軽井沢Summer Camp 2010 募集要項 |

ここにこれを書くのはちょっと躊躇したのですが2012年開校予定で今軽井沢にインターナショナルスクール、それも全寮制男女共学の中学・高校をつくっています。学校名は軽井沢インターナショナルスクールです。本業はもちろんスイートインスタイルでこれに人生を掛けてるわけですが(!)教育って本当に本当に大事な事でアメリカの高校に視察してもあまりに日本の教育事情が酷く、自分の子供に行ってもらいたい学校も見当たらず、大した人生経験ではないけれどそこから思うこういうこと中学高校時代に経験してたらどんなに素敵だろう、というのがあるので今評議員という形で参加しています。
学校の大まかなコンセプトは「あしたのアジアを担う子供達のために」ということで3分の1生徒をアジアか奨学金で呼んで3分の1は日本人、残り3分の1がその他欧米諸国の子供達というイメージです。

校長先生になる小林りんちゃんはまだ30代半ばだけれど、カナダのUWCのボーディングスクールを出身でそこはなんと100人の生徒全員が国の奨学金で来ていて86カ国の生徒が集まっていたという高校。そこで人生の生きる意味も学んだというパワフルな女性で東大、金融、ベンチャーを上場させて、スタンフォードで教育をまなんで2年間単身フィリピンのユニセフでストリートチルドレンへの貧困層教育をしていたという経歴の持ち主。経済界でも様々な方が日本の教育に危機感をもっていらして沢山の方がご協力してくれている。元ソニーの出井さんやブログでも何度かご紹介させていただいている私の大好きなマッキンゼーの日本代表のエアンショーさん。カンボジアの難民でパリに亡命してここまできたというすごいのにに本当に謙虚で勤勉な方。そして建築はこれも何度かご紹介させていただいているエドワード鈴木さん、理事にもなってくれているのですがほんと皆さん手弁当状態で忙しい中お手伝いしてくれている。そして日経新聞に載ったりんちゃんの記事をみてメールをくれてボランティアで手伝ってくれている方も多数のドリームスクールプロジェクトなのです。
軽井沢で今夏サマーキャンプ開校!

2012年の開校に向けてやることは山済み、学校作りにむけた喧々諤々の議論はまた機会があればご紹介ということで今回はとりあえず1stステップとして今年の夏サマーキャンプを軽井沢で開校します。土地は5万坪問う土地を嬬恋村から30年間おかしいただくことできまりましたがまだ建物がたっていないので万平ホテル近くの施設をお借りしての開校です!
時期 7月19日~30日まででクラスは英語です。去年11月に視察に行ったアメリカのトップボーディングスクールの先生達が数学、歴史、サイエンスなど4人が来日ます。単なるお勉強や遊びじゃないキャンプ、わくわくするキャンプにすべく数学といっても暗号学とかとりいれたりします。それと目玉になるのがデザインのクラス。スタンフォードで研究されていていまスタンフォードの周りの中学でも人気のその「スタンフォードデザインプロジェクト」。現地では例えば「サンフランシスコのメトロを改善するには?」というお題で実際に子供達が駅に行きメトロ利用者にアンケートをとって問題点を探しそれをどう改善していくか「デザイン」していくようなクラス。今回はスタンフォードの研究所の所長さんが来日して軽井沢サマーキャンプの子供達のためにプログラムを考えてくれます。エドワードさんもGOoD Designということでフィボナッチ数列からフラクタル係数などを楽しく自然の中で探しながら最後は三角のフラーの構造理論で大きな記念になる立体的な建造物をみんなと作る予定。フィリピンとネパールからも4人子供達を奨学金で招待していて一緒に学びます。


上の写真はプレセッションで2月にエドワードさんが20人の大人&子供達におこなった「GOod Design」
数学・物理がちんぷんかんぷんの完全文系の私でもすごく感動した一生心に残る授業でした。これはGOODと God Desginを掛けてるんですね、いうまでもなく。
一応サマーキャンプのブロッシャーとアプリケーションフォームはこちらから。
もしこのブログをみて一人でもご興味持ってくれた人がいたら、すっご~~く嬉しいです。
しかしまた文章ばっかり。。次回は必ずインテリアということでお約束します。