京都、Kyoto、京都 |
こんにちは、今年は中秋の名月美しかったですね、十六夜も少し雲がかかって・・・。この九月の十五夜と対になっているのが10月の十三夜で今年は10月17日だそう。昔は両方みないと片見月となると嫌われたようです。せっかくなので10月も楽しみたいですね。
なんでも古代インド思想ではこの2日間は帝釈天が人間界を宝鏡で照らしながら回り、その手に持たれた帝綱の結び目の水晶珠1つ1つが世界にすむ一人一人の心で、一つの心が隣の結び目の心に話かけると水晶の珠は光輝くそうです。なんだか素敵ですね。
ちなみに上の「月」のは井上有一氏筆でお花はナナカマド花器は白磁月壷で川瀬忍さんの作。ちょっとお茶会は次回から英語でかこうかなあ・・ともくろんでます。
「月あかり」の幽玄な美しさ
こちらのお菓子は「月あかり」という和久傳の季節限定のおもたせ。この間残月のお茶会でいただきあまりに美味しいのでびっくり。水羊羹に裏ごしされた栗が顔をのぞかせるとって美しいお菓子でした。普通の栗羊羹とかよりも繊細で美味しい~11月末まで発売されてるそうです。
京都はなんて楽しい!
神戸にいくついでに少しだけ京都によることが多いのですが本当にいついっても京都は新しい発見があって楽しい。こちらは京都御所すぐ近くにある「松屋常盤」さん、季節の栗きんとんと味噌松風が有名ですよね。 創業は、承応年間(1652~55)で 東寺から、御所や大徳寺、茶道の家元に菓子を納めてきたお店で一子相伝だそうです。
以前から頂いてみたいなあ、と思っていたのですが予約でしか購入できないということで中々機会がなかったのですが今回3つ松風を予約させていただきうかがってみました。お値段は840円と決して高いわけではなく
お寺に収めることから卵などは使わずお水と小麦粉だけで練り上げて最後にお味噌で風味をつけてらっしゃるようですね。お茶の先生の所にお土産ももっていったところ包み紙を一目みて「松屋常盤の松風ね」とおっしゃったのでやっぱり有名なんですね。もっちりねっとりしていて滋養に溢れたお味でした。
idola 色とりどりなアンティークビーズや毛糸
ちょっとクラシカルなビルの木製の階段を3Fに上がるとなんだか広いスペースにカラフルなボタンや毛糸がいっぱい。こんなちょっとお茶目なボタンはキットになっていてちょっとしたアクセサリーもできるように提案されています。
毛糸も壁一面にアートのようですね。毛糸の糸って色が沢山あるのはもちろんですがいろんな種類があるんですね。初めからクシュクシュとモコモコがあわさったような糸もあるしラメがはいっていたりさまざま。見てるだけで楽しいです
看板も可愛い
なんだか昔の小学校みたいな建物
踊り場見たいな感じで昔の小学校とかを思い出しますが、idolaが入っているこちらの建物は国有財産にも指定されているサクラビル。古いものも新しいものもミックスしたものもみんな素敵な京都。
TINTINだ!
子供が小さいときに読んだ絵本のタンタン!その専門店もサクラビルにありました。すご~い、タンタンってベルギーのキャラクターだそうですが、こんなにマニアなファンが大勢いるんですね?知らなかったです
銀細工の「かざりやりょう」
若い女性の職人さんがお店のちょっと奥まった所で製作をされている傍ら、来客された方達にちょっとしたご説明をしてくださっていました。本当に細工が細かくて店先にはいくつか拡大鏡が置いてあってそちらで覗き込むと見事な細工が!
小物が可愛い
ウサギやこうもりのブローチがあったり、栞があったりと手に取りやすい小物も充実。かんざしの珠が素敵で手にとってみていたら、「拡大鏡でみてくださいね、それは雲の文様です」と教えてくださいました。拡大してみると直径1cmにも満たない銀の珠の部分に雲の文様が・・すごいですね。
先斗町の余志屋の釜飯美味しい・・・
京都はきっと美味しいものが沢山あるんだとおもうのですがそうそう懐石ばかり食べにいくのも大変です。京都のお店あまり詳しくないのですが、その中で何度もうかがってるのが先斗町の余志屋さん。カウンターの割烹なんですけど本当にどのお料理も気がきいていて美味しい。。
鴨まんじゅうがとっても有名ですけどやっぱり最後の釜飯はお腹がいっぱいでもはずせません。あまったらおにぎりにしていただけるし。この日はジャコカツオに季節のお豆を加えていただきました。ほんと。お見事!美味しい!
この日は細見美術館も駆け足でめぐったのですが何度いっても又行きたくなるのが京都ですね。前回の台風の影響しんぱいですがこれからの紅葉すばらしいでしょうね。