六本木アートナイト2010 今なら間にまう、急いで!23時から六本木ヒルズアリーナ |
昨年行きそびれてとっても今年は行きたかった六本木アートナイト。ワンナイトだけのアートイベントが六本木の広域エリアで開催されている。メインな会場はミッドタウン、六本木ヒルズ、国立新美術館などだけれど3月27日の日没から28日の日の出までのコアタイムが町中でいろいろなアートイベントを開催している。
超お薦め!「ハーバートの夢」白い光の巨人のパフォーマンス
27日の夜だけ各所3箇所で時間を変えて4回公演があるらしいこのフランスからやってきた「カンパニーデキダム」の「ハーバートの夢」。私は新国立美術館の21:00~21:00の会を今みてきたけど本当に素敵だった。まだ23:00~24:00が六本木ヒルズ、28日早朝2時15分~がミッドタウンで行われるようなので時間があったら是非!!写真だけでは臨場感がつたえられないけれどもちょっとご紹介
初めは5人の顔を白塗りにしたパフォーマンスの方々が音楽にのって登場。2mは超えるかという高さで会場に入ってくるとみんなの歓声が。なんと足はこんな竹馬上のものにのっているらしい。それなのにとっても軽やかな動きでちょっとユーモラスな動きのパフォーマンス。会場をゆっくり移動していくのでカメラをもった観客の頭もそれにあわせて動いていく。そして暫くするとゆっくりとその場で回転をはじめると着ているこの白いマントがゆっくり空気をはらんで大きくなっていく。
そして見る見るバルーンのようにふくらんだ大きな頭と腕が現れパフォーマンスしている人の顔が胸のあたりにかくれてしまい頭が大きな全長3mはあろうかという大きな巨人が5人出現する。この変身場面はみんなの大歓声とかわいい~!の声。ほんとなんだかユーモラスな浮遊感。「癒される~」の声も飛ぶ。屋外なのだけれどもパフォーマンスにあわせた音楽が微妙に曲調も変化させている。
5人ぎゅっとかたまったかと思うと1人と2人組みになったりなにか有機的物体がふわふわとまた拡散していたったりする様がとっても面白い。
突然今度は頭にあたるバルーン部分が光だす。ここでまた歓声。そして屋外の樹に寄り添いパフォーマンスの人が現れこうして暫くたたずむ場面も。静と動もとてもよく考えられている。
そしてまた白い巨人の光のパフォーマンス、ウオーキングと続きまた回転しながら空気のマントがしぼみ2mのパフォーマンスの人に戻り退場していく
ほんと23時からの六本木ヒルズにもう一回見に行きたいくらいです。周りの観客の人の会話が聞こえたのですが8時台にミッドタウンの建物内を周遊してそれからパフォーマンスがあったらしいのですが「この(新国立劇場の庭)の狭いスペースでのも広いところと比べて面白いね」といっていたので2回みている人も沢山いそう。でも思いのほか人は多いのですが大混雑というほどではなかったんですね。どこかのんびり街を歩いている人が結構大勢いるね、って言う感じ。お金を使わなくても東京って楽しめる街になっている。なので楽しいのだけれど熱気渦巻くというのとは全然違うのが東京というか日本の成熟と停滞を象徴しているようでちょっと不安にもなったんですけど、この話はまた今度。先を急ぎます。
その他六本木の街のあちらこちらにアートスポットがあるらしいけれど私はとりあえずささっとミッドタウンをみました。
雲をさした(?)パフォーマンス集団
2Fのガレリア入り口付近にはこの雲をさした方々が7~8人いて写真撮影に応じてました
巨大ケーキ
大きなショートケーキのオブジェ
「WOW」の作品ROOFSCAPE
世界で活躍するという映像製作集団WOWの作品も出現しています。
そしてサントリー美術館では「和ガラス -粋なうつわ、遊びのかたちー」展開催
今日はサントリー美術館も22時までOPEN。私も駆け足でみてきました。光の白い巨人のマルつながりでこちらは風鈴・・・。この和ガラスも素敵だったのでゆっくり説明したいけれど時間がない!それよりなにより是非
お近くの方は「ハーバーとの夢」見に行ってください!一見の価値ありです。絶対!
そして六本木アリーナ分も追加。母が行ってとってきた写真。。やっぱり行けばよかった。。