老舗上野の「道明」の美・帯締め |
こんにちは、桜いよいよ満開ですね!なぜこんなにもうきうきした気分になるのか不思議なくらいですが日本中がやっぱりウキウキしていますよね。。消費税増税1日前だとしても。。そして配送が今日滅茶苦茶になってしまっていて私が悪戦苦闘してるにしても。。
そして今日上野にある老舗「道明」の帯締めがとっても麗しかったので是非ご紹介したいとおもいます!和のグラデーションはどれもはんなりしたお色味で素敵でした。
ちょっと敷居は高い・・・
創業1652年(!)呉服関係者やきものの達人が「帯締めな道明が一番!」と口をそろえる名品。1対1の対応で自分では絶対に選べない、100色以上の和色からプロならではのこれぞという色の帯締めを選んでくれるというのを友人に聞いてものすごく楽しみに伺いました。
小上がりになった店内には微妙な明度や彩度の差で染め分けられた日本の伝統色が端然と店先を飾っていてこれらの色の豊富さにまず圧倒されます。そしてなんて美しい色のグラデーション。みてるだけで気分が高揚してきます。ああ・・美しい。ちょっと敷居が高いですけれどお茶と干菓子がだしていただきまずは拝見。。
お店の方のお見立て・・
私が持参した下の帯に合わせていただいたのは「うこん」(漢字がでてこない。)自分では濃い海老茶紫のような指し色を洋服のように選んでしまうのですがこういう明るい色も素敵!このシンプルな単色の組紐が一番人気商品で14000円です。。
お店の方のお見立て・・・
私の普段・・
これもこれで気に入っています!
亀甲柄が有名だそうです。。
もっと複雑な組製のものは6万円とか~わ~美しい。。。いつかは。
美は細部に宿るといいますがまさに!帯締め1本で着物の装いは激変するので本当にあなどれません。そしてこの和の色あわせがなかなか私もまだわからなくて。。和の色名で並んだ糸がお店に額縁にはいって展示されていましたが本当にその繊細な色だしにうっとり。。フランスやイタリアの色使いも素敵ですけどこれは日本ならではの感性でDNAに訴えるものがありますね~
包装がまたとってもゆかしでした
やっぱり出向いてよく着る着物や雰囲気などみてもらってあれやこれやと迷いながらこの1本を決める楽しみはネットでは味わえない格別なもの。百貨店にもほとんど置いてなくて、あわせる帯揚げなんかも全然おいてない商売気のなさ。まさに帯締め一本勝負!老舗の風格!
<おまけ>
上野の「みはし」の粟ぜんざいは絶品!
上野は私のとってはまったくの未知の土地なのですが駅から道明まであるいているときに目をつけてた甘味処がこ偶然見つけたはいった名店「みはし 上野本店」!アワぜんざいはほっこりふんわりとした粟に程よい甘さの餡がほんと~に絶品!創業当時の写真ありました。老舗ですってね、しらなかった。未知の領域上野。。