コレド室町で今年一番のお花見!! |

こんにちは、急に春めいてきましたね~こうなると待ち遠しいのはやっぱり桜・・私は一足お先に今年一番のお花見してまいりました。といっても本物の桜は一本も使わずにお江戸日本橋にあるコレド室町でアートアクアリウムプロデューサー・木村英智さんによる展覧会です。なにはともあれ・・・

木村さんといえばここ数年夏に六本木ヒルズでの金魚をいっぱいの水族館的展覧会で人気ですが、今回はお江戸日本橋で夜桜のテーマのイベントですね。日本橋、最近本当に随分変わりました。コレド日本橋、コレド室町はその象徴的存在ですけどこの20日はコレド室町2,3号館もOPENとか。。
テーマは・・

「ある有力者のもとに、江戸の”かぶき者”から『わたしの屋敷で、江戸で最も早い花見を開催いたします』という招待状が届いた。3月初旬に江戸で花見とは気が早いと思い、半信半疑で屋敷を訪れると…」というストーリー仕立てで構成されています。
ふーむ、ふむ。会場にはまず桜モチーフの着物がだだ~んと展示されています。そういう趣向ですね。。
映像が美しい・・・

もはやこういったイベントでは3D的なアートは切っても切り離せないですね。白いタペストリーを多層的につるして夜桜が花吹雪とともに幻想的に浮かび上がります。
実際に食せるテーブルも・・

この映像の前には3種類の桜をモチーフにしてテーブルが用意されていました。ディナーは各テーブルX2で一日6組限定での夜桜ディナーを楽しめるとか。正直この会場でディナーをしたいか?といわれればあわただしそうだし人工的に薄暗すぎてちょっと??ではありましたが。。

ちょっとした仕掛けがあるお部屋も映像で。。
やっぱり金魚はいます・・・

会場はとてもこじんまりしています。メインは冒頭写真の江戸切子のグラスを1000個使ってつくったというシャンデリア。その下には桜を模した水槽に金魚が怪しく浮かび上がっています。

金魚はぷっくりとふりふり泳いでいて可愛い。。。
桜・・さくら・・サクラ

こうやってみると桜を日本人がどんなに好きでどんなに憧れをもって愛でているかっていうのがよくわかります。着物にも履物にもお菓子にもふすまにも・・・とにかく大好きなんですよね、私達。。


そして同時に色々な表情がある桜ですよね。春の柔らかな陽射しの中で咲き誇っている明るいさくらや、1週間でとめどなく散っては散ってゆくサクラや、今回のように妖しい光を放つようなさくらや端正なたたずまいで帯や着物にその瞬間をとどめてるさくら。。
どれも捨てがたいですけどやっぱりまずは春の陽射しの中で咲き誇った桜がみたいなあ。。アートは時に本物以上に本物であったりするけれども、夜の香りがするなかそぞろ歩きをしながらみる自然の中の1本の桜には勝てなかったような。。ただまたとても桜が待ち遠しい気持ちにはさせられました。。
これから注目の日本橋・・
日本橋に活気が戻って数年立ちますけれどちょっと面白いツアーがあるのでご紹介を。。友人が参加してとても楽しかった、と聞いて私もいってみようとおもっているのですがその名も「日本橋めぐりの会」。午後の4時間でお江戸日本橋の誇る現在の老舗と、未来の老舗の関係者がお店のご案内を致してくれるそう。 絶品豆腐双葉とか江戸ほうき白木屋など日によって色々なお店がラインナップされているみたい。完全予約制です。
詳しくはこちらから・・・
春の半日江戸の架け橋日本橋をそぞろ歩き・・・なんていうのも楽しそうです!