TEDxTokyo2014 今年は・・・ |

Twitterでリアルタイムで記事が更新されていく昨今にこんなのろのろなタイミングで5月31日に行われたTEDXTOKYO2014のレポートをあげています。

今年は早くも6年目なんですね~TEDXTokyoも。ここ2年間くらいちょうど別の用事と重なって打ち上げにしか参加できてなかったのでプレゼンを聞くのは久しぶりで楽しみにしていました。本当に大きくなりました、TEDXTOKYO。6年前に始まった時はアメリカで騒ぎにはなっていたけど日本では知名度はそれほど高くなかったしボランティアも少なくこじんまり、でも熱気だけは異様にあるという感じでしたけれど、今年は久しぶりに伺ってもうそれは様変わり!大塚製薬の大手からベンチャーのような会社までスポンサーも沢山つきプログラムなんかもすごいお金がかかってる!

そして何よりボランティアの学生の多いことったら。主催者のパトリックが外国人だからそのネットワークで割合としてはものすごく外国人が多いのはいつもながらですけど、学生のボランティアも基本的にバイリンガルみたいですね。雰囲気はなんとなくGoogleとかAppleとかのそういった会社の雰囲気に似ている感じ。最近のトレンドはやはりこういった自由でテクノロジー、デザイン、シェア、つながり、そういったところにエネルギーが集まりますね。

こんな素晴らしい成長を遂げてるTEDxTokyoですが参加者の声を聞いてみるとちょっとスピーチの内容のレベルはどうなんだ、というのは多く聞かれました。以前ご紹介した「奇跡の脳」のようなインパクトがあるスピーカーは稀だとしてもやはり驚きをもって迎えられるスピーカーを何十人も毎年集めなくては大変な苦労だとおもいます。また発信したあとじゃあどうするのか?その部分は聴き手にゆだねられているわけですが6年続いてきて多種多様な分野の話は興味深いとしてじゃやどうするのか、というところに出口のない感じにストレスがあるといっていた方もいました。
継続することに意味があるしこの「お祭り」継続する事自体がものすごいエネルギーで楽しませていただいているのですが、私自身もちょっと今年は第一部を聞いて第2部は抜けて、またもどるかどうかはちょっと考えてしまいました。結局もどって第3部もきいたわけですが私の周りは結構同意見でしたね。。。このあたりが正念場かな、と。。ただいろいろ私自身TEDXTokyoにご紹介したいスピーカーがいるので盛り上げていきたいな、と改めて思っています。
今年のお薦めはこちら!
79歳の素敵なおばあちゃま、ICTの伝道師まーちゃん!
私が話したほとんどの方がまーちゃんこと若宮さんのスピーチを一番印象に残ったスピーチとしてあげていました。
マーチャンこと若宮正子さんは、定年後にネットで会話を楽しもうと60歳よりパソコンを独習。1999年にシニア世代のサイト「メロウ倶楽部」の創設に参画した。戦中戦後を生きた人々の貴重な生の証言をデータベース化する「メロウ伝承館」を担当し、このプロジェクトが国連情報社会世界サミット大賞日本大会で最優秀賞を受賞。高齢者向けPC活用術として10年前に考案した「ExcelでArtを」はマイクロソフトから絶賛され、同社の公式コミュニティーの記事として寄稿されている。デジタルで創造する喜びを世界に伝えながら、本人も存分に楽しんでいる。 -
もう一人私のお薦めは青木純さん
ユニークな集合住宅をプロデュースする方。賃貸でありながら住人が主役で壁紙などを自由に選べる賃貸住宅からはじまりコミュニティーが自然発生的にできあがっってそら豆ハウスなど昔の長屋に似たような一つの家族のようなつながりがうまれています。面白いですね~~感心してしまいました。
その他印象に残るスピーチもあったのですが興味があればこちらからどうぞ
打ち上げは例年通り渋谷の歴史ある金王神社で


アメリカとは違い参加者は参加費が一切かからずボタンティアと企業の協賛で昼食からおやつ、打ち上げの飲み物食べ物まで一切まかなわれているのは相変わらずすごいです!スポンサーが大きくなってきていてパンフレットもオシャレに豪華になっている。。。このあたりは費用かけなくてもいいかなあ・・・。