久々のロンドン、イースターの頃のヨーロッパは春の息吹が感じられ芽ぶく命が眩しい季節ですね。4月にはアーツカレッジに娘を連れてきた合間に散策しました。今回断然おもしろかったのはEastサイド。最近興味があるのは昔は治安が悪かったけどアーティストなんかが移りすんで新しいカルチャーの発信地になっているような街。こういう街はアッという間にメジャーになると普通の街になってしまいがちなので旬のうちにみておかないと。
Calvert Street からRedcharch Streetへのんびりお散歩2週間前にアメリカ西海岸を回っていてサンフランシスコやシリコンバレー周辺も自由で明るくてフラットなあの雰囲気が心も体も開放される感覚があって好きだったけれど、やっぱりロンドンは歴史の積み重ねとそこから出てきた新しい物がすべて混在し一堂に見れる面白さがあります。アメリカ西海岸が良くも悪くもフラットで明るいのに対しロンドンは重層的でなおかつワイド。ダウントンアビーのドラマでもよく英国人社会に無邪気にずけずけと入ってきたアメリカ人が描かれて可笑しいですが、イギリス人と接していると感覚的には日本人に近い感じがしてちょっとほっとするよう感覚もあります。もちろん違うところもたくさんあるのですが。
と前置きが長くなりました。イーストサイドのショーディッチにあるレッドチャーチストリートまでHoxtonあたりからブラブラと歩きました。ベトナム料理店が立ち並ぶエリアを抜け教会から奥の公園に続くCalvert通りあたりもとてものんびりしていてカフェや公園で食事をする人や普通の町並みの中にちょこちょこっと可愛い雑貨店が点在しています。
Redchurchストリート到着!
それにテレンス・コンラン卿のプロデュースしたホテルバウンダリーもアイコン的な存在としてこの通りにありました。ヴィクトリア時代の倉庫にレストランやバー、ホテル、カフェ、ベーカリーが一角にありこのストリート全体の雰囲気を作っていました。
カフェの入り口が食料品店の入り口にもなっていて表の路上にはたくさんの色とりどりの有機野菜が並んでいてとっても美味しそう!奥のカフェもちょっとのぞきましたが大賑わい!ホテルの中は見れなかったのですがレセプションはホテルの入り口というよりは洋服屋さんかなにかのブティックのよう。ガイドブックによるとアンドレプットマンのデザインの部屋やコンラン卿のポップなアートコレクションが館内にはあるそう。
コンランショップはもちろんですがコンラン卿ってやっぱりとっても暮らしの楽しさや美しさを本質的にとってもよく分かっていらっしゃる方だと思います。ちょっと泊まってみたいなあ・・と思いましたがこのエリアちょっとロンドンの他の地域に行くときにちょっと不便で。
ペルー料理店ANDINAが最高!
そしてこのストリートの入り口にあるANDINAというペルー料理のレストランに偶然はいってあまりの美味しさにびっくり!イギリスって食事は本当に期待できるものではないという昔からの先入観が今回の旅行で完全に変わりました。イギリス、美味しい!周りの皆さんがほぼ全員食べていたレモンイエローの綺麗なプレートを指さしてあれ何?ときいたらセビチェ(CEVICHE)という業界類のマリネでしたがいろいろ種類があるなかのこのライムやコリアンダーなどのスパイスがはいったこちらが一番人気だそう。
ウェイターのお薦めのタコのグリルもお願いしましたがこちらも絶品!あまりに美味しくて翌日予約をしてもう一度来たぐらい。イギリス料理がというよりはこういった色々な国の人たちがきてその結果多国籍なレストランの味が格段に進歩したのかも。昔からインド料理だけは美味しかったという印象はあるけれど今やスペイン料理も美味しかったしホテルの食事も本当に美味しかった。
それとちょっとおまけで日曜日のノミの市もちょっと紹介・・・
アルファベット型とイギリスぽい柄が可愛いノートブック
ニコニコマークのバックやプレートたち
というわけで今日はここまでにして次回はそうそうにショーヴィッチの北側のコロンビア通りもご紹介します!