Nowhere but Hayama |
来月ウィークリー別荘を手掛けるNowhere resortの第二段Nowhere but HayamaがOpenする。Suite in Styleもベッドリネンをご提供させていただいく関係でOpenに先駆け現地見学に連れて行っていただいた。場所はまさに葉山御用邸のすぐお隣、一色海岸まで徒歩1分という最高の立地。基本は1週間単位で木曜日から翌週水曜日までウィークリーで別荘をシェアしていくという考えに基づきベッドルーム2部屋、その他和室2部屋(なんとお茶ができるように炉まで切ってある!)で計8名泊まれるようになっている貸し別荘である。キッチンには冷蔵庫、電子レンジ、食器洗機、食器、調理道具そして洗濯機や1週間分のバスケットにはいった朝食などもついたパッケージ。
日本家屋をおしゃれにリフォーム、和みます
家屋は個人の方が所有されていた歴史ある古い日本家屋をリノベートしているのだが、日本家屋の骨組みやタイル、ガラス、木材、梁、長州瓦など残せるものは補強しながらいかしつつ、キッチンなどの水周りやベッドルームなどはモダンにしあげているとっても趣のある一軒屋の別荘。Nowhere resort の堀部さんによれば新しい家一軒建てるよりもよっぽど大変で古いおうちの中にもう一軒新しいおうちをたてたようなものだったそうです。施工は構造とふるい建材の補強の兼ね合いから設計どおりにはなかなか進まず何度も図面を書き換えながらの作業だったとか。
懐かしい~広い縁側です!
2階建ての建物の1Fはぐるりと縁側が回っている茶室6畳、和室8畳、シングルベッドが2台おかれた和室8畳に8人掛けのダイニングテーブルがあるダイニングキッチン。縁側からはお庭の設計士がはいったという和モダンな広いお庭がみえます。つくばいと灯篭もおかれていました。
茶室の障子の桟や欄間の透かし彫りは本当に繊細。洗いをかけるまえはもっと木がくろっぽかたそうですけど洗いをかけて木が若返り明るい色になりお部屋も見違えるように明るくなったとか。ところどころに古い木材を補修した白い漆喰もわざとみせていてそれがとってもお茶目。
天高は古い家屋なのに結構あるのだけれども襖や出入り口の戸の背がみんな低くてそれもなんだかコージーで落ち着く。トップ写真はレトロな洗面所のタイルをそのまま生かして施工。なんだか洗面台も低めでタイルもいい味だしています。
8人ちゃんと座れるダイニング。白い壁にピクチャーウィンドーのとり方もモダンでキッチン上の戸棚はなんと後ろがガラスの窓。戸棚が明るかったので後ろから照明をあてているのかとおもったらもともとあった窓をいかしたそう。ガラスも昔のがらすって完全に平らじゃないから光もどこかやわらかくはいっくる。
二階はよりモダン+カジュアル
モダンな彫刻のような階段をあがると2階にはセミダブルが2台はいったベッドルーム。ベッドリネンはSISのバレンシアが1階別途ルームとともにはいります。ベランダにはジャグジー、シャワールームも白いタイルがかわいいすっきりモダンな仕上がり。天井は天高をだすためにわざと梁もみせてちょっとロッジ風。昔の持ち主の方の名前がはいった木材がみえていて面白い。
ベッドはこだわって何社も値比べた結果シーリーのものを採用。ちょっと固めのラインをセレクトされたそうです。
気になるお値段は?
気になるお値段はレギュラーシーズンで6泊4名様までで一棟43万円ほど。1名に追加料金が6泊21000円。もちろん決して安くはないけれどもこの場所に1件屋の別荘を個人で持つのには莫大な費用がかかる。ましてや今回は商業ベースで作られた別荘というよりはまるで自分の別荘を建ててるかのようなある意味採算をやや度外視しているのでは?とこちらが心配になるほどこだわりよう。
ジャグジーはまだカバーがされていました。
今時のスローライフにワークシェア、セカンドハウスだってシェア!
こんな素敵な別荘一人でもつよりみんなでシェアしちゃいましょうよ、そして1年に1週間か2週間、好きなときに好きなスタイルで利用できればいいんじゃないの?っていうなにかそんな自由な今の空気を感じるプロジェクトです。東京から1時間ちょっとのショートトリップともいえないくらいの時間でのどこかにありそうでどこにもない懐かしいようで新しい不思議リラックス体験でした。来月2月7日のOpeningパーティーでは私達もベッドリネンにアイロンをかけてもっていきベッドルームを素敵にコーディネートして皆様をお迎えします~。またそれは追ってご報告します。Nowhere Resortの素敵なHPはこちら