8日目 東北関東大震災いまだ迷走 正念場・・・ |
京都にいます。地震から一週間目、原発が冷やせるかどうかまだ危うい状態で被害が終息に向かうのかこれからまだ広がるのかすらわからず予断を許さない状態。地震事態の被害と津波の被害も未曾有の大惨劇だけれど、原発の被害によりこれほど事態の収拾に時間がかかるとは予想していなかった。初動のもくろみの甘さが1週間たってまったくリカバれないまま被害が被害をよびますます収拾がつかないようにみえる。海水注入の遅れからはじまりなぜアメリカ軍の要請への対応の遅さ、全部開示しているのかしてないのかわからない線量の開示データーのあいまいさ・・。被災地への物資の供給のとどこおり、TVが伝える被災地の壮絶な様子にもっとどうにできないのか?とやきもきする。
京都自体はあきらかに東京方面から避難してきている人もいるが基本的にはおちついている。東京にある会社もすでに大阪にオフィスを移す計画をしているところもあり、準備をすすめているという話も実際きいている。しばらくは関西が日本経済を支える拠点になるのだとおもう。昨日八坂神社と清水寺にいってお参りしてきました。どうにかこの被害が収拾にむかいますように。。
清水寺の空はどこまでも美しく・・
清水寺私はもしかして初めて伺ったのかもしれないけれど、なんだかとっても霊験たかな感じがした。説明によると本尊の大随求菩薩は私たちのどんな願い求めにもすぐしたがってかなえるように働いてくださる大悲のお母さん仏でシンボル文字は梵字ハラ(変換できない。。。。)だそうです。もうほんとおすがりしたい気持ちでいっぱい。とりあえず真剣にお参りさせていたできました。
しかしこの清水寺の美しいこと。。茅葺屋根はなだらかにふっくらと丸みを帯びた中央からそのラインが屋根の端に向けてわずかに外側に跳ね返りる。これがもしかしてこの間松岡さんのお話にあった「てりむくり(照起)」にちがいない。二項同一、矛盾をあえて解決しないという日本独特の思想にも基づく日本建築独特の美しい形状。500年以上前に山中に建てられた異風堂々の建物にやはりなにか人の力を超えたものを感じる。。。。
美しく咲いた梅の花
何がおころうと季節がめぐると必ずまた咲く花達。今はもうその姿の健気さやたくましさに少し励まされる。なんとか今から行われるというその「屈折放水車」の放水がうまくいくといいのだけれど。。