女子による女子のため女子のアート! |
今年もGIサミット開催されました。日本のダボス会議と銘打って毎年パワーアップしているそのエネルギーには純粋の感動します。特に30代前半の参加者は企業家としても日本のトップレベルの人達が参加しているし福岡市、大津市、千葉市などの市長と三重県知事など若い政治家の皆さんが地域から始まる日本変革というのでものすごく頑張っているのをみて心が熱くなりました。

そんな中で私が今回一番印象に残ったのはお3方。一人は一見モデルかとおもうほど美しいアーティストのスプツ二子さん。ボストン生まれで現在クールジャパンの委員などもつとめダボス会議メンバー、神戸芸術工科大学の客員教授、2013年からMITの助教授も勤めるまだ若干28歳の才色兼備。かなりはじけた性格とお見受けしたけれどそのちょっとギャルっぽさとアーティストと大学教授という肩書きがなんともチャーミングで。。
ムーンウォークマシーン セレナの一歩
彼女のアート作品としてNASAからの依頼で製作したというアートが紹介されましたがカッコいい!お話によるとNASAから宇宙開発とかそういったことは男性ばかりでどうしたら女性にも参加してもらえるか、というのをテーマに作品をつくるとういので製作したのがこれらしい。月面についた足跡がハイヒールだったら?という発想からハイヒールの足跡を残す有人ロボットの製作という話になり実際に作ると数十億かかるのでまず映像からということでこの作品ができたということです。
情熱大陸でもご紹介されたということなのですが関連記事リンクしておきます。
ロンドン大学で数学専攻だったという彼女、面白いですね~~セッションでの言葉で面白いな、もう一つおもったのがアートではちょっと嫌だな、みんなが感じることもあえて作る事があるということでした。そうする事で何でそれが嫌なのかを考える、そのときの気づきがなにか既成概念の殻を打ち破ったり本質が見えたりするということでアートにはそういうコンサル業のような力もあるということを明るくおっしゃってました
もう一方は乙武さん

杉並区で3年間担任ももたれたという乙武さん・・・。もう皆様よくご存知だとおもうのですがお話してみてその辛口なコメントや時には自分の体の事もネタにした話ぷりもちょっとドキッとさせられます。ありきたりな想いかもしれないですけれどやっぱりどういう状況になっても人ってその心持と意思で自分の未来を切り開いていけるんだと改めて思いました。自分自身を受け入れるっていうのは誰にとっても時に難しくて言い訳したりしながら私自身も生きているけれど人生もったいないな、それじゃ、と単純に思いました。参加した多くの子供達もきっと。
最後の方は・・愛があればどんな家族もそれは家族。
プライベートセッションのお話で本当に感銘を受けた方がいたんのですが島外不出のお話でプライバシーもあるので代わりに私が最近とっても気に入ってる動画をあげます。結局世界はこういうことだと思いました。憎しみですら愛というのは包みこみ全てを愛に変えていくもの。アメリカのCMからの今話題の1本。関連記事もこちらあげておきますね。是非読んで見てください。本当に素敵です!アートの力を思い知る私の永久保存版。
今回高校生になっている子供達も多くセッションに参加していて、企業家、経営者、マスコミ関係者、IT、アート、教育とさまざまな分野で活躍している活躍している人たちいろいろな想いをもって日本を変えていこうとしているのをみて刺激をうけたようです。ある高校生がいっていた高校生ならではの視点が際立ったので一言。
今回世界が考えるトップ10の問題とこの場の参加者が選んだTop3の問題意識がとてもずれていたんですね。どちらかというと経済発展が優先的な課題ととらえられていたようです。高校生はどうして貧富の格差や環境問題なんかがはいらないのか?っていうのがちょっと自分とは違った、という発言でしたがそれはとても素直なでも私の胸には刺さるコメントでした。いろいろな視点で考える、大事ですね。