!
ネットでみて真似してつくった門松・・これは元旦の朝つくったのですが
赤い紐をかまぼこでつくるのが一番大変だった。。。
数の子は一手間かけたみそ粕漬け。これも今年のレシピです。こちら。
お皿は安部直子さんという作家さんの手書きのもので大好きな小皿。
絵があまり見えないですが縁起がいい文字が並びます
海老の黄身寿司と鶴こいも
2点以外は買ってきてしまったのですがえびに黄身寿司は実は冷凍もできる
ので前もってつくれるので便利!
鶴こいもはもうちょっと白くできるはずがうちは白砂糖を使わないから
ちょっと茶色くなってしまった。。。切り込みもちょっと歪んでるが・・・
レシピはそれぞれこちらから えび黄身寿司 鶴子芋
というわけで・・2日目のお雑煮は関東風のお澄ましでつくりましたがもう2日でお節は十分という気分ですが
縁起ものですからね。。
それでは皆様今年もどうぞよろしくお願いいたします!
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アートフラワー+生モミの枝をミックスさせて・・
http://sisblog.exblog.jp/27386196/
2016-12-24T23:22:00+09:00
2016-12-24T23:22:37+09:00
2016-12-24T23:22:37+09:00
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インテリアレッスン
Happy Holiday!こんにちは、青井です。今年もいよいよ残すところあと僅か・・
やっぱりグリーン&ホワイトの組み合わせが大好きな私・・クリスマスには今年お勧めの
マグノリアの大きなリースを使って少し飾りつけしてみました。
フォトジェニックで扱いが楽なのが魅力!
発砲スチロールのボールのモヘアの毛糸玉をぐるぐる巻いたボールを以前つくったので
そんなものをポンポンと載せてシルバーやホワイトの星や雪の結晶やハートのオーナメントを飾って。
ボールは軽いので置くだけでOK。オーナメントのワイヤーも気兼ねなく葉っぱにぶら下げるだけ
こちらがBefore
たいして変わりないかな(笑)
マグノリアのリースはこちらから
アートと生花をうまくミックスさせて・・
こちらはリースの足場にモミの木のグリーンとアートのガーランとをミックスさせたアレンジです。
こちらのマグノリアのリースもそうですがガーランともとてもよくできたアートフラワーで扱いが
楽なのと長く使えるので重宝しています。
こちらはグリーンだけですね。モミの木の枝はとっても長持ちでお水がなくても1か月くらいは青々としています。本来私はフラワーアレンジや生け花を長年しているのでアートフラワーにはとっても抵抗がある人なのですがやはりちょっとガーランとなどと合わせるとあっという間にボリュームもだせるしいいですね~
三原嘉子さんの可愛い小鳥・・
鳥好きなので作家の三原嘉子さんの小鳥の作品を何年か前に4つ購入しました。今回台座から抜いて直接
オアシスにさしたり台座のまま置いたりしてグリーンと合わせてみました。ちょっとしたしぐさや表情が
向きによって変化して楽しい
ガーランとは階段にも飾ってます・・毎年階段の上のところにガーランとを2本飾っています。本物の松ぼっくりもついていてこちらもお気にいり。こういったリースやガーラントのアートで満足がいくものはなかなかないですが、安っぽいものを選んでしまうととっても残念なことになってしまうので気をつけて・・
シダーパインのリースとキャンドルホルダーも・・・ 今年は玄関にこちらのリースを使ってみました。ユーカリのグリーンやヤドリギ、本物の松ぼっくりがはいっていて色や植物の組み合わせのセンスがいいですね。クリスマスのフラワーアレンジメントをプレゼントでいただいて玄関をあけるとデリバリーに来たお花屋さんがこのリースに顔を近づけてまじまじとみています。
「すみません、すごく素敵なのでよく見させていただいていました・・」と言われて「どうぞどうぞ・・・」サインを済ませたあと玄関をしめるときも「もうちょっとだけ見させてください~」と玄関先で熱心にみていらっしゃいました。
シダーパインリースはこちらから
同じシリーズのキャンドルホルダー シダーパインのキャンドルホルダーはこちらから
次回はお正月前にぜひマグノリアのリースをつかったお正月アレンジをご紹介したいとおもいます
いつもややあまりに遅すぎるアップで恐縮ですが・・・(汗)
アートフラワーもちょっと生花を合わせたりお手持ちの何かアートなどと組み合わせても
いろいろと楽しめるのでクオリティーの高いものをきちんと選べばお勧めです!
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