北京より帰国・・・ |

こんにちは、青井です。北京から帰国しましたが一言でいえばだいぶ落ち着きを取り戻している感じでした。とはいえ冒頭セブンイレブンには中国の国旗が飾れていたり下の写真のように日本料理のレストランの看板が突然色画用紙で「中国料理」と訂正されていたり、街行く車の埃がかぶったウィンドウに「抗日」とか「日本の車は買わない」といたずら書きされていたりと余波はまだありありと街に残っています。
18日は生卵が配られた!


友人の運転手さんが18日の満州事変にまつわる記念日の大変だったエピソードをききました。20日日本大使館前を車でとおりましたがもはや通常とおり。しかし18日のデモはすごかったようで大使館前では中国警察がなんと生卵を配り「これにしておいてね、石など危険なものは投げないで」といっていたそうです!!そこまで民衆を抑え切れなかったともいえそうですし、当局も18日まではガス抜きではないですが積極的に抑制していなかったという説もまんざらではなさそう。中国人の運転手さんは友人から電話がかかってきて「日本大使館前で無料で卵もらえるからもらいにいこう」と誘われたという笑い話のような話もありました。
この時期に何しに行くんだ?

みんなに「なんでわざわざ今行くんだ?危ないから延期したら?」といわれていたもののどうしてもいかなければならなかったのが子供の学校関連。ほんと1人子政策とはいえほんと学校の子供の数はとっても多いですよね。1学年10クラスあるとか。体育のクラスの帰りらしいです。国立の学校でうちの子供は国際部というところにいますが、授業はすべて中国語ですが国際部だけは中国の政治に関する授業はないそうです。外国籍の子供もいるなかそれはややこしすぎて出来ないとか。。なるほど。。学校は本当にセキュリティーもしっかりしていて反日のことはまったく問題になっていないと聞いて安心しました。やっぱり個人レベルでよく知り合ってるお友達同士ではそうはならないとおもいます
なぜか観光までしてしまいました・・・

今回は学校の先生とのミーティングとかカウンセラーとのミーティングなどでびっしり予定がはいっていて時期も時期ですし観光する気はまったくなかったのですが、中国の心の友の友人が心配して宿泊していたリッツホテルに運転手さんと車をずっと待機させてくれていて、なにかホテルに閉じこもっていてずっとお待たせしておくのも悪いということになり、やおらあいた2時間ほど観光することに。。前回混んでいてはいれなかった「故宮博物館」にはいってみたかったのでいってみました。
危ないといえば危ない場所

息子に「なんで故宮博物館?天安門で危ないじゃん!」と到着するなり言われ、そうか・・・とおもったのですがもうついてしまったし。はじめ運転手さんは駐車場でまっていてくれるということで別れたのですが、すぐさま車で追いかけてきてくれて一緒にまわることに。心の友の中国人が私達だけでいかせるなんてとんでもない!一緒にいってあげて、と電話してくれたよう。。中国語で会話している息子と運転手さんについてまわりましたのでおそらく日本人にはまったく見えなかっただろうということもあり、なにか危険な雰囲気がするとかもありませんでした。しかし広い・・・

展示の建物がディズニーランドの30倍以上あるとかいう敷地に点在していてそこにいくだけでもくたくたに。。駆け足でざーと4建物ぐらいをみましたがやはり紀元前3000年とかの土器とかをみて中国文化の奥深さには心打たれるものがありました。特に書の館がよかったです。
食べてばっかり

結局ミーティングと食事だけが主だった今回の中国。帰国してからしばらく何も食べたくないっていうくらい食べてしまいました。これは北京の人気店のジャージャー麺。素敵なお庭があってそこにはパープルのソファー席だったりパラソルもあったりとオシャレで大繁盛してました


たんたん麺もおいしかったです。
リッツの朝食のビュッフェ

中国の六本木「新光天地」のリッツが好きなのでいつもそこにとまりますがここは本当にクオリティーが高いです。タイの王女様が半分もっているくらいなので。朝食もすごく美味しいです。普通の洋食のビュッフェのほかにこのような麺もその場でつくってくれます。
北京の六本木ヒルズ

新光天地にある北京の六本木ヒルズです。もっとも家賃が高く外国人が多くすんでるらしいです。なんとなく雰囲気も六本木ヒルズににているような・・
しかし今回の中国と日本のこの緊張関係・・・あまり解決の方向性が定まっていないだけに心配しています。聞いた話なので数字の真偽はわかりませんが1漁船が1回尖閣のほうへ漁にでかけると1000万円程度漁ができるとか。。そうか・・・実際の数字で言われると確かにこれは喧嘩の種になる話ですよね。中国に進出している企業は何日も閉鎖に追い込まれたり経済的打撃も大きく、早くもとのとおりの友好関係にもどってほしい、いったい両国政府は何をやってるんだ、というのが両国経済人の率直な感想ではないでしょうか。。子供を送ってる私もまったく同感。。
賛否両論あるようですが中国でもっとも有名な日本人 target="_blank">加藤君の記事をご紹介しておきます。
好き嫌いを乗り越えて一緒にやっていくしかない隣国ですから・・。