伊勢丹第三弾はコバルトブルーのマラケッシュスタイルのベッドルーム |
やっと最後のご報告!エアリーなコバルトブルーのベッドルーム
2008年3月5日~3月18日まで伊勢丹新宿本館5F寝具売り場でのイベントというもうすでに大過去、いったい何をやったんでしたっけ?とこのブログを書くにあたってもう一度写真ホルダーを紐解いてみたけれどもそうでした、大人の雛人形のベッドルームがやや高度なインテリアテクニックだったのでビタミンピンク&オレンジはポップに軽めに仕上げさて第3弾のコバルトブルーはどうしようかと実は企画段階から一番難しいテーマだった。というのもコバルトブルーのベッドルームっていうのも現実的にはどこかのホテルの一部屋ならともかくちょっとやらないですからねえ。第4弾のゴージャスバービーもあっという間にテーマもイメージも固まったのに比べてこのベッドルームは初めからやや難航気味。テーマカラーのコバルトブルーと聞いてトルコ石ぐらいしかイメージが浮かばなかった。
プレゼン資料にいれたイメージ写真はこれ
エスニックな感じででも泥臭い感じの民族調ではなくあくまでも軽くキラキラしたビーズとかトルコ石とか透け感のある素材とかをつかった仕上げにしようということになりやや無理やりマラケッシュスタイルというテーマにしてみた。なにかテーマがあるとコーディネートのイメージも沸きやすい。が、予想通り家具選び、小物選びは難航。アクセサリーでは夏にターコイズのものが色々でてくるので1Fのアクセサリー売り場からの借りてきての展示販売を打診したけれどもこれは却下。フロアーを超えての販売というのはとても難しいのです。
ターコイズのクッション各種製作
もちろん小物の定番クッションは製作するとしてターコイズのカーテンの貸し出できる生地はナショナルでもマナでも大きい物はなし。冒頭写真のいすの上にかかっているものはナショナルの物。オーガンジーのキラキラのついた生地を購入してとりあえずディスプレー用にカーテン風に製作。(これは後にYahooオークションでどこかのお店のディスプレー用に競り落としていただいた。。。)
PVはこんな感じで
PVの全体はこんな感じで第2弾のピンクのときからの家具を結構そのままつかっている。B&Bのブックシェルフとかフロアランプとか。。
テーマカラーのアートを
細かく見ていただいている方がいたらお気づきかもしれないけれども黒の額縁がかかっているがこの中の絵をそれぞれ第一弾から変えている。またこれは別の機会にご説明したいのだけれども50cmx50cmの黒2cm幅の額縁を製作してもらい中のペーパーは伊東屋の輸入物の紙を切っていれている。この輸入のペーパーがいちいち本当に美しく広尾の伊東屋はこの紙専門店になっているのだけれども芸術的でマニアックな品揃え。コバルトブルーのコバルトブルー地に金色のドットが細かくついているインド製の紙25cm角くらいで窓を開けてそれにコバルトブルーやゴールドオレンジなどのペーズリー模様の非常に薄いペーパーを挟み込んでつくってみました。伊勢丹の方に’これつくったんですか?’とややあきれられ驚かれたがこれはほとんど純粋に額代ですので私の作品料はお値段に反映させていませんので・・(笑)つまり結構こういうのは便利なアイテムだとおもうのですよね。。簡単に雰囲気が変えられるアイテムのご提案でした。
出ました、問題のゴム手袋ターコイズ判
ピンクのときにベッドルームにはないだろう、ゴム手袋はということで思い切り却下されたゴム手袋のターコイズバージョン。アメリカ製だから思い切りがいいですね。最近日本でもこれよりもおとなしくなった似たようなゴム手袋をみかけるけどこれくらいやってくれると気持ちがいいのだけれども。。。値段も8000円とかになってしまって・・・ディスプレー商品と化していたけれどもお気に入り。
オーガンジーの大きなお花はクッションにつけてもコサージュにしても。。幻のAD COREのターコイズ柄の椅子
余談だがターコイズカラーの入ったファニチャーを見つけるのはほぼ無理だと思っていたが近所にショールームのあるAD COREでコバルトブルーの生地を張ったオットマンとソファを発見しここぞとばかりに貸し出しを打診するがこれは思い切り断られてしまった・・・・同素材の椅子の写真。橘田もうちもまったくお取引がなかった上に百貨店に家具を展示販売で数週間納品というのは搬送費などもかかるので必ずしも歓迎されるお話ではないのでした。。。ふ~。一応AD COREの広尾のショールームはこちらその意味では日本一高級な家具店サアラ麻布様とかは本当にこの伊勢丹のイベントの間いつも快よくご協力いただき家具が本物なだけではなく懐も深い素敵な家具屋さんです。念のためサアラ麻布はこちら。