世界一美しい白夜の夏 ストックホルム2 |
ほぼ全工程徒歩と少しの地下鉄で移動している強行軍。今日が今年の夏の1日目ね、とガイドの牧野さんがおっしゃた美しい夏の幕開け。昨日までコートとセーターの寒さが嘘のような夏の真っ白な光に視力がよくなったのかと錯覚するほど建物や物の輪郭がくっきりと浮かび上がる。光にものすごい角度がついて降り注ぐ。そして湿気もなく空気もきれいなのでまっすぐに対象物を照らして水辺もキラキラしていてほんと世界一美しい夏なんじゃないかとおもわせる心地よさ。これが北欧の夏なんだ・・・
1周15分ほどの小さなフィエデルホルン島
あまりにたくさんのお店をみて消化不良になっているのでとりあえず今日は街から船でたった30分のところにある一番近めの職人の人たちの工房がある島のご案内を・・・30分弱海の風に吹かれているうちにあっという間に島に到着。ここでは木工やガラス、陶器や毛糸などのアーティストの人の工房がいくつかある。
美しい自然の中のアトリエ
野生と思われるバラが群て咲き誇り海からは心地よい風がふいているという島に6~7個あるいろいろな工芸品のアトリエ。これがたった都会から30分というのが信じられない。なんだかものすごく一気に人間らしい気持になる場所。
温かさと洗練
羊毛でできたフェルトでつくられた可愛い靴。ため息がでるほど愛らしい。。ジャケットやストールなどの大人用のものも発色や色合わせがこれまたとってもきれい。
アクセサリーも
お店のレジにはデザイナーの人が自ら座ってる。奥には工房が。。
陶器の工房
女性数名が奥で作陶しているのが見えたけれど素朴でぽってりとした陶器の工房。手作り感あふれるバッジもたくさん。
外のテーブルで乾燥
外のテーブルで作品を乾燥させているのだけれど、その反対のテーブルでアーティストの人たちがお弁当をたべていたりする。この豊かさって一体なんなんだろう。。。またもや考えさせられる。モチーフの一つひとつが本当に周りにある自然だったり生活の中の出来事だったりしている。こんな環境で生活してつくられた作品だもの温かいわけですね。。
ヨーヨーのようにガラス玉がつるされたガラス工房
まるでお祭りのときのヨーヨーのようにたくさんのガラス玉がつるされた工房
LHNAは今日は街のお店へ
ワイプのデザインでも人気のアーティスト、LHNAは今日は街の骨董通りのほうのお店に。そちらでお目にかかれたのでそれはまた次回に。可愛いディスプレー。
おまけ
日本なら取材が入りそうなかわいい子がも(?)がヨチヨチと何羽も島を歩きまわる。まったく人を警戒してる風もなくママとパパについて草をついばんでる。ほんと、なん~て可愛い。。このモチーフの陶芸もありましたし、街の空や島にもたくさん飛んでいるカモメのモチーフの木工も。。。
次回は洗練の極み系、北欧デザイン真骨頂をご紹介しますね。お楽しみに。。
しかしまだ消化しきれません。。。