Suite じゃなくてSweetなラデュレのマカロン |

スイートインスタイルのスイートはSweet(甘い)ではなくてSuite(一連の、連続する)のスイート。なのでもちろんテイストは辛口なんですけどもサウンド的にはちょっとSweetも引っ掛けている感じで騙し絵的(?)なわけですね。今日は8月にはいりあまりに暑いのでちょっと軽い話題でさっくりと。7月26日(土)に銀座三越2Fにパリの老舗パティストリーラデュレがOPENしましたね。ラデュレといえば1862年創業で映画マリーアントワネットのあの色とりどりのスイーツを手掛けたことでもまた有名になっていました。私も実は結構前からこのOPENを楽しみにしていました。パリに行ったらとりあえずラデュレのマカロンは食べないとね、とパリ通の友人もいうスイート。色とりどりのマカロンの種類は10種類以上だしお土産にいれてもらう箱もペパーミントやベビーピンク、その他てんとう虫の絵などがついた可愛らしい箱もありパリジャンも行列して買うほどの人気。賞味期限が3日間ほどなのでフランス通の友人は日本にもって帰るときは日本にもって帰るから一番新しいのをつめてくださいね、とお願いするといっていた。そうなのね、と思ってお店で言ってみようとしたが本当にパリジャンも並んで行列になっていたうえに英語が驚くほど通じなかった。。。新しいか古いかどころか恐ろしくたくさんある種類のどれにするか紙にチェックマークと数量を書き込むのですらフランス語がわからず結局お任せに。。お店をでるやいやなひとつ口に放り込んだけどそれは本当にとってもおいしい!!しかし日本にもって帰ったお土産はだいたい箱のなかでつぶれちゃってたしやっぱりちょっと硬くなっちゃってたのでややがっかりだったのだ。だから日本にできたら出来立てを是非食してみようと意気込んでた。それも営業時間が朝10時から夜11時30分と聞きおよびちょっとびっくり、そんなに遅くまでやるの?デパートの2Fなのに。朝はフレンチトーストなどの朝食からあるあらしい。どんなに混んでいるのかとちょっとドキドキしながらでかけたが夜9時を回っているせいかあら、空いている!サロンは思ったよりあっさりした設え。トップの写真はたぶん一番デコラティブなところだろうけれども実際の印象はもっとあっさり現代風。この際もっとマリーアントワネットに思い切りしてもらってもよかったような気がするがやや遠慮してモダンもいれてみたらしいピンクの間、ブルーの間と仕切られた奥のグレーの間に着席。マカロンを注文しようとおもったのですけどローズのマカロンなど人気の商品はすでになくマロン、チョコレート、シトロンとカフェの4種類しかなかった。
マカロンはマカロンだったけれども・・

シトロンとマロンにしたんだと思うのですが2つ食べてとりあえず満足。オーダーは2Pと4Pだったけど写真はお友達にひとつ借りて3Pにしてみました。美味しかった・・・でもなんとなくパリで初めて食べたようなあの感動はちょっとなかったのは残念。味云々というよりはここでしか食べられない!というその思い入れなのかもしれないけれども。今更マカロン?な気もしたけどでもやっぱりラデュレが日本にできてうれしいな!
JOUVAUDのパート・ドゥ・フリュイもお薦め

スイートついでにこちらも。チョコレートが好きだけれどもこの暑さでさすがに触手がのびないがそんな中こちらのフルーツのジェリーは果物の味がしっかりして見た目も涼しくてお勧め。
ジュボーのHPはこちら http://r.gnavi.co.jp/a216500/
もちろんとらやの夏の和菓子もそれは涼やか~

ミッドタウンのとらやではいつも企画展がされていて興味深いのだけれどもさすがは和菓子はこんな暑さのなかの納涼感は素晴らしい。夏菓子とガラスをテーマに8月31日まで夏菓子とガラス展が開催されている。5人のガラス作家の方々がとらやのお菓子のために1年がかりで創作したというガラスの銘々皿が美しい。琥珀製(寒天を溶かして水あめなどを加えて固めたもの)のお菓子の若葉蔭は透明な琥珀の中を本当に小さくて精巧にできた金魚が泳いでいる。。なんて愛らしい。。写真の和菓子は葛製。。そっと冷たいそれに触れてみたくなる繊細な吹きガラスがこれまたなんとも涼やかで・・・。もしお時間あれば是非のぞいてみて涼をとってください~。
ちなみにこの企画展は第7回目。たぶん私は全部見ているとおもうのだけれどもこの企画は創業1241年(!)という大老舗のとらやさんにあって20代の若手社員の方のものだと聞いている。そうかあ。。やっぱり常に新しいものをいれるから伝統なんだ、とおもってそれにも感銘をうけたのでした。余談ですが。。
とらや 東京ミッドタウン店はこちら http://www.tokyo-midtown.com/jp/shop/81/index.html