日本橋三越 X Suite in Style |
やはり1月はあっという間に過ぎ去ってしまいました、毎年のことですが。気がつけばもうすぐ立春。2月3日は節分で本来は4つの季節の終わりが全て節分だったので1年に4回あるらしいのですがこの冬の終わりの2月3日だけが今も残って節分の豆まきするんですね。そしてその春が始まる前日2月3日より日本橋三越本店5Fリビングフロアで「スタイルのある暮らし方」をテーマに橘田美幸コーディネートによるお部屋を4つ展開します!
このスイートなピンクのカーテンと優しいベージュのラグにキリッとモダンなテーブルのコーディネートが印象的なイメージ写真今回三越のご案内の冊子の表紙にもなっています。実際のお部屋のイメージは下の4つ。今もっている 家具をちょっとした布使い小物使いでこんなに素敵にモダンに今っぽく。
「エレガントなベッドルーム」
「クラシックとモダンが融合したダイニングルーム」
「ちょっとお茶目なマラルンガ(リビングルー ム)」
「おじい様の読書の椅子」をモダンでエレガントに展開
生地のほうはブログでも何度もご紹介しているあの日本一(?)素敵な輸入布地のお店「ナショナルトレーディング」さん、そして家具はこれまた日本一高級な家具ショップ「サァラ麻布」、おなじみカッシーナIXC、ロイズアンティーク、ロゼ、日本ベッド などのコーディネーション。アートはギャラリークローゼットから。これはインテリア好きにはみのがせないですよね?
講談社Grazia2003年7月掲載 撮影 / 永野佳世
このSISのオリジナルコンソール初めもちろんベッドリネンもあります~。ちなみに一応宣伝21万円!
ご登録していただいている方には上のDMを先週末にお送りさせていただいていますが届いていますでしょうか?今回私達は実はほとんど現場にはいないんです、接客という意味ではもうそれは素晴らしい三越様にお任せしてしまっています、ほとんど。(すみません・・)なのでもし直接コーディネートのご相談などしたい!という方がいらしたらinfo@suiteinstyle.comにご連絡いただきご予約いただくか2月7日14時からは橘田のトークショーが30分ほどあるのでその時に是非お越しください!
舞台裏
しかし実を言うとまだ色々バタバタしていて火曜日の夜のセッティングにいってみないと実際のところの仕上がりはわからないんですよね。。。なのでまた現地アップしたらブログで写真と一緒にお知らせしますね。まだこれからパンフレットとかの印刷もありますしいろいろ雑務が。。。この写真はDMを作る前に10種類くらいいく試作したもののうちのいくつか。今回撮影のときの写真で使えるものが4枚しかなかったのとちょっと日本橋三越様だったのでSISらしくはもちろん、ちょっとクラシック目に仕上げるつもりだったんだけれどSISの商品がうつっているのがベッドルームの写真とコンソールだったのでピンクの写真は排除して、ということで2枚。コンソール1枚だけでやろうか、やっぱりベッドルームをいれるかとか何枚か試作をするのですが結局トップの写真のDMにしました。誰も気にしないだろうけど本人的にはすっごく気になる0.1mm単位で位置ずらしたりして。SISらしいのはもちろん私がつくればなんでもSISらしいんですけど、ちっともクラシックにはあがらなかったかも(笑)。
余談
FOXのSTYLISTAという番組をご存知ですか?番宣そのままコピーすると野心に燃える11人のファッション業界の卵達がファッション雑誌ELLEでの編集ポジションをかけ白熱の戦いを繰り広げる!11人の候補者はELLEのファッション・ニュース・ディレクターでファッション業界に対し絶大な影響力を誇るアン・スロウィーのアシスタントの仕事に従事。候補者は毎回ファッションジャーナリストとして様々な試練にチャレンジしていく というもの。優勝者はなんと1年間ELLEの編集部で働けて高級マンションとH&Mの服(なんでH&M?だって協賛だから)の服が支給されるんだって。マンションや洋服はともかくこれはすごいキャリアアップのチャンスですよね。だからもうみんな必死!
先月毎晩一気に放送しているのを手に汗にぎりみていました。プラダを着た悪魔のドキュメンタリー番みたいな感じだったのですがアメリカンアイドルなどは同じ勝ち抜きでもちらっとみただけでそれっきりだったのに、こちらは毎回のテーマが編集に関わることだからなにか結構日々の仕事にもちょっと関連があって毎回でた課題が人事とは思えない。「アンの姪っ子のために10歳のバースデーパーティーをプロデュースする」プレゼンまでの時間は3時間、さあ用意してきて!審査員はアンとその姪本人とその友達の子供。。ああ~もうどうする?って私の課題か_?というぐらい胃がキュ~となりました。。
しかしこの副編集長のアンもみんながこの業界に思い描くイメージ通り。スーパーお洒落で美人のキャリアウーマン、でもすご~く恐い。いたいた、外資系証券会社にもここまでじゃないけどこういう恐いお姉さま方がその昔。その他参加者ももちろんTVのエンターテイメントだからにしたってよくぞこんなドラマの配役のような面子がそろったというもの。業界経験は長くてバランスよく仕事もできるけどちょっと斜に構えてる女子や天才的ファッションセンスが光るけど1Pに何個もタイポやらのミスをする黒人の男の子、もう有り得ないくらいわがまま仕事は中途半端本当は1次試験で落ちてるだろう!キミは!でも番組的にはいてもらわなくちゃ、みたいなトラブルメーカーの女子、ものすごい太っていてそれがコンプレックスになっていてファッションの仕事が好きなのと自分のアイデンティティーで苦しんでる子など毎回チームになったり個人になったりの競争でそれぞれが必死だからきれいごともいっていられなくて素がでる。悔しかったり嬉しかったりライバルだったりでもその中での友情も芽生えたり、たたえあい、けなしあいそして自分を信じて頑張る。まあほんとにお決まりではあるのだけれどそこの一抹の真実があるからみているほうも目が離せない・・・
でも最後に勝ち残った一人は私も初めからこの娘でしょ、そりゃあ。と思っていた娘。コンピューター情報関連の異業種で働いていて業界経験はゼロだけどかしこく仕事が正確そしてやる気があって前向き、そして何よりこれから一緒に働くのになにより性格が大事だけどこの子しかいなかったもの。この審査期間の8週間の間に驚くほど業界的な知識を吸収して成長したのはもちろんのこと最後はELLEの表紙の撮影でみせたファッションのアイデアや新しいことをしようっていう姿勢もよかったし。でもやっぱりどんな華やかな業界でも大変~。そして正確に正性格良くチームプレーができてっていうのは大前提。才能やセンスももちろん大事だけどその前提がまずないとどの業界も絶対だめなんですよね。。。ファッション業界、芸能界なんていう極端なところですら。。
しかし自分のやった仕事も毎回アンやゲスト審査員に毎回コテンパにこき下ろされてそして1人づつ脱落していく。。。こわ~い~、こわすぎる。DMとか駄目だしされてもとっても困るもの。DMレベルじゃないか(笑)でもやっぱりすっごく勉強になるでしょうね。私も参加してみたい~、かな?