roomsLINK シブフェス&109 |
こんにちは、青井です。今日ニュースで福島第1原発2号機の水位が60cmしかなかったというのと、核納容器内で毎時最大毎時72.9シーベルト(7~8シーベルトで致死量)というのを聞いて愕然としてしまいました。1年が経過し景気も回復基調がみられ外国人も戻ってきているし、六本木もあれだけ賑わった週末だっただけに、「やっぱりまだ事態は収束宣言できる状態じゃないのだ」というのを改めて認識。そう田坂広志さんの「官邸からみた・・」の著作にも書いてあるとブログでも紹介してたのですが、やはりどこかでもう収束にむかっていて欲しいという希望から楽観してしまっていたようでした。やはり注意深く見守る必要がありますし危機はまだ去っていないのですね。。ふ~。。気を取り直して先週21日~23日まで行われSHIBUYA FASHION FESIVALにちょっといってきました~
東京から「世界に向けて発信」するファッションイベント
ということでパンフレットによれば厳選された洋服ブランドによる「合同展示会」なわけですが、それだけにとどまらず渋谷の約250のショップがフェスティバルに参加していてディスカウント、ノベルティー、ドリンクサービス、スペシャル企画などに行われたり、音楽とファッションのコラボイベントやライブイベントが多数行われていました。23日夜はないとアウトイベントも。ハチ公も期間中はシブフェスのトレードマークのピンクのリボンの衣装でドレスアップ!
ますはメイン会場の「合同展示会」にバイヤーの札をつけて伺ってみました(一応バイヤーじゃないと入場できない)。ROOMS本体の展示会でみたブランドもありましたが基本的にはあまり数はありませんでした。スペシャル企画として、秋葉原カルチャーを代表するライブハウス&バー「ディアステージ」によるアイドルカフェ“Dear Stage CAFE produced by MIKIO SAKABE”が登場していました。
実際はこんな感じ・・・。フィギャアとかもあったりして。。。ちょっと宣伝ほど華やかではなかったような。。それにしても渋谷フェスティバルで秋葉原っていうのはいいのだろうか?
「109」こそCOOL JAPANそのもの
高校生ぐらいの子達が吸い込まれていくように109のビルに入っていくわけです。今まで噂は聞いていたけれど、敷居が高くて(?)足を踏み入れられなかった109。しかしファッションウィークだしどうしても一回はみてみたくて勇気を奮って(?)いってみました。正直ROOMSLINKSより私はこっちのほうが断然面白かったです。写真のような外人のモデルの女の子が洋服を着た宣伝はよく雑誌にも載っているしみてもまったく驚かないとおもいますが実際はこうなっていますっ
。↓
え~?ショップが各フロアところ狭しと入っていますが店員の子達はもちろんそこのお洋服をきているわけですが、外人でもハーフでも日本人でもないモノになちゃっています。なんというかキティーちゃんやミッキーに匹敵するぐらい架空感満載。大体みんな金髪だし(それもほんとブロンド風)、体型もあくまでもとっても華奢な感じで手足も細くて長くて、エクステが付けまつげのドールメイクにものすごい短いショートパンツが定番なよう。各お店いろいろですが、全員パールの猫耳をつけていたり。初め建物にはいったとき目が慣れるまでちょっと大変だったのですが、慣れてくると「あら、なんだか可愛い~」。可愛いって言う意味はキティーちゃんが可愛いっていうのと同義ですけが。
ちなみにこの店員さんは本当に可愛くて目はグリーンのコンタクトにお人形のように長いまつげ。このお店のパンフレットにも彼女は紹介されていて’ふんわりヘアにフラワーヘアアクセでとことんガーリーに。「ガーリーカジュアル」だそうです。そうなんだ。
実は一人でいくのが躊躇されて小6の娘をつれていったのですが試着している隙に店員さんに「いくつなの?日本人ですよね?髪の毛は地毛なの?」とか聞いてしまったほど。すっかり変なおばさん状態。そして写真まで撮らせてもらってしまった。23歳ってパンフレットにも書いてあったけど接客とかは意外としっかりしていてそれにもちょっとびっくり。
カリスマ店員がいてその着こなしをみて店員さんの着ている洋服がバカ売れしたりするというのも納得。そもそも値段ももちろん2000円とかそんな感じだし。。ちなみにこれにも驚いてしまったのですが今期のプラダのプリントそのものじゃないですか。。それもその生地でミュミューの型のワンピースつくってしまって4000円?みたいなことに。。。ある意味すごい独創的。
洋服やこういったプロダクトそのものも世界にどこにもない日本が誇る文化だとおもうけど、しかし本当にすごいのはこの店員さんたちそのものがソフトだということ。この独自性とクリエイティビティーは世界にどこにもない新しい文化を確かに発信しちゃっています。目が慣れてくるにつれて私でもここでの美意識なども理解できるようになってきますが、娘のほうはもう初めから大興奮でこの洋服もあの洋服もほしいし、すごく楽しかったらしい。大体109のお店で鏡に映る自分の顔をみてびっくり。楽屋からノーメイクで舞台にあがってきてしまった人かのようなものすごい違和感が・・おとぎの国の住人になっていない!!ROOMSLINKより面白いと感じてしまうのはやはりこれがそれぞれの店員さんが独自に色々工夫して勝手にどんどん進化を遂げて(?)一つの世界をつくってしまっているところ。だれかが企画したものじゃないんですよね、ある一定の枠はつくったにしても。それがすごい。
COOL JAPANの提言でももちろん日本のこういったファッションを世界にということでシンガポールで展示会を開いたりということがおこなわれているようだけど、一層のことロンドンとかパリに109を店員さんごともっていってしまったらどうなの?洋服よりこの店員さんたちのほうがよっぽどカルチャーなんだから!言葉はあくまで日本語でお客のほうが日本語を話すぐらいのイメージで」という意見をとあるところで言ってみたのですが、なんとここでまた驚くべき事実が。。。
そう、どなたかどこかで実験をすでにしていたらしいのです。それによるとこの可愛いニュークリーチャーの店員さんたちは東京という空間にある109でした生息できないらしいのです。ええ??初めはいいのですが3ヶ月くらいたつとどんどん現地に侵食されてきて店員さんたちの精彩がなくなり、まったくいけてなくなってしまうらしい。。そうなんだ・・・ミッキーは世界中で生息しているのに。。それほどレアということなのでしょうか。確かに人気のショップの店員さんになるのには面接の競走も過酷だろうし、東京・渋谷そのものから独特のエネルギーを吸収してまた成長してるということですね。なるほど・・・本当に面白い!
じゃあ3ヶ月ごとに店員さんをローテーションしたらどうなの?とさらに意見をいってみたのですがどうなんでしょうか?実はその会社は中国に109の洋服を持っていこうとしている会社なんですよね。。店員さんもつけて是非もっていってもらいたいわ。。。