タイでのお仕事 |
バンコクからのレポートです!反政府市民団体首相府を占拠し抗議活動による非常事態宣言は9月14日に解除されたようで一時外出禁止令などの話もあったようなのでどうなるかとおもったけれどもとりあえず今のところ私たちたいるようなEMPORIUMデパートがあるようなところはいつもどおりの穏やかなバンコクという感じですね、と特派員のような感じになってしまったけれども久々に橘田と私2人でバンコクに来ています。というのもSISのベッドリネンはご存知のようにタイで製作している。SISのデザインやコンセプトをとてもよく理解してくれるデザインチームがあるのとオーナーはタイでも数百の会社を経営する超リッチなインド人一族ということもありベッドリネンに対するラグジュアリーな感覚が素晴らしいので本当に仕事がしやすい。今回新たなベッドリネンデザインの打ち合わせで来たのだけれどもなんとめずらしくプリント柄の製作をする予定にしている。SISは基本的には白が基調に刺繍をいれたデザインのベッドリネンを製作せひているが唯一プリントではFLORAを商品として販売している。ブログトップが全体のコーディネーション。
一見FLORAはSISのラインアップの中ではクラシックに見えるから意外とおっしゃるお客様もいるけれどもこのクラシックとモダンのさじ加減がとてもいいバランスで私たちお気に入りのプリント柄なのだ。それもデュべカバーとピローシャムは表が上のリーフ模様で裏がユリの紋章をのアレンジした柄になっていてなおかつピロケースとフラットシーツはユリの紋章のプリント柄が刺繍になっているという手の凝ったもの。色だしといいこれは手前みそながら本当によくできている。今回もどうレベルの商品を作りたいとおもっているのだけれども生地見本などをみて柄を確認しているが何百種類とみてもやはりこれはともうものは10種類くらい。それもこれから色に関しては東京に帰ってからパントンの色見本帳から組み合わせを決めてタイのメーカーとの打ち合わせにはいる。
これが担当者のSurachest君。3年ほど前からの担当だけれども英語も堪能なタイ人の男の子らしいとってもソフトな物腰。ビーカーの色だしがOKになってから生産にはいり日本にはだいたい45日くらいでつく予定。なのでどんなに急いでも年末になってしまうけれども。こういったプリント柄のオリジナル製作となると最低1000mはつくらなくてはいけない。つまり1000m分だと大体サイズによるがざっとデュべカバー、フイッテドシーツ、ピロケースを最低でも150セットつくる分の計算になる。SISは同じ柄で色違いというのを作ったことがない。あまり意識したことがなかったけれども以前伊勢丹のH部長が他のメーカーの社長にSISの商品を紹介してくれたのを聞いていたのだがそのとき’通常同じ柄で2色3色と販売するところですがベストの商品として売り手が1色で提案しているというのが面白いんですよね’とおっしゃってくださっていたが’なるほど、そうだったんですね’と本人達が納得してしまった。というわけであまり色違いの販売をしないのだけれども今回はあえてちょっとそれにも挑戦してみようとおもっています。ちょっとプリント&デザインを羅列してみました。
以前某ホテルのためにデザインした商品>
これは一般に販売はしなかったのですが茶色のダイヤに刺繍がキュートだった。実際はトープの刺繍だったのだけれども茶色もなかなかいいですね。
プリント1
写真がとっても悪いけれども実際は上品な細かいペーズリーのような模様。地色はそのままにペーズリーの白の彩度をあげてもっと柄を浮き立つようにすればかなりよくなりそう。
プリント2
和柄っぽいがこれは全体の一部分。ややポップだけれどもとっても面白い。桜の部分はピンか。
プリント3
これはチョコレートブランウンかモカブラウンを地色にしようとおもっているがどちらがいいだろうか?あわせやすさを考えてモカブラウンでしょうか。。。
とこのあたりにしておくけれどもこの後は私達お気に入りのタイフードレストランに直行。
これがほんとうにおいしいんです。自分でつくる生春巻きとパッタイとひき肉のパテをフランスパンにつけて焼いた物。3食連続このレストランで食べた。次回はタイのマーケットをご報告します。
あまりにおなかがすいていて写真をとる前にちょっと食べてしまった・・・・・