SiSが世界に誇る刺繍技術 |
こんにちは、青井です。花粉飛んでますよね。私は数年前から花粉症の時期にじんましんもでるようになってしまってところどころ水ぶくれのようになってしまうのでアレグラを朝晩欠かさず飲んでなんとか頑張ってます。鼻水より跡がのこったりするのがやっかいで。。今年はずいぶん花粉の量が少ないみたいですけど早く終わってほしいなあ。。ところで今年のスイートインスタイルの大きな目標の一つに大手外資ホテルへの参入があります。
今までにも数十室ある小規模のホテルには入れさせていただいたことがあるのですが大きなホテルにまだいれていただいたことがありません。というのはホテルのベッドリネンは通常ホテルが購入するのではなく担当するリネンサプライ(クリーニング業者)が買い取りホテルにはリースをすることがほとんどです。参入障壁もとても大きく刺繍などはもちろん通常の無地のベッドリネンよりクリーニングに手間がかかるためコストの面とその手間のために刺繍をいれたベッドリネンを使用できるのは高級ホテルだけです。
世界最高技術のSiSの刺繍レベル
実はトップ写真のように2本線の刺繍はホテルなどでもとても人気があるデザインですが、ピロケースやデュべカバーに「直接直線の刺繍」する技術をもっている会社は世界でもほとんどありません。というのも模様やデザインがある刺繍は曲線だったりそのデザインのためある意味ごまかしがきくのですが、直線を長い距離まっすぐ並行に刺繍するのはとても技術がいる作業なのです。SiSのタイの工場は日本のリネンサプライの方がみても感心されるほど高い技術を誇ります。実はタイの工場でも直接刺繍をするのはあまりおこなわれないのですが、タイの工場との何度も話合い仕様の打ち合わせをしサンプルを何度もつくっては改良するということを繰り返してようやく実現することができました。直線ラインの刺繍によどみがないのはもちろんのこと、ホテル仕様の高温度の洗濯に耐えられローラーにようるプレスなどで生地の破裂もなく何度にもわたる洗濯でも刺繍の色落ちもしないベッドリネン。
ある大手ホテルの採用のためほぼ実は1年近く何度もサンプルをつくりデザイン、ベッドリネンの強度、刺繍の完成度をイタリア、インド、中国の企業とコンペをしてきていていて、プライス、品質の面ではお墨付をいただいています。直線ラインの刺繍によどみがないのはもちろんのこと、ホテル仕様の高温度の洗濯に耐えられローラーにようるプレスなどで生地の破裂もなく何度にもわたる洗濯でも刺繍の色落ちもしないベッドリネン。あとはなんとか実際の採用がきまればいいのですが・・
SiSの商品を使ってくださっているお客様からホテルよりも自宅のベッドリネンが気持ちがいい、といっていただけることがあるのですが、ホテルで300Tのベッドリネンを採用するのは本当に大変なことなんですね、ホテルサイド、リネンサプライ、メーカーにとっても。やはり肌さわりのよいベッドリネンは通常それだけ繊細で、なるべく長もちしてホテルのものすごく強力な洗濯にも何度も耐えられるシーツのほうが選ばれてしまいがちです、経済的観点だと。でも心地よい眠りがあるというのはホテルの大きな魅力の一つであることは間違いないことでよく眠れるということ自体がホテルを選ぶ基準ですらあります。毎日のコストでいえば数百円の差なんですね、その数百円にやはりほんとの上質なホテルの本質というのもあるとおもうのでせっかくホテルに泊まるのであればやはりそういった眠りを提供したいな。。。と思っています、私達メーカーサイドからいうと。しかしこの数百円余分にコストをかける、というのがホテルサイドからいうとやはり大きい壁になります。そういったホテルサイドの経済的ニーズと強度などのニーズもみたしつつも最高の寝心地のリネンをお届けしたい、というのが私達の願いです。せっかく素敵なホテルに泊まっていただくわけですから家より寝心地が悪い、などとはお客様におしゃっていただきたくないんですね。
今週からホテルのあるリネン大手の会社のプライベート展示会に出品することになっていて新たな大手外資ホテルへのお披露目がスタートします。そこでトップ写真のスクエアに刺繍されたシルバーの2本線のデザインを出展されます。さきほど届いたばかりのサンプルですが、凛として刺繍の隅もきちんと直角になった品格のあるたたずまいにできあがり、自社商品ながらしばしうっとりしてしまいました。大手高級ホテルへの参入・・今年こそなんとか実現したい・・とここ1年ほどのSISの悲願です~またご報告しますね。