Happy!の教えてくれる事 |
こんにちは~お盆もすぎてなんとなく今日はメールの数も増えました、皆様の夏休みはいかがですか?私は今週1年間通ったアーユルヴェーダの1年生の期末テストが今週であせって勉強していますが、自分の記憶力の低下ぶりと視力の低下ぶりに驚いています。覚えたそばからこぼれ落ちてゆくのをせき止められない!!
それはさておき今年の世界中の大ヒットといえばPharrellWilliamの「Happy」ですよね~私もこれ本当に大好き!つい口ずさんだりちょっと踊りだしたくなりますよね。Pharellの当初の思惑もはるかに超えて世界中の人が独自に踊っていていろいろな動画を皆さんきっとたくさん目にしていらっしゃることとおもいますがちょっと考えることがあったのであえてご紹介。。
イスラエルとガザでもHAPPYが!!
ガザ版
楽しそう!子供もみんな踊っています。
イスラエル版
イスラエルの国旗が翻ります。
ついでに東京版Happy!知り合いがでてる!
原宿や表参道をみんな楽しそうですよね~ユナイテドアローズの社長も踊ってるわ!!
徳島阿波踊りバージョン!


すっごく残念なのですがこの阿波踊りバージョンすごくかっこよかったのに今削除されてしまってみれませんね。
しかし数ヵ月後に子供たちが犠牲に・・・

これを見ていて思うのは「本当に結局みんなおんなじじゃないか!」って事ですね。住む場所、言葉、人種、宗教が違っても「Happy」というそのくくりでいけばみんな驚くほど同じですね。それでもガザやイスラエルのこのHappyの映像が作られたわずか数ヵ月後には紛争に発展して、ここではアップロードできないような血まみれの子供たちの死体が累々と並ぶ大惨事となります。写真は2014年の世界報道コンテストの大賞となった「ガザの葬列」。見ていると涙がただでてきます。
報道などの説明を聞いてきますとそれはもう歴史的にも経済的にも政治的にももう複雑すぎる事情にアメリカなどの思惑も加わり、停戦にもちこんだものの過去の経緯からみても永続的なお互いの納得があるとはとても思えず暗澹たる気持ちになります。
Happyをみているともっとシンプルにできないのかな?と素朴に思わずにはいられません。
海外ドラマホームランド

最近一気観放送をしていてシーズン1を連続してみました。友達からいい、いいとは聞いていたのですがなかなかチャンスがなくて。しかし本当にアメリカのドラマってよくできています。8年間イラクに捕虜として捕らえられてた海軍軍曹が英雄として帰国するところから話しは始まりますがビンラディンを彷彿させるアルカイダに洗脳されテロリストなのか英雄なのか?二転三転主人公のCIA女性捜査官との息をつかせぬ攻防にいっきに引き込まれてしまいました。単にアルカイダを完全悪とするのではなくアメリカの暗部、政治の暗部、宗教の暗部、それぞれの立場の人の葛藤を描きつつ、互いに信じる物のために戦いが起こってしまう。どちらも正しくてでも結局どちらも間違っているという。。これをみるとアルカイダの怒りも理解できる。もちろんフィクションなのですが似たようなことはおこってるに違いないとおもわれます。このドラマがアメリカでも大人気というのを聞くにつれアメリカという国のエンターテイメント業界と国としての懐の深さに驚くとともに少し安堵もします。そして日本は大丈夫なのか?とそれはそれで昨今の政治情勢をみるにつけ心配にないrます。
ISAKでのリーダーシッププログラム

軽井沢インターナショナルスクールのサマーキャンプのシグネチャープログラムとして4年間とても人気のリーダーシッププログラム。アメリカの高校の先生で脳科学をリーダーシッププログラムに取り入れて大人気だったDaveが担当しています。4年間毎年生徒の発表をみているわけですが今年はとても印象に残ったことがあります。 このプログラムでは自分自身が自分自身のリーダーになることも目指していて自分にとって一番大事なことは何なのか?それを得るためにどういった練習をすることが大切なのか?ということをプログラムの最後に一人ひとり発表します。私は全部きいたわけではないのですが、私が聞いた7~8人くらいの子供たちはほぼ全員一番大事なことは「Happiness」 「Happy」だと答えていたことです。
ISAK自体とてもリベラルな教育を目指しています。将来にわたって戦争をおこさないというのもひとつの目標としてあるでしょうし、さらにDaveのこのプログラムもそういった答えが出やすいプログラムであったともいえるわけですが、聞いているかぎり「Money」とか「出世すること!」とかそういった答えをする子供がいなかった。それはそれで多様性という意味ではそういった答えをする子供がいてもよかったと思うし、逆にいないというのもそれはそれでどうなんだろう?と思う反面やはりこれはとても重要意味があることだと思いました。
Happyは当たり前な言葉で何が幸せか?というのはまたそれぞれの子供で違うとおもいますが世界の人の最大公約数はやはり「Happy!」だとおもいました。ただあまりちまたにあふれすぎた言葉で「幸福実現党」とかといわれると政策は知らないのですが、それだけでなんとなくうさんくさく感じてしまうのですがそれでもPharrellやジョンレノンらの真のアーチストにかかればその意味がたちまち本来の意味を取り戻し本質だけが全世界に広がるという事実。

最後にマンデラ氏の言葉を・・・
生まれたときから、
肌の色や育ち、
宗教で他人を憎む人などいない。
人は憎むことを学ぶのだ。
もし憎しみを学べるのなら、
愛を教えることもできる。
愛は、憎しみに比べ、
より自然に人間の心にとどく。