Grazia 11月号 ぐっすり眠れるベッドルーム |
涼しくなるとやっぱりよく眠れますよね。特にちょっと前いきなり涼しくなったときは本当に眠くてしかたなかったですけれど最近は落ち着いて(?)よく眠れますよね。そしてこの時期と2月はお洋服も一段落したところでベッドルームの特集なども組まれやすい時期です。先日発売になったGrazia11月号でもぐっすり眠れるベッドルーム特集です。
シーリー&SIS
高め&厚めの高級ベッドの代表シーリーとSISのお馴染みバレンシアでのベッドルームですね。反対側のページは低めのリラックスベッド。
高めってどれくらいかというと50cm前後ですが私もベッドは高めが好きですね。低いとホコリを吸う気がして。
ベッド選びはなかなか難しいですしよくきかれます。コイル重視か上のパット重視かなど書き出すとこれはまた1ブログ以上になってしまうのでまたの機会にゆずりますが本当にメーカーによって寝心地が違うので色々試せる大塚家具などにいって実際寝てみるのがいいですね。
個人的にはコイル重視で上のソフト感はベッド自体のパットというよりはベッドの上にパッドをのせることで調整するのがお薦めです。やはりベッドの上のパッドは年月がたつとへたりなどもでてきますのでこちらは別売のものを買うときに好みのものにすればお洗濯・交換も楽なので。。
ベッドリネンは当然SISのがよく眠れます・・(笑)
最近雑誌もあまりよまなくなってしまったのですがこの表紙の菅野美穂さん、なんかものすごい貫禄でていますね。。実年齢より大分上にみえるけど。大丈夫かな。。。余計なお世話ですが。イグアナの娘とかやってたときの(古い・・)イメージがあって・・あれは萩尾望都原作のすごく面白いドラマでした。
記事の続きはGraziaをお読みいただくとして。。
おまけ 「え~!プリンプリンだ!」
はっきりいって今日はおまけのほうが長いです。たまたまホテルニューオータニのブランチをしてたらお店でチケットをいただいたニューオータニ美術館で開催中の「友永詔三の世界 木彫の乙女たち」。お店の方が「昔NHKでやっていたプリンプリン物語のお人形の作家さんで・・・」とおっしゃるのを聞いていきなり反応してしまいました。 「えっ、プリンプリン?行きます!」
「プリンプリン物語」!皆さんご覧になってました?NHKで私が小学生のころ(って大昔)に毎日やっていた連続人形劇です。たしか夕方6時25分から40分までで当時私は毎日楽しみにこれをみてたんですよね。ティアラをつけて海を漂流していた赤ちゃんはプリンセスプリンプリンと呼ばれ成長し15歳になった時に祖国と両親を探しに仲間たちと冒険の旅にでかけるお話です。中央の銀髪の美少女がプリンプリン。
思わず何十年ぶりにこのプリンプリンの人形を目の当たりにして「え~プリンプリンだ!」と大きな声で叫んでしまいまわりのおじさまとおば様の失笑を買ってしまった。だって・・え~本当に近くでみるとすごくよくできている。木目が顔の表情にぴったりとあっていて長いまつげが特徴的な顔の表情まですごく緻密。説明をよめば衣装や名前はなんと古代インドの叙事詩「ラーマヤナ」を意識しているですって。
IQ1300のルチ将軍!
帰ってから興奮気味に周りの友人に「プリンプリン知ってるでしょ?」といってもなぜか誰も「え~しらない。何それ?」と言われ「え~??そ、そんなまさか、あんなにはやっていたのに、私の周りでは全員みてたよ、ほらぷり~ん、ぷり~ん、プリンプリン♪~」と主題歌まで歌っても何故か誰にも通ぜずがっかり。誰とも共有できなかった。。。そしてついブログにまで書いてしまってるのですが放送は1979年~82年でプリンプリンの声は石川ひとみさんだったんですよね。。どなたかご存知だとうれしいんです。。
この写真のお人形はかの有名な「IQ1300ルチ将軍!」頭の大きい独裁者ルチ将軍はある島での冒険の人気キャラクター。IQ1300って当時流行後だったと思うのだけれど家の近所だけだろうか。ほんとすごい強烈な様相に悪役ながら子供心を鷲づかみしていました。ルチ将軍の歌まで浮かんできそう。確かルチ将軍が登場のときは横向きの頭に赤くIQ1300ってでていたきがする
なんとこの物語のために人形を500体以上製作しているとのことでそれぞれが本当に個性的で楽しかった。こうやって改めて実物を見ると衣装の色あわせなども素晴らしいですね。子供だましなんかじゃない本物だから伝わるものってあります。人形のはずなのにその表情やしぐさにはリアルな感情がこもっていて当時毎日わくわくしながらみていたのを思い出す。NHKって良いことしてたよね。。この人形劇の歴史は古くはひょっこりひょうたん島とか三国志とか紅孔雀とか名作を生んでるもの。
ちなみにこの展示会のメインのキャラクターの木彫の乙女たちはこちら
しかしどうして木目が体の等高線にすべて合ってるのだろう?1本の木からこの少女が掘り出されいるというのが信じられない。全ての像がそうであったけれども胸のふくらみや腹部や脚に浮かび上がる木目がまるで筋肉の流れを正確にあらわしているよう。つまり丸太の段階で緻密に計算されているということですよね。。すごい。
しかしプリンプリン物語り、実際に見ていた当時は気が付かなかったけれどお話はインドの叙事詩などを踏まえながら当時の社会情勢の風刺なども含まれていて改めていまその説明をよむとなるほど・・・・と感慨深い。人形劇の歴史も古くもともとはシャーマニズム的な祈祷や呪術が起源らしい。
日本では人形浄瑠璃の文楽があるし中国では11世紀(宋時代)に盛んであったりヨーロッパでも古代ギリシャ時代からすでにマリオネットがあったとか。東ヨーロッパではファシスト占領下チェコ語でチェコ人にしかわからない風刺人形劇が上演され政治的批判をおこなわれていたという説明を読み人形劇の奥深さも思いました。
プリンプリンでなければいただいたチケットでも私も訪れなかったかもしれないけれどニューオータニのホテルの中にあるとても便利な場所で、思いがけずに楽しいひと時でした。お時間があれば是非。