一目で恋に落ちるVila Carlotta !
こんにちは、青井です、ただいまバケーションでシチリアのタオルミーナから戻ったばかり。最近ブログがホテルばかりですが、ヴィラカルロッタはとってもチャーミングで愛らしいホテルなのでご紹介を!
斜面を利用して建てられたホテルはもともとは貴族のお屋敷だったものを改装しているとか。なにもかも揃っている大型なラグジュアリーホテルではないのに、スタッフの優しい心からの対応や気取らない雰囲気が本当に素敵!まさにおうちのようにくつろげるSamll&Luxuaryホテルの典型
街自体がディズニーランドのよう!
実はぎりぎりまでホテルはグランブルーのホテルと迷いましたが結果的にはこちらでとってもよかったかと。
一つのホテルで完結しているラグジュアリーホテルはもちろん快適ですし素敵なのですが、シチリアはなにか街全体がアミューズメントパークのようで街に近いほうが楽しいよ、というアドヴァイスを直前にいただきました。
確かにその通り、シチリアは今回初めてですが他のヨーロッパはもちろんイタリア人も多く以外にアジア人は少ない印象。ホテルは小さいものから中型のホテルがぎっしり島の斜面を覆い尽くすほど。こういってはもともこもないですがどことなく熱海風?!客層もそういった意味で様々で道を歩いていても楽しいです
そして街そのものがリアルアミューズメントパーク!階段状にテラス席のレストランが所狭しとひしめき、シシリーに住む人と観光客が入り混じりその陽気でカジュアルな雰囲気ごと楽しい街生活とケーブルカーで海辺に下りてゆけばそこはグランブルーの海の大自然と遠浅で美しいビーチが楽しめます。。まさに1粒で2度、3度おいしい本物のディズニーランド!
さらに人は温かくカジュアルで人は大勢いて賑わっているのに席が取れないとか座れないとかそういったことがないのです
一つには行動開始時間がみんな遅くて私たちの開始が早いからでしょうけれども(笑。日本にいる時に比べたらだいぶゆっくりしているのですが朝食は8時にいってもまだ一番乗りだったりビーチも10時にいけば最前列dす。ビーチに人がでてくるのは11時くらいから。夕食も8時過ぎからですし。。
ホテルのお部屋
なんだかシチリア紹介から始まってしまいました。お部屋はとってもカジュアルなイタリアンですね。実は3か月前でも一部屋しかあいていなくて希望のファミリールームが予約できなかったのでリビングのソファーを1台ソファベッドに、そしてさらに1台シングルベッドをいれるというかなり強引なセッティングでリビングのご紹介ができないのが残念。
海外を家族で旅行していて一番不便なのがこの3人以上だとたいていお部屋2つとらなければならないことですね。そういった意味ではVillaCarlottaは4人以上泊まれる部屋をいくつかもっているのでとってもよかったです。ラグジュアリーなホテルのスイートでもスペースは十分あっても4人で一部屋は使わせないところが多いですね。おそらく水回りの関係かともおもいますが。確かに今回水回りを4人で使うのはタオルやバスローブの置き場所やプールの後のシャワーなどの関係ですこし手狭。
でも基本はしっかり押さえられていますね。
クラシカルなベッドヘッド
アンティーク風なクローゼットにクラシカルな模様はあえてプリント
シルバーの額縁もアンティーク仕上げにイタリアンなポスター
リビングのデスクやソファもクラシックな色使い
充実の朝食ビュフェ
トリップアドヴァイザーでもみなさん絶賛しているのが朝食ビュッフェ!とにかく美味しい。シチリアの伝統的なポテトのはいったラタトゥイユや卵料理、チーズやサラミ、ハムの種類の多さ、フルーツも生のフルーツはもちろんイチジクや桃のコンポートにデザートビュッフェの充実ぶりたるや!!ホテルのビュッフェといえばだいたい決まりきったスクランブルエッグだのベーコンだのが並んでいてそれほど味に大差を感じない場合がほとんどですが、こちらのはまるで毎日全部手作りというか作り手の愛情がいっぱいつまった感じがする品揃え!シシリーの有名なスイーツのカンノーリは定番ですが、シュークリームやパウンドケーキやその他のケーキも毎日たっぷりと日替わりででます。
そしてこの景色!!テラス席ではすこし日差しが強くなってくる8時過ぎにはまるでお部屋のように壁際のカーテンをおろすとなんだか
空と海がまるで切り取られた絵画のようです。スカイブルーとオレンジと降り注ぐ陽光がもうこれでもかというバカンス気分を
盛り上げます
プールサイドもガーデンも好感度高し!
もう一つとてもバランスがいいのが小さな愛らしいプールとガーデン。間にちょっとした軽食や飲み物をだしてくれるバーカウンターがあって
プールサイドでのんびり読書もいいですしガーデンのほうでトランプやおしゃべりを楽しむのも。こじんまりしているのですが
このヒューマンサイズな大きさがプライベート感があってリラックス度がとっても高いのです。
少し歩いてケーブルカーでビーチサイドにおりていけば一日1人10ユーロぐらいでプライベートビーチのパラソル付きデッキを使用することができます
波はもうほとんど足元まで1mのところまでくるビーチ最前線!こちらも朝10時にいけば出足が遅いシチリアではもう最前列を簡単にキープ(笑
グランブルーの海もビーチもフレンドリー・・・
Villa Carlotta、おそらく右脳でつくったホテルなんだろうなあ・・5ツ星ホテルを作ろう!と考えた場合おそらく左脳的に一つ一つ条件を積み上げてつくる場合がほとんどでしょうね。レストランの数はいくつで部屋の大きさ、ベッドの数、スタッフの対応やタオルの質、そういうものをきちんと1つづつ積み重ねていって隙をなくしてつくりあげた100点のホテルっていうのは確かに便利だしゴージャスだし素敵。でも100点は100点でそれ以上にはならないかも。Villa Carlottaはおそらく本質から右脳的に作られたホテル、そんな感じがします。暖かいおもてなしの気持ちのスタッフ、古い貴族のお屋敷でこんなバケーションをすごせたら素敵だなあ、じゃああとは何があったらいいかなあ、プールサイドのバーやおいしい朝食、あとは・・そんな風に作られたホテル。だから穴はいっぱいある、正直。ちょっとお掃除が甘いときがあったりタオルの端っこが破れているものが混じっていたり。。。普段ならかなり辛口にコメントする私ですらそういったこともなんだか許せてしまうし、それすらちょっといとおしくなっちゃう、そんな感じにさせてしまうスペシャルなホテルですね。。
スタッフのクオリティーの高さはぴか一でした!初日に案内してくれたお姉さんはシシリーっ子、彼女のお勧めしてくれるレストランがもうことごとく大当たり!
東京のイタリアンのレベルは本当に世界レベルだとおもっていましたが、シシリアのそれはもうテクニック云々ではなく新鮮で濃厚な魚介類の素材としての美味しさに加え、生きる喜びが溢れるそれは幸福レベルの針が振り切れる美味しさ!ある意味衝撃的でした。これはこれでシシリーのイタリアン備忘録のブログをアップしたいくらい。。そしてエトナ山が目の前に広がるロマンチックレストランも眼前の海に夕日が沈むレストランも多数。。それでいてお値段はシシリーの物価でしょうね、とってもリーズナブル。。
エトナ山の夕日のレストランもすばらしかったけど私は実は海の家のようなカジュアルなレストランで食べたムール貝と魚介類のパスタが一番美味しかった・・・
というわけでなんだかとりとめない旅行記になってしまいました。。パリのホテルもとっても素敵でそちらのほうは隙なくインテリア的にもとっても興味深いお部屋2つでしたのでまたご紹介いたします~