ある9月の金曜日 |

一年で一番気持ちがいい日の一つかも!な今日だけれでもモルモットのチェリが病気になって病院に連れていってきて午前中がしっかり潰れてしまった。とはいえお腹もすいたからランチでも、そして一応ペット連れだから外で食べられて車止めもいい所、ということで近所のパパスカフェに寄り道することにした。駅から離れいていつもほどよく人がいるし大きな欅とレンガで力が抜けてていい感じなのでたまにきます。

ちなみにランチはハムとチーズのホットサンド

ここはアパレルのパパスの1号店のカフェらしい。きっとそうに違いないと思わせるものがある。コンセプト、オーナー(なのかな?)の思い入れがすごく伝わってくる。勝手に解釈してみるとたぶん中年の大人の男性で趣味は車、つり、ヨットとかで洋服もシャツや時計にこだわりがあるのだけれどもどこか力が抜けていて人生を楽しむ余裕がある、小説家ならヘミングウェイだね、それでそういった昔からの仲間が集まるお店。今パパスカフェはデパートにも丸の内にも大型店があってそれ風になっているけどたぶんこの1号店だけはそれが’本当’なんじゃなかろうか、と勝手な妄想をもっている。テーブルに埋め込まれた個人の名前がはいったゴールドプレートとかも。パパスのお洋服やそういったテイストが好き嫌いは別にしてそういったライフスタイルを一貫性が気持ちよい空間をつくるのだとおもう。カフェに限らず最近いっているファッションショーでも人も結局同じ気がする。コンセプトやライフスタイルが一貫しているってとっても大事だと思う。なにがいいたいかわからないお店やショーや人って居心地が悪い。しかしそれが本当に行き届いていて完成度が高いというのは何においても至難の業だけれども。。。
次回は必ず東京コレクションのソマルタの報告を。ほんとうにとってもよかったです。まさにコンセプトからデザインはもちろん洋服、映像までいきとどいていて、なおかつたぶんもっとこのデザイナーの人っていろいろできそうという可能性まで感じさせるものでした。