梅垣の美しい帯、伝統と革新@こもものや玖 |









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2019年 06月 14日
京都の西陣の老舗帯屋、梅垣織物さんのお話
渡辺さんにお誘いいただいて少人数でのお話を伺う貴重な機会でしたが、梅垣社長の真剣な物作りに対する姿勢と、絶えず変化しているからこそ何百年と人々を魅了する伝統のデザインのお話に感銘をうけました。 西陣は500年程の歴史があるそうで応仁の乱で焼け野原になった京都で、ゆるい職人さんの連合だそうで、その技術やアイデアはみんなでシェアしていて誰かが独占的に囲っていたものではないそう。糸を作る、織機、染め、箔、そしてそれぞれの工程ごとに、別々の職人さんがかかわり複合的な産業になってゆき、昭和40年ころには西陣産業は1兆円規模もあったそうで、それは当時のトヨタと同じ規模だったそうです。 梅垣の社長さんは職人さんではなく、職人さんにデザインや色などの指示をだす所謂今でいうところのコーディネーター。職人さんにはもちろんAランク、Bランク、Cランク・・・と熟練度に応じてあるそうで仕事の仕上がりも違うのは当然で、同じ下絵を見せてもその感性で仕上がりがまったく違うそう。江戸時代の木版画の原画を元にしたお二方の下絵の写しを見せていただきましたが、これが全く違う!もちらん形はプロなので同じなのですが、紐の1本1本の繊維の立体感や陰影の付けかた、まるで別物の絵に見えます。写真だとその違いが分かりにくいので残念なのですが、実物はもう版画と印刷ぐらいちがいます。 たしかにインテリアでもシーツのデザインですら同じ事はよくあって、同じデザイン画を渡しているのに、思った通りの製品を作ってくれる方とどうしてこうなっちゃうの?という出来映えになってしまう方や工場があるので、私も実感としてレベルは違えどよくわかります。 「3%」が分ける傑作と残念な作品 ![]() また同じ職人さんでも慣れてきたり気分が載っていなかったりしたら悪気なく、気が抜けることがあるそう。先代の社長は80歳過ぎで今でもお店にでるそうですが、社長を譲らてすぐの時のエピソードで朝送られてきた織りあがった帯をみて、「なんか違う、なんかおかしいわ、職人さんに電話して」といわれたそうで、何がちがうのかな?と、思いながらも職人さんに電話されたそう。 職人さんもそこはプロ、手を抜いたんじゃないか、的なことをいわれて「いつもと同じ通りでれす、手を抜いたとかいわれるのは心外ですわ」ということだったらしいのですが、しばらくして電話がかかってきて「あの後よく考えて思い出したんだけれども、その日は孫が来るっていうので確かにちょっとそれに気をとられていたかもしれない、申し訳ない」とご連絡があったそうです。職人さんといってもこの方は機械で織っているいるもので、若かった梅垣さんがみても違いが分からないレベル、それをやはり何十年もの経験がある先代は、手に取った瞬間にどこがどうというのではないけれど「これは違う」とわかったというこのエピソード。帯をおる職人さんもプロならば、それを扱う帯屋の社長もやはりぷろ。プロとプロの職人魂がぶつかるようなお話ですごいなあ。。。と感じいりました。 そして職人さんと帯屋の社長の関係のお話がもう一つ。手を抜く、抜かないというのは意識しているかしていないかは別にして手が慣れてくるとどうしても起きてしまいがちというのは職人さんの世界にもあるそうです。いかに100%以上の仕事をしてもらうかが自分の仕事だとおっしゃっていました。期日や金額が決まっている以上芸術品を作るように無限には時間も技も投資できないのは当然のこと、でもそれをどうにかいろいろ職人さんと話して交渉しながら最高のものを作ってもらう。傑作といってもそれは職人さんの120%の出来ではなく103%だそうです。すこし手が慣れてしまったかな、というものでも97%の出来。97点でもダメなんですね、でも最高でも103点。本当になんてハイレベルのお話なんでしょう。 伝統の柄の一部を拡大して新たなデザインに。。 ![]() この大胆な菊の文様、これは元々は文楽の装束だったそうです。元々は上質な着物は貴族や皇室がきるもので細かい模様のものばかりで一日に数センチしかおれないような高級品、それがだんだんに下の階級におりてきて室町時代?に(この辺が時間がたってちょっと曖昧に。。。)それではやっていられないので、昔の装束の柄を半身に大胆に大きくしたデザインが大流行したそう。そうやって昔の文様が時代によって新しい意匠として受け継がれてきているということです。 西洋でも行われる伝統から革新という手法 ロイヤルコペンハーゲンのこの柄もそうですよね~昔からあるデザインの一部を大きくして大胆にアレンジすることでとってもモダンで伝統に新たな息吹を吹き込む手法ですね。とっても新鮮なのにどこか目にも馴染み懐かしさもあります。 ![]() ![]() アールヌーボーの原画は日本の意匠? ![]() ![]() 目指しているのは100年200年残っていくもの ![]() 梅垣社長自身「私ははまったく自分で手を動かして物を作ることはできないし、自分で新しいデザインをつくってそれが100年200年残るなんてことはとてもできないし、そんな才能もありません。でもここにもう何百年と残ってきたデザインがあるんですわ。やっぱりずっと残ってきたものには力がある。それをそのまま使うのではなくそれを今の時代に合わせてアレンジしていくことが大事。ここまで残ってきたデザイン、意匠だからあと100年や200年はやっぱり残るんちゃうかな、とおもいますわ。それが自分が目指すもの」ちょっとところどころ、梅垣社長のはんなりした京ことばの口調を思い出して書いてしまいましたが、東京語と混じって不自然かもです(汗)が京都ってやっぱりすごいな、と再認識しました。 「京」=「比類なきもの」という意味 ![]() 「京」という言葉はもともと比類なき、最上級のもの、という意味だったそうです。それぐらいの伝統と洗練があってプライドもあるんですね。ずっと変わり続けることで最高級であろうとする伝統だからこそ、こんなにも人々を魅了し、何百年単位で物事を考えられるのでしょうね。今の時代はなかなか伝統産業に厳しい時代ですけれど、この美の蓄積は形を変えて受け継がれていくものと確信しました。 こちらは京都の亀末廣の茶室に見立て杉の箱にはいった「四畳半」というお菓子だそう。問屋さんの方がお土産にこの日もってきてくださったもの。なんという愛らしさ!お本当につくづく感心してしまいました四畳半に見立てた箱に季節の可憐なお花がぎっしり。私はアジサイを真っ先にいただいてしまいました。本当に小さなこれは東京には売っていないような気がします。「比類なき」京の冠に偽りなしですね ![]() #
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| 2019-06-14 15:40
| 青井的芸術鑑賞
2019年 06月 06日
香港生まれのインテリアデザイナーのアンドレーフーさんの徹底的な細部にわたっての完成度が高いです。香港島サイドにありセントラルにもすぐでとっても便利な場所にあり、レセプションは1Fの車寄せにある小さなデスク1つだけ。ベルデスクと共用になっているぐらいここはシンプル。 上層階のほうがお部屋とレストランになっていますがエレベーターホールでエレベーターが来たことを知らせる音が瞑想などに使うシンキングボールの音になっていてしょっぱなから妙にテンションが上がってしまいました(笑) バスルームがとっても良い! 1段上がったバスルームが明るくて広いのは気持ちがいいですね。あとこのタオルハンバーにかかったタオルがふかふかなのもバスマットが大きくて真っ白なのもポイント高い 扉のないシャワールーム 扉があるの面倒なのでないのはわかっていらっしゃる。頭上からのシャワーと床のスリットがはいって水が流れる仕組みが美しい。お掃除大変そう モダンクラシックなお部屋は立体的 部屋は80平米からですので広々しています。ベッドサイドのテーブルやデスク回りのインテリアも本当に細部まで行き届いています。 最近日本にはないサイドテーブル ![]() もデスクに組み込まれているデザイン。 コーヒーセットにカトラリーも美しい クローゼットの配置がいい! クローゼットとメイクデスクがお部屋になってるのが、これまた使いやすい動線ですよね。こちらにスーツケースも置けるのでベッドルームが乱雑にならないのもいいですね。ちゃんと、シューキーパーが女性用男性用と置いてありました。 ![]() バスルームとシャワールームが明るく窓際に位置していて、それを仕切るようなダブルシンクがありますが、完全が壁ではなくミラーの脇からはバスルームがみえるようになっているので明るいし、パウダールームの配置にも間取りの上手さがうかがえます。 因みにこちらのアメニティは・・ ジムの様子 ジムのほかにも朝ヨガをやっている曜日もあって私も参加しました。ただちょっと外なので香港は朝でも暑いです レストランでジュリアロバーツに遭遇! 朝食をとっているとなんとジュリアロバーツがいました!!!これはプルティーウーマン世代の私はすごくうれしかったです。ほぼすっぴんでしたがナチュラルな美しさはスクリーンのまま!回りの方が見ていたので気が付きました。 というわけで香港のThe Upper House Hotel、すっかり気に入ってしまいまして写真ばかりになってしまいました。お勧めです! #
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| 2019-06-06 20:55
| ホテル・素敵なお家
2019年 05月 06日
名前を言える人がほぼいない?日本一のイタリアン@軽井沢 軽井沢駅についたらタクシーに’小林シェフのレストラン’といえば着くから。。’と言われて伺った春浅い軽井沢。いつも予約の取り難いレストランの予約をしてくれて、お誘いくださるとっても有り難い友人はISAKのママ友。ママ友数名でこうやって時々時間を合わせて食事に行きますが、今回は軽井沢のFoglonlina della Porta Fortuna≪フォリオリーナデッラ・ポルタ・フォルトゥーナ≫という食べログでの評価が日本一のイタリアンだそう。 お誘いいただいたときには、いま仕事が少々忙しくてさすがに夕食のためだけに軽井沢までいくのは無理だわ、残念だけど今回はお休みということで一度あきらめたのですが、一緒に行く友人の1人が「理香さん、本当にここは美味しいから一度来てみて、全然ちがうから・・」というので珍しくものすごく悩んだ末お伺いさせていただうたのが2か月前の予約のおはなし 昨今のレストラン予約狂想曲 本当に最近の人気レストランの予約ができないぶりはすさまじい。。都内のレストランも人気店は年に1回の予約受付で予約できる日付はさらに1年後というお店もあるし、常連さんが行ったときに次の予約を取られるだけどほぼほぼ埋まってしまうので新規の予約がほとんど入らないとか、2か月に1度月初に次の2か月の予約ができるというので朝から電話をかけまくりやっと予約を取った、それレストラン予約専用のPCを買った、など回りでの白熱ぶりもすごい。そして必ずそういったレストランに最近外国人の方が一人で来ている、というのにもお目にかかる。日本のレストランはそれほど人気で、その方たちは海外からこのややクレージーに白熱したレースに参戦されているらしい。コンシェルジュなどそういった予約をとるシステムもあるのかもしれないけれど。。 友人のお父様が目黒にあったときから大好きでもう何十年と小林シェフのイタリアンに通っているということで今回はそのご縁で。 基本的にそれほど前に予定が決められないのと、食べたいとおもったときに気持よいレストランで美味しく食べられたらそれぐらいでいいや、とのんびり思っている私はこの凄まじい状況にただただ驚いてしまうが、たまにこうやってそういうレストランを次々と開拓し、難関のの予約を勝ち取ってくれる友人からお誘いいただいた時にうまく予定があえば有り難く参加させていただいている。 閑話休題、そしてこちらのレストラン、なにせ一日一組だから開始する時間はこちらで自由に決めていいらしい。 この日は5時からスタート。小林シェフと奥様ともう一人の3人でやっていらっしゃってお出迎えからとってもにこやか。4月の軽井沢にしてはとっても暖かい一日でした。 お部屋には暖炉があってこの暖炉がついているときはマックス4人(暖炉のそばがあついから)、これくらいになって暖炉をつけないとマックス6人までいけるそうです。 あまり私は飲めないのですが、お友達たち合わせてワインのマッチングをお願いしました。しかしここからのレポートはすごくあやふや。。 お料理の説明がなめらかすぎて紙の上で再現できない。。 小林シェフからのご説明が一品一品のお料理から合わせたワインまで戸板に水のようになめらかで、心地よいクラシックの音楽を聴いているよう。朝から、もしかしたら時には何日も前から1組のために食材をフランスから取り寄せ、吟味して1つのお料理になるまでに蒸したり、焼いたり、こしたりともうそれは手間暇と愛情をかけて作られたお料理。 #
by suiteinstyle
| 2019-05-06 14:38
| 健康・ウェルネス
2018年 09月 17日
こんにちは、先週香港に数日行っていたのですが、今回泊まってみたザ ランガム ホテルがとってもバランスが良くて感心してしまったのでご紹介。 今回条件として九龍サイドで便が良く、大学のオリエンテーションに参加する目的でしたので、実質的で金額的にもほどほどの所にしようと思いトリップアドバイザーに条件をいれて検索したところこちらが目に留まりました。口コミが満遍なく良かったのと写真でピンと来るものがあり3泊してみたのですが大正解! ここ1-2年のあいだににペニンシュラ、マンダリン、フォーシーズンズなどに泊まってみたのですがもちろんどちら良いし、特にペニンシュラは大好きですが、なにか必要十分なバランスのよいホテルで日常的にとなるとこちらが便利。一応5つ星ですが主張が控え目でエレガント。 私はあまり大きすぎないホテルで部屋の動線やインテリアなどバランスが良いなあ!わかってるな!と感じるホテルが時々あってそれに当たると凄く嬉しくなってしまうのです。インテリアはモダンでもクラシックでも良くて、規模も小さめから大きいのまであるのですが、この方(作ったかた?)とは分かり合える!と自分が共感できてツボを押さえてるホテルは超豪華とか奇をてらってるとかでなくても、心地よく過ごせてファンになります。 お部屋は普通だけど動線が良い! 見た通り部屋は極めて普通なのですがトランクを置ける台の位置や少し斜めに置かれたデスク、バスタブとシャワールームの位置関係やバスルームなどの使い勝手や充電できるコンセントの位置とかも使い勝手がいいんですね。少し難をあげるとすればタオルの位置。フェイスタオルが低すぎるのとなぜかハンドタオルがバスタブの右奥棚に置かれていて、これをもうちょっとどうにかしていただけるといいのになあ。と思いました。Rのデザインの洗面台やバスタブなので幅の関係で場所が確保できなかったんでしょうけれど。 スタッフのサービスも良かったですし、このすこし控えめな必要な分だけ十分ある、過剰感がない上品さがとても気に入りました。このミニバーやドロワーの上品な皮の色合いや取っ手の感じの使い勝手もいいし、がばっと手前に大きく開き扉になっているクローゼットもよかったです。このタイプだとクローゼットは絶対引き戸にしそうなものだけれど、動線てきに開けられるものなら手前に大きく開いたほうが片方の扉を寄せたりする引き戸よりストレスがない。 ピンクの隠れアクセントが可愛い! この通り部屋もホテルのクラシックは色あいなんですけれど、いい色合いのピンクがホテル全体のアクセントカラーになっていてそれもとっても好感がもてました。部屋のミネラルウォーターのラベル、部屋の文房具関係だったり、綺麗なブックエンド風に収まったルームサービスや施設案内のバインダー、ピンクのモザイク風ボールペン、裏紙だけピンクになっている封筒、クローゼットの中の女性用ハンガー、朝食ビュッフェの横におもち帰りできるコーヒーがあるのですがそのカップばピンクだけはピンクだったり、ちょっとしたところがこのピンクなんですね。やろうと思えばもっとピンクにできるとおもうのですが、このちょっとしたピンク使いが可愛いなと。。 1階ロビー横のお土産コーナーもあまり主張せず控えめなコーナーなのですが、中を覗くとピンクに統一したディスプレイ ピローの香りが選べます! シーツや寝心地は私は職業柄うるさいです笑。特に今回よかったのがさり気なくピローの香りが選べるところ。ラベンダーや、レモングラス、グリーンティーなどがありました。私はレモングラスをお願するとすぐに持ってきていただけました。この香りあまり強すぎても眠りを妨げそうですが、ほのかに香る具合がとってもグッド! ジムとプールが明るくて良い! 朝ヨガをやりたかったのでジムに行きましたが、良いホテルでもジムが地下にあって窓がなかったりすると冷房をガンガンきかせ、空気の通りも悪くてがっかりしてしまうのですが、こちらはそれほど広くないのですが屋上階に2F構成になっているジムでマシーンやストレッチエリアもプールが見える窓際にあってとっても気持ちがよかったです。24時間あいていて有人なのも◎。なんとなく早朝や夜中にジムにいってだれもいないのも不安なもの。気持ちよくヨガをやったあとは珍しくプールに。。 プールも早朝だったので人がまったくいなかったので独り占め状態。ホテル宿泊客だけの大人のプール。マンダリンのホテルが季節もあったのでしょうが騒がしく、あまり清潔な感じもしなくてがっかりしたので、こちらの清潔な感じも好感がもてました。プールはちょっと冷たかったのですがジャグジーに気持ちよくつかりリラックス スパ併設でロッカールームはこじんまり スパは試しませんでしたが、ロッカールームはスパと共用でした。小ぶりなのでシャワールームやトイレは2つしかないのですが私はコンパクトにまとまっているところにむしろ好感をもちました。ここも必要十分なものがコンパクトに動線を抑えきちんと清潔にある。これはなかなか難しいこと。豪華におかねをかければもっといろいろできますが必要十分なものだけをきちんとコンパクトに納まっているってなかなかないですもの。 レストランのラインアップも◎! 中華はいっていないのですが三ツ星らしいです。朝食は2か所ですがメインのレストランは船のキャビン風。中華風西洋風、万遍なくおいしかったです。個人的にアロエベラの取り放題が嬉しかった笑。中々日本ではアロエ単体でないので。アロエはアーユルヴェーダでも女性にとても良いので庭で育てていますが、食べ放題するもすぐなくなっちゃう! 最後時間があったのでお茶とケーキだけ食べましたが1Fロビー脇のラウンジのアフタヌーンティーは予約でいっぱいのようでした。ケーキは普通でしたが雰囲気はハープの演奏などもありなかなか落ち着く感じ。 サービスもよく便利。。。 今回九龍サイドの大学でのイベントに何回も行くのでほとんどウーバーかタクシーでしたけれども、地下鉄のTsim Sha Tsui駅からすぐだし、マッサージが沢山あるエリアだったのでそれもとっても便利でした。1日2回のベッドメイキング、丁寧なスタッフの応対もよかったです。隣接するDFSで最後お土産を買ったのでエントランスのベルに預けておいたトランクにさっと入れようとしたところ、ここでは入れないで、とベルの方が荷物をもって奥につれていかれました。小さいお土産だったのでトランクを全開する必要もなく横からいれられるのでいいかとおもったのですが、こういった所でホテルの格として、トランクの出し入れをさせないというのもスタッフの教育がきちんと行き届いている感じがしました。 ロンドンがもともとのようですが、世界中にいくつかあるようですね、ザランガムホテル。まったく今まで知らなかったですが。 というわけで必要十分なものだけがコンパクトに収まっている便利なホテル、ということでザ ランガム ホテル香港お薦めです! #
by suiteinstyle
| 2018-09-17 00:16
| ホテル・素敵なお家
2018年 09月 16日
なんて熱心なアメリカの大学の父兄。。 前回からの続き。。。 新入生の父兄向けオリエンテーションでは2日間にわたっていろいろなイベントが用意されていたのですが、驚いたのは親たちの熱心さ。。 日本の大学では入学式はあるとおもうけれども家族向けのオリエンテーションとかは今時はあるのだろうか? 自分が大学生だったころを思い出すと入学式・卒業式はともかく大学が親や家族に対して授業の構成や、寮の説明、インターンシップ、海外留学、ヘルスケアについてなどと説明するということはなかったようにおもう。 アメリカの高校でも年に2回はFamily Weekendのようなものがあり随分と楽しませてもらったけれど、まさか大学でもこれほど親や家族向けのイベントがあるとは思っていなかったので驚くとともに、やはりこしてコミュニティーに一員として迎えられるというのはとても嬉しい。 ざっとオリエンテーションのスケジュールをご紹介してみますと。。 8月29日 事前に誰が来るかを登録しているので、名札や予定表などをもらってバッジやシールなどアメニティなどももらう。うちは祖父母も連れていったがGrandpa やGrandmaやSissのバッジも。 11:30~12:30親とファミリーのウェルカムランチ (学長のスピーチ等) アカデミックコースの説明 14:15~15:15 Making the Transition 健康とウェルネスプログラム等について 15:15-15:45 Ability -related Service 16:00 ~17:30 学長の家でのウェルカムレセプション 17:30~18:30 Session for First Generation Families (出なかった。。。) 17:30~子供達と学内のカフェテリアでディナーまたは外に行くのも自由 (外にいきました=) 8月30日 9:00-10:00 Parent to Parent なんとParents Leadership CouncilというPTAのようなものがありその方達が新入生の親向けにパネルディスカッションとQ&A 10:00-11:00 An introduction to Students Affairs Diversityや国際生徒の面倒をみるスタッフなど学内にいる生徒を助ける様々な分野のスタッフの紹介 11:00-12:00 HMC Resources Open House ーAccademic Affairrs ーDining Service ーFacilities and Maintenance ーOffice of Career Service - Office of Community Engagement - Office of Study Abroad ー Office of Institutional Diversity ー Student Account - Financial Aid and more 12:00-13:30 Lunch and Parent Leadership Council Closing 娘の高校は正直本当に新設校でオペレーションがまったく回っていなくて親としては本当に苦労したし、PTAまで立ち上げる羽目になり 学校の良し悪しは実はオペレーションによるところがとっても大きいと身をもって学んだ。 そういう意味ではきちんとオーガナイズされているオペレーションにはとっても感動した。そしてParents Leadership Council(PLC)ってPTAみたいのが大学にあるなんて!!! Family Orientationの親の参加率はとても高いし、海外からもみんなほとんど参加して説明会ではばんばんと親が質問するし、学校側もPLCもみんな一体になって学校を支えるという気概に満ちていて、’FAMILY’という意識がとても高い。 アカデミックでは勉強は相当チャレンジングだという説明があった。ただお子さん達はそれをやりきる事ができるし沢山のサポートがあり、我々はそのためにここにいるしここで働くことが大好きです。とまっとうな説明。優秀な学生でも1つや2つの学科が上手くいかないのはよくあること。 そして笑ってしまったのは ‘Below the average ' at HMC is still extraordinary. どんな酷い成績が送られてくるのだろう、 これだけ脅かされると。 ここまでオフィシャルな学校の説明会で学校があらかじめ親にHMCでの成績が平均以下でもがっかりしないで、と念を押してくるのにはわけがある。 HMCの卒業生でお嬢さんが二年生のお父さんがパネルディスカッションで、かつて自分が入学したとき1000人の高校でずっと一番だったのに大学にきたら下から三分の一になってしまってショックだったけど、大丈夫!というような話をしていた。因みに彼のTシャツにはCal Tech! とプリントされていた。ご存知カルフォルニア工科大のことだが下に小さくDivision Harvey Mudd と書かれているというネタに会場が沸いた。同じカルフォルニアにあってMITよりはやはりCalTechを意識するんでしょうね。。 ウェルネスセンター そしてアメリカの大学はメンタルケアに非常に熱心、裏を返せばそれだけとても問題が多いということ。こちらの大学でも学内のカウンセラーやその他様々なワークショップや瞑想、ヨガクラスがあるし、専門病院でのカウンセリングが受けられる無料チケットが一人8枚年間もらえるという。 以前スタンフォードでマインドフルネスの授業を教える教授の講演会に伺った際に、あの素晴らしい環境をほこるスタンフォードでも生徒の鬱や自傷行為、悪くすると自殺といった問題は深刻で、無料チケットが年に10枚だかやはりあるのだが、まったく足りないので、瞑想、ヨガといった事を取り入れたマインドフルネスのクラスも人気だという。 構内にウェルネスセンターを設置する大学も多い。厳しい競争をくぐり抜けて大学に入学するも、また今度はその中でさらに激しい競争にさらされ特に高校まで学年一で来ていて、大学でまさかの下から三分の一というような事態に陥った時のサポート体制が絶対的に必要というわけだ。 というわけで、講堂にあつまっての学科、ウェルネスでは細かいところまで熱心に質問する父兄が多数。 SNS のコミュニケーションも盛ん 会員制の父兄向けFBもParents Leadership Council が主導で毎日数回色々な投稿がなされている。 ‘I can’t find this online: Does anyone know the average gpa 2018 at HMC and the point differential in 2018 described in the letter sent with transcripts between grading at HMC and other insititutions wiIth grade inflation?’ とか Did you know HMC has a homework hotline for grades 4-12? It’s free and apparently they get calls from across the nation. More info here: とか もっとカジュアルに学校の近くに美味しいイタリアンある?みたいなものまで様々。 私はつらつらとやり取りを見ているだけだが、 来年のFamily Weekend の日付も誰かの投稿でわかったり、いまならすぐ近くのホテルのディスカウントの予約ができる、とかお役立ち情報から、学校の様子などわかって楽しい。 なんせ子供からはほとんど学校の様子などとうの昔から報告などないのだから。 Empty Nest 子供達が進学でいなくなり家が寂しくなる親の虚無感をよくEmpty Nest と表現されているけれど、子離れ、親離れしつつもサポート体制を作るというのも大学側も父兄サイドもとても熱心というのをまざまざと感じたオリエンテーションでした。 #
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| 2018-09-16 08:00
| 海外大学初心者親のカレッジツアー
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